批評とは究極的に、何かを選び取ることである。そのあとの理屈(言葉)はいくらでもデッチあげることが出来る。そして世の多くの人びとは、その「言葉」の部分にこそ批評があると思い込んでいる。–坪内祐三「批評としての書評とポトラッチ的書評」(『文学を探せ』より)
9月26日、日曜日。レコードの貸し借りをする数少ない友人がいる。彼は、所持するものを介して自分語りをするタイプではない。欲しいもの、気になったものを出来るだけ、買っていく。自らの内側にある好奇心に忠実に、レコードを選ぶ。外面など二の次、三の次。知った風に言葉を費やすこともない。ただ、音楽が好きなのだ。当たり前のようで、こういう人はあまりいない。
今日は13時から19時まで開けています。明日、月曜は定休日。
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