2022/02/02

『すきまから』(LP)

聞いてびっくり。これ今の録音? 若者? と疑いたくなる70年代日本のフォーク、ロックそのものの音、そして金延幸子や初期の吉田美奈子を彷彿させる歌声、そのテープに驚いて作ったCDがこれでした。–田口史人(『ホワイトハウス –オズディスクの全作品 1993–2004–』より)

フリーボ『すきまから』(LP)が届きました。
1996年6月に発売された作品が25年以上を経て、アナログ化。今回のリリースではじめて耳にした印象を自分なりに言葉にすれば、「アメリカン・ロック」。もう少し詳しく言えば、アメリカのルーツ・ミュージックに根ざして演奏される骨太のブルース・ロック。キーワードにされる「フォーキー」という響きより、ぐっと力強い音だと感じます。B面2曲目「猫」(いい曲!)以降、フォークの雰囲気が増すような。

販売価格は4180円(税込)。封入のブックレット所収のインタビュー、レーベルオーナーの作品解説、時代背景のテキストも読みごたえあり。

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