2011/10/31

Today's YouTube #30 -Turn on,Tune in,drop out.



Turn on,Tune in,drop out.
"'Turn on' meant go within to activate your neural and genetic equipment. Become sensitive to the many and various levels of consciousness and the specific triggers that engage them. Drugs were one way to accomplish this end. 'Tune in' meant interact harmoniously with the world around you - externalize, materialize, express your new internal perspectives. Drop out suggested an elective, selective, graceful process of detachment from involuntary or unconscious commitments. 'Drop Out' meant self-reliance, a discovery of one's singularity, a commitment to mobility, choice, and change. Unhappily my explanations of this sequence of personal development were often misinterpreted to mean 'Get stoned and abandon all constructive activity.'" -Timothy Leary

2011/10/29

“Pony blows” release party. -終了しました!



gustave coquiot 
“Pony blows” release party
@千年一日珈琲焙煎所


□date:
10/29(sat)
18:30 open / 19:oo start
□charge:
¥2000-(+1drink order) / 限定40名 特典:RONDADE コンピレーションCD-R


□act:
gustave coquiot
we are time collective


□installation:
nnn


□information:
千年一日珈琲焙煎所 http://1001coffee.jugem.jp/ 
029-875-5092   1001coffee@gmail.com


support:
PEOPLE http://people-maga-zine.blogspot.com/ 

Talkin' about “Pony Blows”.


前情報がない音楽を聴くのは楽しい。
今年の4月に知り合ったオオミヤくんからアルバムが届いた。

音源の説明はなく、もちろん熱いメッセージもない。

ツクバに自作の上映会にいった時に出会い、
記憶しているのは彼の話が滅法おもしろかったことである。

音楽とエビとケイ藻(だったかな?間違ってたらゴメン)の話が交錯していた。

その話のおもしろさを説明するのは野暮で、
その場を共有したヒトにわかる事、
現にいまでもその時に感じたおもしろさをおもいだせる。

音楽はヒトであると僕は思っている。

このアルバムにはその気配というものが漂っている。

彼ら独特の言語で世界を渡り歩くのを楽しみにしています。

アルバムリリースおめでとうございます。

-映画監督 / 甲斐田祐輔 



スモーキーな声と丁寧な残響が呼び起こすのは、
まだ見知らぬ過去や、すでによく知っている未来についての不思議な記憶。

芽吹きの時にも、冬枯れの時にも、いのちを伴って響く確かな音。

-sakana / 西脇一弘



着的なルーツ、それを吸収し消化して現代的にパッケージする。

そんな音が僕は好きだ。

普遍性と革新性の2つのテーマを徹底した美学で追求した音楽がここにある。

-dry river string  / 干川 弦



初めて訪れたつくば研究学園都市に
砂漠に近い印象を受けたのは昨年の夏の事だった。

ぼくはそこでgustave coquiotに出会う。

人のいない窓辺を風が静かに通り過ぎる。

彼等の音に触れる度、
そんな叙情的な静寂をイメージしてしまう。
ぼくのような古い樹だからこそ、
根が太く緑の強い若い音に気づく。

若い音は今までと違うやり方で
ビルを壊す事が出来る。

きっと彼等の音は静かに砂漠を漂い、
窓辺の花を起こして行くだろう。

-F.I.B JOURNAL /  山崎円城



※ more information. →http://gustavecoquiot.web.fc2.com/

2011/10/23

Today's YouTube #29 -“こんなもんじゃない”



今夜ボニーとクライドが 僕の部屋へやってくる
冷蔵庫にはビールもあるし 安いチーズも少しはある
太陽の熱と光の余韻が ずっと遠くへ去った頃
裏返った夜が照れながら ポツリポツリと話し出す

確かに本当に見えたものが 一般論にすり替えられる
確かに輝いて見えたものが ただのキレイゴトに変わる

こんなもんじゃない 

人は嘘をつく時には 必ず真面目な顔をするの
そんな太宰治のような事を ボニーは真面目な顔で言う
いいかいボーズ教えてやろう 上目使いでクライドが言う
ブタの自由に慣れてはいけない もっと人は自由なのだ

百科事典を暗記してみても 俺は何にも知っちゃいない
知ったかぶりでいい気になって 心に風も吹きゃしない

こんなもんじゃない

愛や幸福(しあわせ)を君は偉そうに 雄弁に語り続けるが
そんな事はもうはるか昔に さんざん親から聞かされた
目がくらむ程何かを信じる事は 時に自由をおびやかす
俺に説教たれるその前に 鏡をのぞいたらどうだ?

