2018/08/17

『木崎音頭』

アートワーク:高木紳助(soi48)

木崎音頭保存会/クラーク内藤『木崎音頭』が届きました。
画像のアートワークの通り、これはただ事ではない音源です。一聴では「はて?」となる方もいるかと思いますが、自前の解釈をぐっと堪えてリピート&リピートをおすすめします(できるなら大きな音で)。ヒヤッとする程クールなクラーク内藤謹製版もあわせてぐっと飲み干してみれば、あたらしい音世界が見えるかもしれません。

販売価格は2484円(税込)。アナログ版は今月末に届く予定です。

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俚謡山脈監修の民謡シリーズ第三弾、今度は群馬だ!異常なブースト低音と歪んだ木霊が渦を巻くヘヴィーウェイト盆踊り決定版「木崎音頭」を、現地保存会のオリジナル版と当世TRAP版の新旧ダブルでリリース。これで貴方の民謡観が覆る!?

今回我々は木崎音頭保存会の協力の下、盆踊りの夜の喧騒を閉じ込めた昭和55年と56年の現地録音版をリマスターして収録。そこに新しい試みとしてクラーク内藤による新録の木崎音頭を併せて収録した。ガレージ・パンクをサンプリングしたトラックでラップし、ゴルジェ界隈でも活動するMC/トラックメイカーのクラーク内藤は、ボ・ディドリーとベース・ミュージックを「3分間のR&R」というタームで接続するセンスの持ち主。俚謡山脈×クラーク内藤の共同作業は当世風のトラップ・ビートにスウィートなシンセを添えた現代版の木崎音頭を生み出した。これは俚謡山脈がSoi48のパーティーで行っている「民謡をターンテーブルに乗せて爆音で鳴らす」という行為の延長でもあり「新しい民謡の楽しみ方」の提案だ。単にカッコいい音楽としてお楽しみ頂きたい。

今回も俚謡山脈の解説は資料価値大です!

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