2020/01/31

トークイベント「就職しないで生きるための細く険しく楽しい道」


不景気なときばかりに就職活動、転職活動をしてきました。
バブル崩壊、金融危機、リーマンショック。
頼りになるものはなにもなし。心の支えは本と音楽。
履歴書に書くことがなにもないから、読書遍歴を書きました。
そうした文系の男たちが語る、就職しないで生きるための細く険しく楽しい道。
こんなに生き方もいいんだ、と元気がでるかもしれません。
ぜひ。
−島田潤一郎(岬書店)

90年代は僕にとって、“渋谷系”の時代であり、“BAPE”の時代でもありました。
10代半ばだった僕には、そこにいる大人たちはすごく自由に見えました。
あらかじめレールから外れていたのか、そんな大人たちに知らず知らず影響を受けてレールから外れてしまったのか――。
−森田真規(なnD)

今回のイベントで話すことは、実生活では役に立たないことばかりでしょう。でも、聞いた人の励みになったらいいなあと思っています。起業、独立指南をするわけではありません。ただ、なんとなく、遊びに来てくれたら嬉しいです。
−植田浩平(PEOPLE BOOKSTORE)

就職しないで生きるための細く険しく楽しい道− 90年代の若者たちはいかにして働いてきたか」
日時 2020年2月23日(日) 17時開演
料金    1500円
出演    島田潤一郎(岬書店)、森田真規(なnD)、植田浩平(PEOPLE BOOKSTORE)
会場 千年一日珈琲焙煎所(茨城県つくば市天久保3-21-3星谷ビル1-F/G)

E-mailでのご予約 :mojomojo.people@gmail.com(担当:植田)
件名を「 2/23トーク」として、必要事項を明記の上、お申し込みください。
1.お名前(代表者のフルネームをカタカナ表記にて)
2.ご予約人数
3.お電話番号
※駐車スペースが限られていますので、公共交通機関をご利用の上、お運びください。お車でのご来場の方は近隣のコインパーキング等をご利用頂く可能性があることもご理解願います。すぐ近くにある「akippa」加盟駐車場もご利用頂けます。

「Photo Beach Combing(たのしいフォトビーチコーミング入門)」


波打ち際にはたくさんの紙片が散らばっている。沈んだ舟から打ち寄せられたもの、川に捨てられたどり着いたもの、ずっと前から海流を漂っていたもの。ここがフォトビーチだ。あなたはつめたい海水にくるぶしまで浸かりながら、忘れたことさえ思い出されない誰かの写真を拾いあげる。

篠塚祐介写真展「Photo Beach Combing」
会期 2020年2月10日(月)−16日(日)
会場 Place M(東京都新宿区新宿1−2−11 近代ビル3F)

Today’s YouTube #321

https://twitter.com/mishio_mai/status/1222888094564667393

2020/01/29

1/29 休業日誌


今日、明日は臨時休業。「仕立て屋のサーカス」出店後の後片付け、出張中にやれていなかった雑務等をこなすため、休みます。明後日30日(金)の15時から営業再開。今週末は久しぶりに並びの店がそろって営業しますので、お時間ありましたら、是非星谷ビルにお運びください。

と言うわけで、休業日誌。

サーカス公演前に立ち寄った〈IRREGULAR RHYTHM ASYLUM(IRA)〉がとても素晴らしい空間だった。書店を営む同業として言うのではなく、一人の人間としてあの場の在り方に感じいった。ちょうど展示を開催していたマドリードのパンク・アーティスト、Manuel Donadaという方の作品にも驚かされた。すごく面白い絵が飾ってあるので、興味があれば訪ねてみてほしい。IRAの書棚にちょうど、読みたかった高見順の『いやな感じ』の復刻版を見つけて、喜ぶ。そう、これはここで買う意味があるんだよね。その本を入れてくれた紙袋が超クール(SAY NO TO OLYMPICS!)なので、無理を言って余計に頂く。サーカスの出店場所に掲げてやろうと思ったからだ(掲示後の模様が上の写真)。

そして昨日、28日は出店最終日。前日に続いてのゲスト、ミロコマチコさん効果か、多くの方がご来場。ただ、不思議なのは人が多くても日によってテンションやムードが異なること。この日は前日のような大波は訪れず、小波がつづく穏やかな雰囲気。それでも本を気にしてくれて、手にとって読みふける人も多く、喜びを感じつつ接客ができた。お買い上げ頂いたり、お声をかけてくれたみなさま、本当にありがとう。

