2020/02/19

『アルテリ』九号


熊本の文芸誌『アルテリ』九号が届きました。
七号、八号と続いた花の絵から一転、「どこ?」とだけ記された表紙にまずびっくり。そのままするっと谷川俊太郎さんの『どこ?』に引き入れられる、動きのある構成が面白い。今号で気になったのは、平田洋介さんの「土手ノ内」。とある家族の話。こうしたテキストが普通に入っているのが、アルテリの独特さだと思います。生きること、死ぬことが並置されている稀有な雑誌です。

販売価格は1100円(税込)。四号からのバックナンバーも揃っています。

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