酒の穴とは、日常的な生活の中にぽっかりと現れる「今ここで乾杯できたらどんなに幸せだろう」と思うような場のことで、それは必ずしも居酒屋やレストランでなくてもいい。むしろなんでもない空き地とか、川沿いの原っぱとか、公園の売店だとか、そういったところに極上の酒の場があるのではないかと思う。そしてそれを探求するユニットが「酒の穴」なのである。
スズキナオ×パリッコ『酒の穴』(シカク出版)が届きました。
お二人の酒飲みユニットである「酒の穴」。どうすれば町で楽しく、美味しく酒を飲めるかを開拓し、脱線をつづけながら「酔っぱらいのストリートワイズ」を語り合う対話集。「ミニジョッキってなんなんすか? この世からなくなってもいいもののひとつなんじゃないかな」なんて言葉がそこら中にころがる愉快な本です。
販売価格は1296円(税込)。酒の場にも連れていきやすい文庫サイズ、嬉しいですね。
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