雑ですが覚え書き。また、どこかで会いましょう。

※読んだ本、買った本
色川武大『あちゃらかぱいッ』(文春文庫)
西崎雅夫編『証言集 関東大震災の直後 朝鮮人と日本人』(ちくま文庫)
高見順『いやな感じ』(共和国)

2020/01/28

1/28 出張日誌


1月27日(月)の「仕立て屋のサーカス」にゲストで迎えたのは、画家・ミロコマチコさん。これまでになかった組み合わせゆえか、ミロコさんへの注目か、今回の公演期間中では最多の動員だった。とにかく、人。人。人。知り合いが交ざる比率も高い。持ってきた古本、新刊、音源それぞれの説明をしつつ、本以外の雑事の話も多くする。楽しい。よく買ってくれる。やりがいを感じる。されど、疲れる。消耗する。昨日の日誌に書いたとおりの短距離走だ。開演前と幕間の販売を終えたときには、頭の中はぐちゃぐちゃで、しばしクールダウンが必要なほどだった。

その中で会えた人、言葉を交わせた方々、ありがとうございました。思わぬ再会もあり、自分でも驚く程にテンションが上がってしまった。慌ただしいなかでも、じっくりと本を見て、店の名前や場所を聞いてくれた人もいて嬉しかった。是非また、どこかで会えたらいいなと思う。

さて、今日はいよいよ最終日。会場に来られるならば、お声がけください。
ちなみに明日、明後日(29日(水)・30日(木))は店は休み。メンテナンスにつとめます。

2020/01/27

1/27 出張日誌


とにかく、何かを作るというのは大変なことだし、作品を見て勝手なことを言うひとは多いし、時間も、お金も、いろいろなものをムダにしたり、捨てたりしなければならない。全てを得ようとしても、うまくはいかない。(中略)それだけに、自分の知っているアーティストの作品を見たりして、素直にイイナーと思えると、あいつがあれだけやっているのなら、僕にしても、もっとガンバロウとほんの一瞬でも思うことが出来るし、負けたくないとも思う。
− 永井宏「ジェラール・ガルーストの奥さんの弟」(『マーキュリー・シティ』より)

出張先でみつけたのは、永井宏さんの『マーキュリー・シティ』。1988年に東京書籍から刊行された初版。一度、手に入れていたものを手放してしまったことを悔やんでいたので、この再会は本当に嬉しい(もちろん、かつて保持していたものではない、今回のは何とサイン入り!)。

一昨日から「仕立て屋のサーカス」の会場で本を売らせてもらっていて、つくば市の実店舗では知り合う機会が得づらい方々と話をすることが多い。のんびり人を待つのも楽しいけど、こうして出かけて(本と身体を動かして)、人に会うのも刺激的だ。店での営業が長距離走なら、出張販売は短距離走。みじかい時間で、多くの人と交感し、本を売る。ときに消耗ははげしいれど、この現場で得るものは大きい。

僕はそんなアーティストたちを仲間だと思っている。向こうはまったくそんなことは思っていないだろうけど、そんなひとたちが数多くいるから、僕は精神的に随分と助かっているのだ。

こう締めくくられる「ジェラール・ガルーストの奥さんの弟」に触れ、この四日間の出店現場について考える。毎度、懲りずに声をかけてくれて、本当に有り難い。ただし、そうであれば、一出店者であっても無自覚にその場の雰囲気に乗っかるだけではいけないだろう。自分は今、目の前にいるアーティストたちとどんな関係をつくれているのだろうか。

ぼんやりと内省しつつ、今日は三日目の出店。会場で会えたら、会いましょう。

2020/01/24

『自家中毒』


つくづく休刊記念増刊号『自家中毒』が届きました。
編集者の金井悟さんが、雑誌に求める理想の形を徹底的に追求して生まれた実験誌『つくづく』。話題にならないことが話題の雑誌、その自作自演のPR誌として編まれたの本誌『自家中毒』です。こんな風に紹介すると、編集者の悪ふざけと受け取られるかもしれませんが、この冊子はマジで良くできています。本体『つくづく』も面白いので、この機会に是非お手にとりください。

単体での販売価格は330円(税込)。在庫分の『つくづく』をお買い上げで、一冊差し上げます。