こんなもんじゃない

今夜ボニーとクライドが 僕の部屋へやってくる
今夜ボニーとクライドが 僕の部屋へやってくる

こんなもんじゃない…



-作曲/作曲:真島昌利 

2011/10/20

Nothing but true punk.


これが、ジョニー・ラモーンの手書きの文字。
RAMONESがはじめてCBGBでライブをしたときのフライヤーなんだって。
まじかよ、このラフさ。稚拙さ。でも、もの凄く興味が沸く。
もしかしたら嘘かもしれない。偽物なのかもしれない。

紙ペラの招待状。手書きの広告。
美しくも、巧みでもない。それでもなぜか気になってしまう。
コレを見て、催事の告知に関して、改めていろいろ考えてしまった。

とにかく、実物を見に行こうと思う。
自分の目で確認しなきゃいけない。

この紙を見て、ボクはライブに出かけるだろうか・・・。

以下詳細。

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Nothing But True PUNK -RAMONES EXHIBITION-

Nothing But True PUNK -RAMONES EXHIBITION-
2011年
11月23日~11日30日
kit gallery

自分にどんな才能があるのだろうか。
いや、そろそろ分かってきた、才能なんてないんだと思う。
最初はそんなことを考えたこともなかった。
だけど、好きだからそれをやりたいんだ。
そのために一生懸命になるんだ。努力してそれに向かって行く。才能が無い代わりに、情熱で自分をその世界に叩き込むんだ。
PUNK ROCKを知った瞬間。
それまでの人生を否定するかの様にPUNK ROCKと向き合い自分を投影させた。
PUNK ROCKの精神が人生の指針になった。
それがあるから自分は間違っていないんだ。
才能なんてなくてもできること。自分を曲げず突き進むこと。
創世期1974。
彼らが初めてCBGBでプレイしたライブのJOHNNY RAMONE手書きのフライヤーを見に来てください。
ちっぽけな紙に、上手いとは言い難い文字。
今でも世界中に灯るPUNKの聖火が着火した瞬間がそこにあります。
世界で初めてkit galleryで展示されます。

 -katchin' a.k.a. Disoscillators
http://kit-gallery.com/schedule/2011/10/nothing_but_true_punk_-ramones_exhibition-.html

2011/10/18

Today's YouTube #28 -“Angel” sings by Jimi Hendrix.




Angel came down from heaven yesterday
She stayed with me just long enough to rescue me
And she told me a story yesterday
About the sweet love between the moon and the deep blue sea
And then she spread her wings high over me
She said she's gonna come back tomorrow



And I said Fly on, my sweet angel,
Fly on through the sky
Fly on, my sweet angel
Tomorrow I'm gonna be by your side



Sure enough, this morning came up to me
Silver wing silhouette against a child's sunrise
And my angel, she said unto me
Today is the day for you to rise
Take my hand, you're gonna be my man, you're gonna rise



And then she take me high over yonder
And I said Fly on, my sweet angel,
Fly on through the sky
Fly on, my sweet angel
Forever I will be by your side


2011/10/17

salon des amateurs in Japan 2011.

artwork by Yosuke Yamaguchi 

大好きな画家、イラストレイター、デザイナーの、山口洋佑さんの作品。
11月に行われるハウシュカの日本公演のフライヤーに使われているとのこと。
ああ、いいなあ。面白いなあ。と、山口さんの絵をみるといつも思う。
なんなんだろう。この不思議な感覚は。

いつか、つくばでも展示をしてもらいたい。
あの素敵な人柄と作品を多くのひとに知ってもらいたい。
そんなことを思ってるのだ。

以下、公演詳細。

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HAUSCHKA
"salon des Amateurs in JAPAN 2011"

11/26 (sat) 千葉 佐倉 DIC川村記念美術館
open 17:50 start 18:00
料金 ¥5,000
with mama!milk, 徳澤青弦

11/28 (mon) 京都 Urbanguild
open 19:30 start 20:00
料金 ¥3,500 (drink別)
with パトロールマン(トウヤマタケオ+ワタンベ)

