2020/05/04
5/4 家日誌
今の時期、歩くのが本当に快い。田んぼに水が入って、田植えが終わっていたり、いなかったり。その上を鳥が舞うのを眺めながら、歩く。緑のにおいをかぎながら、歩く。朝、7時前に家を出てしまえれば、ぐんと自由だ。まだ綺麗な空気を思いきりすって、はく。その間だけマスクはあごの位置にずらす。人を見つけたらすぐにつけ直す。すれ違いざまに挨拶。笑みをたたえて会釈だけ。また、歩く。
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音楽を聴きながら、ぼんやりと考えた。
アナログレコードに刻まれているのは、音と時間。サブスクリプションには何も刻まれていない。でも、うまく使えばいい時間を創出する。ただ、よほど意識を強く持たないと、何を聴いていたかをすぐ忘れる。物(盤)があれば、条件さえ整えば、確実に再生できる。一聴、捉えきれなかったものでも、時間が経過してから針を落としてみると別物のように聴こえることがある。
効率との付き合いかた、それがこれからより重要になると思う。すぐに文字化、数値化できない事物をどれだけ身の回りに置いておけるか、どうか。長い目でみれば、きっと大きな違いになる。
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