2016/03/04

『スーパーローカルヒーロー』


映画『スーパーローカルヒーロー』監督の田中トシノリが書き下ろした、3.11以降の自身の成長を元にしたエッセイ本。映画では伝えきれなかったこと、上映して見えてきたこと等を綴ったあらたな作品。
映画を観た人も、これから観る人も必読な一冊! 

『スーパーローカルヒーロー』の監督・田中トシノリさんによる同名の書籍が届きました。
映画は尾道にあるCDショップ「れいこう堂」の店主、信恵勝彦さんを追いかけたドキュメンタリー。EGO-WRAPPIN'や二階堂和美、モアリズム、オーサカ=モノレール、ハンバートハンバートなどのミュージシャンを招聘するイベント企画者であり、震災後に福島の親子を尾道にまねく活動をつづける信恵さん。その口数の少ない“変わったオジサン”の背中を追いかけ、90分の映像にまとめあげた田中監督が制作にまつわる葛藤や喜びを言語化したのが、本書『スーパーローカルヒーロー』です。

読みながら、仕事とは? 金銭とは? と考えました。この本にはこれからの暮らしかたを考えるヒントがあるような気がします。田中監督が実践するお金を介さない物の交換、暮らしの獲得の方法も面白い。「ローカルだから、できること」。これもひとつのキーワードかなと思います。

販売価格は1620円(税込)。なんと、映画無料視聴権がついています。

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監督の田中トシノリは、見た目はちょっと生意気。でも中身はナイーブな30代。
そんなトシの感性と創造性を目覚めさせたのが3.11だ。 
悩んだりへこんだりしながらも「生きる哲学」を探り続けるトシの成長物語は、
今の時代を「生きにくいな」と感じているすべての人に「自分の一歩を踏み出す」勇気をくれる。 


目次 

1章 3・11後、ロンドンから尾道へ 

2章 どこにでもいそうなオジサンはどこにもいないオジサンだった 

3章 映画が完成するまでの日々 

4章 東京ではなく尾道から発信する 

5章 それぞれがそれぞれの場所で平和をつくる 

ほか、未公開シーンの写真、人物紹介、 映画無料視聴案内など。
渾身の224ページ!! 


http://utashimasya.saleshop.jp/

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