2020/07/03

「our lock down party」を配信します!


新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、通常営業ができなくなった〈Club OctBaSS〉は先月から、レコード屋〈OctBaSS Records〉として場を開いている。お世辞にも立派な設えとは言えないのだけれど、その仮設感がどうにも居心地が良く、足を運ぶとつい長居してしまう。あるとき、店主のエスプラ君と缶ビール飲みつつあれこれ雑談をしている中で、ふと思った。「今、この状況でしか出来ないことを、やろうじゃないか」。動き始めている配信催事の場を借りて、何かやれることはないかと、話をはじめた。

まず、つくば市出身の音楽ライター・二木信さんに声をかけ、トークイベントに招きたいと申し出た。内容が定まりきらない時点での誘いに、二木さんはすぐに乗ってくれて開催は決まった。この催事は二部構成。トークとDJプレイを配信する。後者に招くのはDJサモハンキンポー。イベント名は「our lock down party」。7月12日、日曜日の夕方からゆっくり始めることにする。

第一部、トークのテーマは「ローカルストアのたたかい方」。つくば市の天久保地区に店を構えるエスプラ君と自分、植田の現状と展望。地元つくばを離れて、東京居住歴が長い二木さんから見える、この街の状況。これらをうまく絡められれば、今後の課題、向き合うべき事案が浮かび上がるのではないかと思っている。時間はおよそ60分。どれだけしっかり話が出来るか、ハラハラするけど、楽しみが大きい。

第二部。電撃的な誘い乗ってくれた(大感謝!)、DJサモハンキンポーこと松下源くんのプレイはたっぷり90分。配信を受け取る場所、それぞれの作法で楽しんでもらえたら、とても嬉しい。当日は会場に遊びにも来れる。ただ、マスク着用、対人距離の確保は必須。くれぐれも無理はせず、それぞれの判断をしてほしい。配信でも楽しめるよう、出来る限りの工夫はするつもり。

ひとまず、「our lock down party」開催の経緯はここまで。…と、忘れちゃいけない。イベント名とロゴを作ってくれたのは、tactsato (home made radio club)。同デザインのTシャツも、〈Club OctBaSS〉内のレーベルから近日中にリリース予定。バックプリントまで良い感じなので、続報をお楽しみに。

0 件のコメント: