2020/06/07

『大人は判ってくれない』


1959年パリ。映画青年トリュフォーが、自身の不良少年時代をモチーフに撮った作品『大人は判ってくれない』が、世界中の映画を一変させた! 今をときめくグザヴィエ・ドランが長編第1作『マイ・マザー』で、巨匠スティーヴン・スピルバーグが学生時代の作品でオマージュを捧げた、ヌーヴェル・ヴァーグ作品の金字塔。観る者をナイーヴな童心に帰し、魅了してやまない、優しくて力強い傑作青春映画だ。そんな本作の魅力を “言葉” から味わう一冊。

フランソワ・トリュフォー/山田宏一 訳『大人は判ってくれない』が届きました。
1959年、27歳のフランソワ・トリュフォー監督の長編第一作のシナリオ採録を中心に、翻訳家・山田宏一と音楽家・世武裕子のエッセイ、映画の名所巡礼地図を収録したペーパーバック。表紙や本文の紙質、レイアウトまでよく練られた一冊です。思わず手に取ってしまう、存在感。

販売価格は1430円(税込)。映画書レーベル「Saturday Cinema Book」からの第一弾リリース。

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