2017/03/15

『百年後』


“雪は降って私たちは歩いた。胸に何かこみ上げるものがあった。私はそれが歌だと気づいた。いつだってそうだ。歌を持っているのは私ではない。”
「雪の花束」より

シンガー・ソングライター前野健太、初の著作『百年後』が入荷しました。
上に引いた独白を含む「雪の花束」は、本書の幕開けを飾る短文。著者が網走をはじめて訪れ、出会ったひとりの女。スナック。酔客。カラオケ。雪。どこかで聴いた歌のような、2時間ドラマのような情景に、ボクは一気に引き込まれました。「詩のような」と題された思索の断片が、随所に散りばめられ、重層的な構造に。ゆっくり、ゆっくり拾い読んでいこうと思います。

販売価格は1944円(税込)。目的のない移動の際に、鞄に入れておきたい一冊です。

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“ラブ・ソングの塊。『第14回みうらじゅん賞』受賞。”ー みうらじゅん

“あの人は、なにかと「男と女の話」にしたがる。”ー 森山未來

シンガーソングライター・前野健太、初の単行本を刊行!!
愛なんて、孤独なんて、ただの言葉だろ。

 「東京の空」、「コーヒーブルース」など、今の時代を歌う名曲を数多く発表し、音楽ファンを熱狂させ続けるシンガーソングライター・前野健太。音楽活動の他、文芸誌でのエッセイ連載、ラジオのレギュラー番組を持ち、俳優としても活躍する、今、最も期待される書き手による初のエッセイ集。文芸誌『すばる』連載「グラサン便り」のエッセイをはじめ、これまで数多くの雑誌等で書かれてきた文章の他、未発表、書き下ろしの文章を多数収録。右肩下がりの時代の青春を、友情を、恋愛を、街を、人を、時代をすくい取り、描く。

写真家・ホンマタカシがカバー写真を撮り下ろし。
http://stand-books.com/

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