2019/04/21

農場長が語る「いちご畑の音楽会」②


−ライブと合わせて予定されている、言葉と絵の企画。
  これはどういったことが行われるんでしょう? 人の紹介と合わせてお願いします。

<絵について>
これは完全にワガママと言いますか、今、うちの農園に、河合浩(かわいゆたか)さんという、むちゃくちゃいい抽象 画を書く絵描きさんがいまして。
普段は農作業をしてもらっているのですが、河合さんの絵が農園と融合したら、どうなるんだろう?そう思ったら、とてもイメージがふくらんで。当日は普段かいている絵の展示に加えて、会場装飾でも楽しめると思います。乞うご期待です。

<言葉について>
そして、言葉の展示。こちらは、totoさんという、歌手であり、詩人であり、お母さんである(!)そんな産み出す力の塊のような人と一緒に、やりとりしたことを書き言葉でのこしてみる試みです。声にならないことを、言葉というはっきりとした器にどれだけ込められるのかは未知数ですが、よくよく考えたらいつも、にじみ出るような伝え方、伝わり方しか自分にはできないな。
そう思ったら、そういう、にじんだやり方でもやったほうがいいよな。そう思って、ドキドキですが声をかけさせてもらいました。

−最後に、この音楽会、農園をつかっての催しでの見どころは?
  全部! と応えてくれても嬉しいですが、あえて、何点かに絞ってみてください。

出店も欠かせない存在です。
色んなことに真剣に正直に向き合ってきた、店主の植田さんにしか出せない感性から食事を提供してくださる、「つくば食堂花」さん。安心して、いていいんだよ、と呼びかけるような場所と珈琲をそっと出す、「千年一日珈琲焙煎所」さん。それぞれ自分的には、つくばの父性と母性を担っていると思います。
加えて「楽しむこと、安らぐこと」。上にあげたように、イチゴも含めて、全部!といいたいところですが、その全部すらもゆりかごにして、なーんにも考えずにただいるだけでもいいと思うんです。「やらなくていいことをやる いなくてもよかったのに、いつのまにかここにいる」。そういう、うっかりと長い寄り道や、音が聞こえ始めるときの、瞬間のきらめきのような時間。それを、みんなと共有したいです。

そういう意味では、見どころは当日かかわってくれる、みんなの表情なのかなーと思います。自分はテンパった顔しかできないかもしれませんが^^
至らない点も多いかと思いますが、ぜひ大らかな気持ちでいらしてください。
よろしくおねがいします!

−ありがとうございました!

0 件のコメント: