牧野伊三夫『仕事場訪問』が入荷しました。
ながく着実に続いている、「四月と十月文庫」(港の人)の最新刊です。2002年から2010年における同人雑誌『四月と十月』上での同名連載をまとめた聞き書き集。版画刷り師、アートディレクター、記録画家、アーティスト、画材店店主など、9人の作り手との交流にはたしかな熱を感じます。
販売価格は1620円(税込)。四月十月デザイン室(青木隼人・牧野伊三夫)による装幀がお見事。稀に見る佇まいの一冊です。
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「仕事場訪問」は美術同人誌『四月と十月』に連載された人気のシリーズ。画家牧野伊三夫が強い魅力を感じ関心を抱いている芸術家などの仕事場を訪問し、その生き方、芸術の心や手法についてじっくりと聞き書きした、たいへん貴重な記録となっている。本書に登場する人物。木村希八(版画刷り師)、葛西薫(アートディレクター)、山本作兵衛(炭鉱の記録画家)、立花文穂(アーティスト)、橋本兵蔵(月光荘画材店創業者)、鈴木安一郎(アーティスト)、福田尚代(アーティスト)、福間貴士(湯町窯陶芸家)、田口順二(画家)
■目次
希八先生の版画工房
木村希八の画廊歩き
葛西薫のデザインと芸術
坑夫の描いた絵
立花文穂の本
月光荘画材店のおじさん
鈴木安一郎と富士山
福田尚代が現在の美術表現をはじめるまで
湯町窯の画家 福間貴士
田口順二の美術生活
http://www.minatonohito.jp/products/207_01.html
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