2020/05/01

「Do It Yourself 自分(たち)でやる」


この「Do It Yourself 自分(たち)でやる」、すなわちDIYシーンは、他の誰もやらないから、自然と起こったことだった。バンドの宣伝、ライブのフライヤーを貼ってまわったり、音源をレコーディングしたり、フライヤーをデザインしたり、それをメディア、新聞や雑誌に送ったり、ツアー用のバンを貸したり、運転したり、機材を積んだり、そういったことをやったり手伝ったりする人は、最初はほとんどいなかった。それらは全部自分でやることだったのだ。

もし誰も手伝ってくれなければ、時間を使って、持ち出しの金でやるしかない。もし何かクリエイティブなことがやりたい人がいたら、僕は「自分でやってみようよ」と言うだろう。
−デイヴ・ディクター『MDC あるアメリカン・ハードコア・パンク史』(第7章 「さらばオースティン」)

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