11/30(wed) 東京 渋谷 WWW
open 19:00 start 20:00
料金 ¥3,500 (drink別)

主催/企画/制作:windbell 
招聘協力:DIC川村記念美術館 協力:PLAY! MUSEUM


2011/10/14

王様気分。



今夜はなぜか父親と野球観戦。巨人×中日戦。東京ドーム。
他球団との兼ね合いで中日の優勝の可能性があったからか、球場には中日ファンが多かった。
しかし、本当に久しぶりの野球観戦は思いのほか退屈だった。ありゃあビールを呑まずにはいられない。
でかいスタジアム。野球盤みたいなグラウンド。高みの見物。もう一杯、おかわりだ。
それでもしかし、私設(?)応援団のみなさまは凄いな。彼らの歓声の大きさに驚いた。
そしてビール売りのお姉さんの動きも見応えがあった。メーカーごとのユニフォーム。それぞれの装飾。
やはり、なのか、サッポロエビスの配色が一番センスがあったように思う。
とにかく可愛い女子を眺めるのは良いことだな。うん。


東京ドームには人がいっぱいいた。
いろんな人が働いてた。野球選手ももちろん、働いてた。走って投げて、打ってた。
一体どんな気分なんだろうか。あの人たちは。
何万人、何千人から日々見つめられるってのは疲れるんだろうか。
それともトビっきりの飛びになるんだろうか。朝まで呑んだりするんだろうか。
と、まあなんとなく考える。どうでもいいことだ。


最寄り駅からの帰り道。
これまた久しぶりのタクシー利用。運転手さんともチラホラ話す。
そして、車中で頭に流れるのは、あの曲。おおはた雄一の“王様気分”だ。
ほろ酔い気分で思い出すメロディーと言葉は、だいぶ不確かだったな。


家に着いて聴きなおす。
うん。いいなあ。これが身の丈なんだよなあ。
ビールを呑みながらに最高の曲だなあ、こりゃあ。
いま、流れてる。酒も流し込む。
よし。もう一缶あけよう。


ああ、ブルース。


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“王様気分” / おおはた雄一


タクシーで行こうよ この道は今日は歩きたくないんだ
ほんのつかの間の 王様気分


俺のこたいいから 今夜は朝まで お前の話で
この前のあの子 それからどうなった?
うまくいっているのかい


そのうち夜は 指先浸して 僕等 眠りの淵へ
つるりつるり・・・・・・


あの子も今頃 誰かと二人で 話をしてるかも
おっかなびっくり 新しい恋を 受け入れているかも


そのうち酔いは こころまで浸して 眠りの淵へ
つるりつるり・・・・・・

2011/10/13

“Now,It's time for change.”



おなじみimissstandup氏より新着の一本。
それがまさかのモトリー・クルーだ。LAメタルなのだ。
ボクがはじめて買った洋楽のアルバムはモトリーの『Girls Girls Girls』だった。
いまだって彼らの名曲、“Kick start my heart”を聴けば、心はあつく燃え上がる。貴重な一曲だ。
しかし、“time for change”なんて曲はまったく覚えていない。
いま、聴いても良いとは思えない。


それでもどうして、訳詞が良い。
せっかくなのでご紹介。


こんなこと歌ってたんだなあ。


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I heard some kids telling me
 ガキ共が何人か 俺に言うのが聞こえる
How they've lost all the faith, in the way
 誠実さなんてとっくに失ってる 生きてる内にって
They've been talking world peace
 奴らは世界平和や
And the wars in the streets
 街中の戦争のことを言ってるんだ

The lines on their faces so deep, yeah
 ヤツらの顔に 深く刻まれた皺
A revolution, or reach out
 革命か 手を伸ばし
And touch the day
 その日に触れろ
We're overdue, child
 俺たち期限が切れてる 坊や

Change
Now it's time for change
 さあ 変化の時
Nothing stays the same
 万物流転
Now it's time for change

I feel the the future
 俺には感じる 未来が
In the hands of our youth
 俺らのガキ共の手にあることを
No more lies
 もう嘘はなしだ
Old, tired fools tell our future
 年老いて 疲れた愚か者達が 俺たちの未来を語る
With tarot cards, and lie of crime The lines on their faces so deep, yeah
 タロット占いで 罪を取り繕う 奴らの顔に刻まれた 皺も深い
A revolution, or reach out
And touch the day
We're overdue, child


