突如、実にまったく突如、酔いが発した。ひや酒は、たしかに、水では無かった。
6月10日、木曜日。今朝、いちばんに読んだのは太宰治の掌編「酒の追憶」。古書店で購入したての山本容朗・編『酒呑みに献げる本』の冒頭に置かれていた話が抜群に面白く、10ページほどのなかで何度か声を出して笑ってしまった。空襲後の東京、とある酒場での出来事とその後の顛末は、とても笑えるものではないのだが、つい口元が緩んでしまった。太宰治の可笑しさ、恐ろしさを知った気分だ。
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