2023/11/14
『JAGUAR』(ZINE+CD)
11/14 店日誌
11月14日、火曜日。午前中に時間があったので吾妻の〈ブックセンター・キャンパス〉に行き、開催中の蔵書票コレクション展を見る。Wikipediaによれば蔵書票とは「本の見返し部分に貼って、その本の持ち主を明らかにするための小紙片」。小さくもしっかりデザインされた紙片はそれぞれに魅力的。だけれど、見るほどに不思議な風習だ。贅沢と言えば、それまでなのだけど。
車を走らせて、小野崎のとんかつ屋〈かつ善〉で昼食。カツが揚がるのを待ちながら古本のページをめくる。出されたお茶は暖かく、つき出しの漬物も美味しい。次は夜に来て、酒を飲みたい。
今日も書籍、音源に入荷あり! オンライン・ストア〈平凡〉にもご注目を。
2023/11/13
「Non Permanent Maker Blues」
“暑くて長い夏の日は何も告げずに 清々しい秋へと変わっていた黄金の日々は歓喜とともに 長い影を連れてきてそうしてある朝目覚めると、手紙も残さず行ってしまったいいえ、それは消えてしまったわけじゃない日は昇れば沈むのが世の摂理 絶え間ない浮き沈みの中にペンよ、我を導き給え” −矢吹 純
11/13 雑記
一昨日、昨日の週末はどこにも行かずに店にいた。文学フリマやフェス、マーケット、蚤の市(後半3つに違いはあるのか?)など、あいかわらず催事は盛りだくさん。天気も良くない。これは人が来ないよなーと思いながらも店を開けると、まあ半分正解という感じ。静かな時間が長かった土曜にくらべ、日曜は中盤にかけて客足が増す。
はじめての人。久しぶりに顔を出した常連さん。たまたま通った家族連れ、若いカップルに混ざって、なんとなく気になっていた歌い手も来てくれた。スルリと音をたてずに出ていく人。ガラリと大きな音を出して入ってくる人。鹿児島の中村くんが電話をくれたのも嬉しかったな。
定時を過ぎても閉めずにいた日曜日、最後の最後に来たのは奈良県〈mole music〉店主のミツキさん御一行。賑やかながらもするどく棚を見て、ズバズバといい本を選んで、買っていくミツキさんに刺激を受ける。円盤(現:黒猫)の田口さんに似た姿勢を感じた。あんな風に店と接してくれれば信頼しないわけにはいかないよね。連れてきてくれたチャエン&ショーゴ夫妻、ありがとう。おつかれさま。
2023/11/12
11/12 店日誌
11月12日、日曜日。今朝いつものラジオ番組を聴いていたら、「今日のゲストは美術作家・永井宏さんの門下生、小栗誠史さんです」と紹介されてオッとなる。小栗さんは、鎌倉で〈古書ウサギノフクシュウ〉を営んでいた知人。端正な雰囲気の店に行くたび「かなわんな〜」と悔しさも感じていたから、閉めると聞いたときはさびしかった。
自分が店を始めたばかりの頃、遊びにきた小栗さんは骨折していた。原因はスキー? スノーボード? だったか、まったく違うことだったかもしれないけど、片手をつった姿が印象的で、今も目に焼き付いている。
ちょっと前に復刻刊行された永井宏『夏みかんの午後』の巻末エッセイ「永井さんは文化の入り口」を書いているのが、小栗さん。永井宏さんを知らない人にも伝わるように綴られた親切な解説で、この本の重心になっている。店にはあと1冊だけ在庫あり。
今日は13時から19時までの営業。あわててストーブを出しました。
2023/11/11
『SORRY FOR MY LATE』
11/11 店日誌
11月11日、土曜日。雨が降ってぐっと寒くなった。朝晩は肌着とズボン下、ライトダウンを身につけないと心許ない(週頭にはカエルが鳴いていたのになァ)。こないだ店に居合わせた友人の一人はスキーウェア、一人は短パンにサンダル。前者の手元には缶ビール、後者はコーヒー。今、こう書くと妙だけれど、そのときは不自然とも思わなかった。季節感はひとそれぞれ。
オンライン・ストア〈平凡〉の動きがはげしくなった。先頭を引っ張るのは、金井タオルが手がける「つくづく」関連作品たち。その後に続くのは古本、小さな雑誌、音源だ。急に走り出したようで戸惑いもあるが、やはり嬉しい。引き続き、どうぞよろしく。
棚に出しきれていない古本も多い。ぱぱっと値付けして出せるものがあれば、ウーンと考えたまま放置してしまうものもある。手にした本に値段が書いてなかったら、気軽に問い合わせてほしい。
今日明日は13時開店! お隣のカフェでは「桑原哲夫展」を開催中。