6月3日、木曜日。日曜に図書館で借りてきた、ナナ・クワメ・アジェイ=ブレニヤー(押野素子・訳)『フライデー・ブラック』を読んだ。12の短編のうち、鮮烈な印象を残したのは「旧時代 〈The Era〉」と「フライデー・ブラック」。架空の世界を描いていながら、ヒヤリとさせられるリアリティ。凄惨な行為と日常的な行動とが隣り合う。現実社会の先にある世界を描き出しているように感じた。ゾッとさせられながら、引き込まれてしまった。
今日も新刊に入荷予定。月が変わって、店内に動きが増えてきています。
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