2012/10/25

“街でいちばんの雑誌” -販売中!


白楽の六角橋商店街 「ドッキリ ヤミ市」は面白かった。
歩いて歩いて、ビールを呑んで。しゃがみこんでは本とかCDを漁ってみたりして。
まったく飽きない。角を曲がれば生演奏。ジャズもレゲエもロックも、なんでもござれだ。結婚式もやってたぞ。
遂には地元で会えない友人ともバッタリ遭遇。吃驚だ。トイレは詰まっていたけどそれはご愛嬌。
だから、もう一度言う。まったく飽きない。あのヤミ市は最高の催しだと思う。

そこで出会ったのが、『STREETWISE』の創刊号。
“ZINEでもフリーペーパーでもない、雑誌”という心意気が素晴らしい。
そう、これは雑誌。「ZINE」ではなく「MAGA-ZINE」なのだ。よくわかってる。
なんて、偉そうに言いたくなってしまうほどに、この雑誌にボクは参ってしまったのだ。

「あなたに一票!」という気持ちも込めて、迷わず購入を決めた。

     街を一つの大きな学習の場として、その学習の場を、
     時に自分を見失いそうになりながら、さ迷い歩いていくうちに、
     獲得した知恵や知識、それがストリートワイズだ。

     しかも、街をさ迷っていると、その迷路のような道すじで、
     ある時突然、まさに路上の賢者といえそうな人(物)に出会い、
     彼らの手招きによって、気がつくと、自分が目指していた以上の場所にいる。
     自分の直感を信じてアクションを起こさないとストリートワイズは生まれない。
     地図やマニュアルは、アクションを起こすきっかけにはなっても、
     それだけでは路上の賢者に出会えない。街で生きる知恵を手に入れることは出来ない。


     坪内祐三  /『ストリートワイズ』より

ストリート・ワイズに導かれて、ボクはこの雑誌と出会った。
本屋ではなく路地で。たぶん、もっとも望ましいかたちで遭遇したのだ
これはまだ創刊号。今後の展開が楽しみで仕方がない。

***
“街でいちばんの雑誌”

街で出会った面白い<ヒト・コト・モノ>を特集する雑誌、それが『STREETWISE』です。
創刊号ではメロウな“ハマ風”を吹かせるトークボックス・デュオ、LUVRAW&BTB。
人生をブーガルーに捧げる男、チャーリー宮毛。そして、あらゆるビートを乗りこなす新世代MC、あるまを大特集! 
さらに文筆家の大竹昭子が自身の原点であるニューヨーク時代を振り返ったエッセイ「NY1980」を特別収録。
ボリューム満点のインタビュー、こだわりのグラビア、豪華執筆陣によるコラム群、そして貴重な資料の数々。
ZINEでもフリーペーパーでもない“雑誌”を横浜から発信します!

発売日:2012年4月15日
判形:B5中綴じ
構成:オールカラー/64頁
価格:1000円(税込み)
発行所:OFFICE Flaneur
発行・編集:田中元樹
印刷・製本:シナノパブリッシングプレス
表紙・裏表紙:ototo22.com
デザイン:小栁直子(MaK OFFICE)、林恭平、田所智哉

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