11月24日、金曜日。オンライン・ストア〈平凡〉内で読書日記を付けている。いちおう日記だから毎日のつもりでいるのだけれど、時々の状況によってはなにも書けない日もある(まとめて数日分さかのぼって書くこともある)。その日記が、最近面白くなってきた。本と本との思わぬ関連を見つけて高揚する。想像以上の内容に驚かされて、言葉を失うときもある。
具体的に書く。11月19日付けの、村岡俊也『穏やかなゴースト 画家・中園孔二を追って』と21日付けの澁澤龍彦『私の戦後追想』。なんとなく気になって読んだ前者、種村季弘の本に導かれるように手にした後者に共通して登場するのは、秘田余四郎という人物だ。それまで全く知らなかった人が、異なる順路で一箇所に集まることは雑読以外ではあり得ない。なるほど、本の話は果てしがない。
ブログを読んで、あの日の日誌に共感した。ああ書いていたけど、自分はそうじゃないと思う。など感想をメールしてくれる人がいる。とても嬉しい。
今日も通常営業。明日明後日は13時から開けています(つくばマラソン……嫌だなァ)。
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