2017/06/23

『トラベシア』vol.2


“批評家気取りのイキがったことばづかいや、
なにかをてっとり早く知るためのまとめサイトの文体からは
遠く離れた、ときに美しく、ときにいびつな日本語。
そうしたものに名前を(そして値段を)つけてやる、
というのが弊誌の野望です”


“普通に読める日本語の雑誌”、『トラベシア』vol.2が入荷しました。
これがすごく面白い。ミニコミってこうじゃなきゃ! と、ボクは胸をふるわせました。名前を知られていようがいまいが、変わった人はそこら中にいるし、声をかければ知り合いにもなれる。見方を変えれば、この狂った社会の楽しみ方だって見つけられる。ぱらぱら読むと、そんな気にさせてくれるんです。それにしても、冒頭の小学生兄妹DJユニット「miro&nika」へのインタビューには驚きましたね。痛快で、可愛らしくもあり。

販売価格は800円(税込)。前号から少し値上がりしましたが、それだけの内容です(決して役には立ちません)。

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普通に読める日本語の雑誌|トラベシア|Vol.2|労働

インタビュー|miro & nikaの個性と発展(取材:鈴木並木)
インタビュー|“映画の作りかた”と“仕事”―「ケンとカズ」の小路紘史監督に聞く(取材:寺岡裕治)

一般男性|人並みじゃないのに人並みにしなきゃなんないのってなんかヤだなあって
折坂悠太|穴をどうする
河波雄大|労働について
木村有理子|こどもとフィクション
草野なつか|夢占い
コバヤシユカ|流儀、っていうかぁ
酒井俊|ネズミにまつわる迷信
佐藤柿杵|loose and lonesome labor loop
鈴木並木|トーキョー・ワーキング・クラス・アンサンブル
田口真希|目覚めると無職。
只石博紀|綺麗
中野さやか|フカンゼン・ショウセツ
原田和典|書道セットとロックンロールオリンピックと私
深堀骨|セントミアリーメイドの永遠の処女
牧野大輔|モスクワ二十才まえ
真付巳鈴|同伴映画館通い
三木直人|ドローン=トマト缶、またはDCTC。
ムチコ|見ないで、見えてても見なかったことにして
若木康輔|映画ライター三十六房

イラスト・ロゴ原案|畑中宇惟
デザイン|村松道代
編集・発行|鈴木並木

http://emls.jugem.jp/

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