2015/11/13

『tentont』no.4


“感覚が違えば、見え方も違う。一緒に行動するときも、全然違う見方をしてる。”
-「テントント実験室 アスペと旅をしてみたら?」より

毎号好評の無料冊子『tentont』の最新号の配布がはじまりました。
今号の特集「旅に出る人たち」に連なる冒頭の記事「テントント思考実験室 アスペと旅をしてみたら?」をボクは興味深く読みました。
その他、イングランド在住の自閉症スペクトラム障害(ASD)を持つ漫画家クロエ・アスパーさんへのインタビューも面白かった。『ダイナ恐竜』という作品がすこぶるキュートなクロエさん。ASD当事者を指す“アスピー”という呼称も新鮮でした。

毎号多めに頂いていますが、気になる方はお早めにご来店の上確実に手にしてほしいと思います。
上に引用した言葉(とその現象)、これを意識することは、いま現代を生きるのにけっこう大事なことじゃないでしょうか。

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テントントとは
私達TENTONTO(テントント)は、ひとりひとり生まれつき顔が違っているように、人それぞれの感覚は違っていることの認識を広げ、センサリーデザイン(感覚の違いから生じる問題を解決するデザイン)を広める活動を行っています。その上で、感覚の違いに起因した問題を抱えやすいASDやADHDを持つ方々に注目し、センサリーデザインについての情報を、TENTONTOという名前のZINE(フリーペーパー)を通じて発信しています。
現在のメンバーは、ASDやADHDを持つ当事者や、ASDやADHDを持つ家族のいる者、発達障害に関連する福祉やデザインに興味のある者など、ASDやADHDに高い関心を寄せる若者11名です。多くの人と感覚の違いを持って暮らす人々=テントントさんのために、皆ボランティアという形で、インターネットで連絡を取りつつ制作を進めています。メンバーは随時募集しておりますので、興味のある方はこちらからお気軽にご連絡ください。

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