“取材の旅に出て、人に出会い、話を聞く。
そして、一緒に食べたり、飲んだりする。”
-編集後記から
上記の通りに生身のまま、旅に出て、人に会う。
それがそのまま記事になっているのが素晴らしい。新しい生活文化誌『疾駆/chic』の最新号が入荷しました。
今号で編集部が旅するのは静岡県の伊豆半島と三島。大きな富士山を目印にして、導かれるように物事に出会った旅が記録されています。
特集から流れるようにつながっていく連載も読みごたえがあります。ある土地に人がいて、暮らしている、その創造性に思いを馳せる面白さ。
各国、各地の人々を取り上げつつ、生活というどうしたって切り離せない文化を取り上げる、希有な雑誌だと思います。
“これまで、ここ、これから”にはチバユウスケさんが登場していて、嬉しくなりました。
ひさびさに会ったような気分で一気に読んでしまいました。もちろん、知り合いではありませんが。
販売価格は1728円(税込)。ゆっくり味わってほしいです。
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「疾駆/chic」は、私たちの時代の豊かさの意味を、
きちんと考える場を作りたいという想いから刊行されます。
現代の私たちの生活は、実に様々なものによって彩られ、
そのひとつひとつがあらゆる方法で関係を結んでいます。
生きていくために無くてならないものから、どこか遠くの世界のことまで、
欲しいと思う情報はすべて得ることができ、
また、それらに関わることも可能です。
「疾駆/chic」は、そうした現代の生活に含まれる様々なものの関係性を紐解き、
物事が持つ無数の魅力を明らかにしていきながら、豊かさの意味を検証し、拡大していきます。
毎号の特集や連載、コラムでは、現代の衣食住の姿を全般的に取り上げ、
それらをより豊かな方向へ導こうとしたり、新しい可能性を探ろうとしている人々や地域に着目し、
取材や誌面作りを協力して行うことを通じて、
日々の暮らしに対する新たな視線の在り様を提案していきます。
また、これまでにない雑誌の在り方を探るべく、ハードカバーの装丁に、本文には、毎号様々な洋紙を用います。
書物作りの可能性にも挑戦しながら、より永く読み継ぐことができる雑誌を制作していきます。
http://chic-magazine.jp/
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