2018/06/26

『ルッチャ』創刊號


答えは出ないのだけれど、出そうとする。人それぞれかもしれないけれど、普遍性について考える。その堂々巡り、というか、負け戦をなんらかの形にしたい。そういう思いがこの図書館の根底にはあります。
−青木真兵(「そんな世界の片隅で」から)

“みんなの土着人類学”がテーマのZINE『ルッチャ』創刊號が届きました。
奈良県東吉野村の自宅を人文系私設図書館〈ルチャ・リブロ〉として開き、類をみない研究+活動=生活を実践している青木真兵くん。彼がつくるZINE、それは当然気骨のあるものになるだろう、という期待めいた予感通りの内容です。内田樹、上辻良輔両氏との対話と自身のステートメントを収録。前口上の「そんな世界の片隅で」からぐっと惹きつけられます。

販売価格は756円。お気軽に手にとって頂ければ、嬉しいです。

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ローカルから普遍性を目指した、人文系私設図書館Lucha LibroのZINEです。
記念すべき創刊號は、思想家の内田樹先生に「これからの人口減少社会をどうすれば自由に生きることができるか」、Lucha Libroの大家さんの上辻良輔さんに「1950、60年代の東吉野村の様子」について聞きました。

昔を昔と切捨てず、未来を未来と諦めず、ハッピーに暮らすためのヒントが満載!ぜひ手にとってみてください。

目次:
そんな世界の片隅で
革命と才能と(×内田樹)
図解 ルチャ・リブロ
この家が建ったころ(×上辻良輔)
なぜ「本」なのか

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