2019/08/14

『アルテリ』八号


熊本の文芸誌『アルテリ』八号が届きました。
前号と同じく小池アミイゴ氏の絵が表紙をかざる最新号の扉ページ、目次をめくってあらわれるのが石牟礼道子さんが2014年に綴った「無題」。「わたしたちの世紀がほろびの方へ、ほろびの方へと向かっていのはわかっていた」とはじまる詩作を巻頭に置ける冊子は他にないでしょう。収められた記事、どれもが骨太。これまで以上にどっしりした仕上がりです。

販売価格は1080円。アルテリ別冊、渡辺京二の最後の小説『顔』も入荷しています。

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