2017/06/05

犬風『裸足の時代』


“アンダーグラウンドに僕はこだわっています。インディペンデントにはこだわっていない。だってアンダーグラウンドってのは「個人」ってことなんだから。インディペンデントに決まってるんだ。それぞれが個人として独立できているからこそ共棲できる。勝手な個人の集まったこの村に僕も棲んでいる。犬風さんも。”
-田口史人(“犬風さんのこと”『二〇一二』より)

犬風『裸足の時代』(円盤)を販売しています。アナログ2枚組、6264円(税込)。
上に引いた一節が記載されている、〈円盤店主・田口史人さんの著作『二〇一二』を読み返してみて、驚いた。すっっげえ面白い。二度目なのだけど、はじめて読むようにぐいぐいと言葉を吸い込んだ。自分は、この小さな本に刻まれている田口さんの商店主としての真っ当な姿勢に大きな影響を受けている。誰にも媚びず。されど、偉ぶらず。脳味噌のシワにもしっかりと刻まれてしまったその行動理論。田口さんの店、場の運営哲学につよく共鳴しているだなあ、と思い知った。とにかく、個人店主として励まされた気分になったのだ。

ここで紹介した『裸足の時代』、『二〇一二』の在庫はございます。その他、円盤の制作物を販売させて頂いてます。近日中に友人トーマスの初音源も入荷予定。

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