歴史は、無数の人生の集積である。その歴史や人生が「大きな名前」(ビッグ・ネーム)で記憶され「小さな名前」もしくは「無名」(ネームレス)のものが、ほとんど忘れさられることに、異議をとなえつづけたい。−鶴見俊輔(『限界芸術論』「脇役 まげもの のぞき眼鏡」から)
11月20日、金曜日。『限界芸術論』(ちくま文庫)で見つけた、鶴見俊輔の主張につよく共感する。それが無意識に用いられる場合であっても「大きな名前」による圧力には抵抗したい。ぼおっとしていると、自分も他者に対してその種の力学を用いかねない。よくよく注意しておく必要がある。
さあ、また週末、連休がやってくる。今日はどんな一日になるんだろうか。
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