2018/06/09

『何処に行っても犬に吠えられる〈ゼロ〉』


90年代後半クイックジャパンに掲載された北尾修一さんの取材文(改稿版)と2018年現在の女の子の生活を切り取る小西麗さんによるエッセイが交互に織り込まれ、異世界を何度も行き来するような面白さだった。−こだま

リトルマガジン『何処に行っても犬に吠えられる〈ゼロ〉』が届きました。
元『クイックジャパン』編集長である北尾修一氏が手がけた本誌には、これまでに見た(読んだ)自主製作物のどれにも似ていない感触をおぼえました。軽いのに重い。薄いようで、あつい。「90年代の街ネタ記事と、2018年の20代女性の日常がクロスし、読後、周りの世界が溶けます」とはプレスリリースから。日常を異化する編集術をじっくりご体感ください。

販売価格は1080円(税込)。刊行元は、北尾氏が立ち上げた「百万年書房」。

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