2018/10/25

神吉拓郎、2冊。



うらうらとして、何をするにも勿体ないような日というものがある。
こんな日には、家の中をうろうろ歩き廻って、家人から邪魔がられたり、窓から雲を眺めたりして過すのが一番である。

大竹聡・編『神吉拓郎傑作選』が入荷しました。
上に引いた一節は「食と暮らし編」幕開けの一本「鮨が来そうな日」の冒頭部分。何というか、自分としてはこんな始まり方をされたら嬉しくって仕方がないわけです。一息に読み終えないように少しずつ、そろり、そろりと味読しました。

古書ですが、使用感はごくわずか。2冊ともとてもきれいな状態です。

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