2016/12/13

『LUVRAW』


“今作で徹底したことは作品としての質や体の良さよりも むせ返るような情念、その土地が持つ空気感、または夕暮れの思わせぶりな風、まるで何かを訴えかけるかのように明滅し続けるビル群の赤い光が切なくも頼もしくも見える夜の帳、 朝焼けのまどろみ等々、見えないものや聞こえないものを楽曲へ落としこもうとすることに終始異常なまでに執着した。”-鶴岡龍(あとがき『無意味と知りつつもこだわる大きな意味』より) 

“現実にあり得ないものが、音楽の流れる数分間だけはあり得る可能性。それを信じたい。 
だいぶ遠回りもしたし、機材だって重い。みんなの言うことがあまり理解出来ない事も多い。でも音楽を作らずにはいられない時がある。とても勇気が出ました。”
-VIDEOTAPEMUSIC(「『LUVRAW』発売に添えて」より)

LUVRAW改め鶴岡龍とマグネティックス『LUVRAW』が入荷しました。
上に一部引用させて頂いた、鶴岡龍・VIDEOTAPEMUSIC両氏のテキストから想像するも良し、下に貼付けたサウンドクラウドで直接試聴してみるも良し。ピンときたなら、とっかかりは自由なので、この抽象的な音楽表現に是非触れてほしいです。どこかにあった、かつて体験した忘れ難い「あの感覚」を抽出した全9曲。まずは聴いて、揺れて、夜風になぶられてみてください。ウッと何かが放出される、はず。

販売価格は2700円(税込)! 限定販売ゆえの少数入荷です、お早めにどうぞ!

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鶴岡 龍

電子音で歌う鼻歌と溜め息は夜に響いて波に合う。
メロウな手口のシンセ歌手(トークボクサー)
横浜生まれのムードにこだわる音楽作家。
生きる快楽レイドバック研究家。DJ。
-IMAGECLUV- 主催。イメージする事を生業に猫と暮らす。
imagecluv.com

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