2021/01/11

1/11 家日誌

年末に手に入れて以来しょっちゅう針を落としている、Ernest Ranglin『ranglin roots』。大好きなジャマイカ人ギタリスト、アーネスト・ラングリンの未知の作品だったので、ジャケットの迫力にやや気圧されながらも購入した。メロウでスムース、軽やかな指運びで鳴らされるギターの音が聴くたび心を軽くする。レゲエらしからぬ音像の良盤だ。ただ、レコード全体に入ったザザッとしたノイズがどうしても気になる。返品するかどうしようか、数日かなり迷ったのだけれど、少し調べてハッとした。これはジャマイカ盤。そう気が付いた段階で、問題はほぼ解決。そんなことを気にするようならレゲエのレコードに手を出すな、と自分を戒めた。

ジャマイカ盤はノイズもセットでしょう! 盤に埃が溶け込んでいても、ジャケットがミスプリでも、あの感じが大好きです。

その後、とある方とのメールのやり取りでこの盤の話になり、上記の返信を頂いた。そう! そうなんだよなあ、とつよく納得。この感覚を持つとレゲエが、ジャマイカ音楽がより好きになる。今も、ラングリンのレコードを聴きながら、これを書いている。

0 件のコメント: