時代がカーヴを切ってまがっていったとき、それまでの時代とのっぴきならない関係を結んでしまった者は、いっしょにまがっていくことができないで、そこでおいていかれてしまう。
7月4日、土曜日。上に引用した一文は、三木卓『若き詩人たちの青春』(河出文庫)のなかで見つけたもの。残酷なまでの時間の流れ、時代の移り変わりを前に人は、詩人たちはどう振る舞い、その後の道をどう選択したのか。三つの時代を生きる詩人、三木卓さんの言葉は平易だけれど読み手を時に立ち止まらせて、沈思をうながす。力のある本。
今日は13時から20時まで開けています。お暇でしたらお運びください。
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