ドロップアウト思想がある意味肯定的に使われてきたように、世の中に流されることなく社会との距離感を自分で取り戻すことは、現代社会において重要なことなのではないだろうか。このZINEではそういった働き方をする注目すべき人々に話を聞き、それを紙に書き記す。
『AWOL ZINE(エイウォル・ジン)』が届きました。
代田橋の書店〈バックパックブックス〉、雑誌『inch magazine』が共同制作した小冊子、第一号のイシューは「隣」。代田橋駅前に店を並べる〈バックパックブックス〉と〈OMIYAGE〉の店主、宮里祐人とロボ宙の対談はこんな話を聞きたかった〜! って感じのおしゃべりで、読んでいて楽しい。笑えて、勇気づけられる箇所もあるいい話。
逆サイドは『inch magazine』と『DAWN』、両雑誌の編集人である菅原祐樹と二宮慶介の対談で、ビシッとしまった文化論に。社会の動向に向き合い、他者を弄せずに雑誌をつくるお二人の根幹に触れられる好内容。何度も頷きながら読みました。
販売価格は700円(税込)。オンライン・ストア〈平凡〉でも購入可能。
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