ミシマ社が刊行する雑誌『ちゃぶ台』最新号が届きました。
“革命前々号”なんて勇ましいタイトルどおりに、けっこうたかめの温度設定。とは言え、やみくもに熱くなってるわけでなく「このままでいいのかな?」「もっとちがう方法があるんじゃないか?」なんて問いかけを身の丈の範囲で考えている人たちが、それぞれに具体的な行動をしている姿が生々しいんです。自前の物差しで世界と対峙しようとして、戸惑い、困惑しながら生きる人たち。後ろめたさだってあるでしょうが、めいめいの言葉には実感が伴っていて、腹にひびく力ある。そんな人の声に耳を傾けるのは、そりゃあ面白い。『ちゃぶ台』そういう風に編まれた雑誌なんだと思います。販売価格は1620円(税込)。読んでから、色々と話しましょう。
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ミシマ社の雑誌 第二弾!
景気や政治や時代にふりまわされることなく育ちつつある「未来の小さな形」を、「食」と「会社」という切り口から追う。
カンパニー(一緒に食べる)、複業・百姓(百の仕事)、地方(じかた)、手作り......希望の「今」がここに。
カンパニー(一緒に食べる)、複業・百姓(百の仕事)、地方(じかた)、手作り......希望の「今」がここに。
もともと、会社というのは、以前、鷲田清一先生に教えていただいたように「食をともにする」ために人類が産み出した共同体のはずです。ところが、現状の会社は、株主のほうばかりを向いて、利益、効率が最優先。顧客もそこで働く人たちの気持ちも置いてけぼり。まして、「一緒に食べるために一緒に働いている」なんてことは、はるか遠くに......。
はたして、これから会社はどうなっていくのか? 今が末期とすれば、「次のかたち」は、もうすでに水面下で起きているにちがいない。 ――「はじめに」より
はたして、これから会社はどうなっていくのか? 今が末期とすれば、「次のかたち」は、もうすでに水面下で起きているにちがいない。 ――「はじめに」より
特集0 「食×会社」を考える
特集1 会社の終わり、companyの始まり
特集2 百姓のすすめ
特集1 会社の終わり、companyの始まり
特集2 百姓のすすめ
豪華著者陣書き下ろし!
最初から最後まで読み通したくなる雑誌を目指します。――編集部
最初から最後まで読み通したくなる雑誌を目指します。――編集部
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