I'll change
 俺は変わる
I'll change
Not tomorrow, but today
 明日じゃない 今日だ


2011/10/07

“意識の拡大から拡張音楽へ”


ヤン富田氏の「アシッド・テスト」、めでたく二度目の開催です。
今回のテーマは“意識の拡大から拡張音楽へ”とのこと。どんな公演になるのか、ボクには想像がつきません。
ともあれ、前回同様に圧倒的かつ唯一無二のショウになるのは間違い無しでしょう。ずどーんと。
これはこれは楽しみです。


以下、詳細です。


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オーディオ・サイエンス・ラボラトリー主催
『ヤン富田:パフォーミング・アーツ・アシッドテスト Vol.2』
第2回『意識の拡大から拡張音楽について』
  ーあなたはアシッドテストにパスしたか?ー


会場:YCCヨコハマ創造都市センター1階ホール
料金:全席自由、レジュメ(CD音源)付、5,000円 (消費税込)

日時:2011年12月4日 (日)  入れ替え制
アフタヌーン・テスト 開場 13:30 / 開演 14:00
イブニング・テスト  開場 17:30 / 開演 18:00

お申込み・お問合せ:windbell


-YANN TOMITA・PERFORMING ARTS-

こんにちは、ヤン富田です。
この度は、私の主宰する音楽研究機関オーディオ・サイエンス・ラボラトリー
(以下、A.S.L.)による、
コンサート形式の発表会を行います。
A.S.L. は1990年の開設以来、今日まで「音楽による意識の拡大」をテーマに
研究に取り組んできました。
第二回となる当日は、その意識の拡大から派生した音楽を「拡張音楽」として定義し、
そのお話を中心にお送りしたいと思います。
拡張音楽は、拡大された意識の新たな視座に立つことによって発見される、
「価値意識の変容」を呼び起こします。
それは時に、ポップの表層に隠れていた作品が、
世界情勢から安全保障、核問題へと至る
ポリティカルな様相を帯びた作品として、現出(幻出)します。
当日は凡例からその構造の解釈、「拡張音楽」と「収束音楽」についての考察。
またプログラムの第一部では
ドキュメンタリー映像『宇宙飛行士#αに於けるバイオフィードバック・データの解析』
上映を予定しています。
他に、マインド・エキスパンダー2011モデル
(Buchla Music Box, Serge Modular, Bionic Music System, etc.,,,)
による演奏等々。
レジュメには、本邦初公開となる、
20〜21世紀に渡る最大の謎の一つである音源(CD) が付帯します。
これら全ては「必然性のある偶然」による術で、
あなたの知覚の扉を尋ねることとなります。
どうぞよろしくお願いいたします。

2011/10/06

Robert Johnson: Devilish Detail


Robert Johnson: Devilish Detail on Nowness.com.


Illustrator Christopher Darling Brings the Myth of the Legendary Blues Musician to Life.

2011/10/05

Today's YouTube #27 -Goodnight Irene.



[Chorus:]
Irene, goodnight. Irene, goodnight
Goodnight, Irene. Goodnight, Irene.
I'll see you in my dreams.

Last Saturday night I got married.
Me and my wife settled down.
Now, me and my wife are parted.
Gonna take a little stroll downtown.

[Chorus]

Yeah, sometimes I live in the country
And sometimes I live in town.
Yeah, and sometimes I take a great notion
I'm gonna jump in the river and drown.

[Chorus]

Stop ramblin'. Stop that gamblin'.
Stop staying out late at night.
Go home to your wife and family.
Stay there by the fireside, bright.

[Chorus]

Goodnight, Irene. Goodnight, Irene.
I'll see you in my dreams.

2011/10/03

"越境者たちの視線"


「旅をよくするかって? 毎日が旅だよ! 音楽をやってるときでも、写真を撮っているときも。頭の中でも、イメージの中でも。もちろんいま、こうやって話をしている最中も。すべては旅だといっていい。(略)結局のところ、旅というのは心の状態だと思う。気持ちがどうあるか。だからコントロールはできない。運命なんだ。時そのものといっていいかもしれない。それが旅であり、写真なのだと思う。」
マーク・ボスウィック
「越境者たちの視線。」(『Esquire』日本版 2005.2)