ジョセフィン・フォスターの新作、『I'M A DREAMER』が入荷しました。
すごく良い音が鳴っています。ジョセフィンの声により添う楽器、ギターとピアノ、ベースの音がとても好きです。
暖かくした部屋の中で流してほしい。思わずうっとりするような、多幸感に包まれるから。
ここではないどこか。遠いところに来たような気分になれると思います。
ああだこうだと書きましたが、とにかく素晴らしい作品です。是非ご一聴を。
販売価格は税込みで2376円。どうぞよろしく。
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http://windbelljournal.blogspot.jp/2013/10/i-m-d-r-e-m-e-r.html
今年4月に初来日し、大盛況に終わった日本各地での全10公演も記憶に新しい
ジョセフィン・フォスター。
昨年リリースされた" Blood Rushing "に続く最新作。
濫作ではなく、多作
アイディアが枯渇するどころか泉の如く
現在の彼女は最盛期の果実や樹木のように瑞々しさを失いません。
前作に続き録音・MIXはアラバマ・シェイクスのアルバム
"Boys&Girls"で脚光を浴びたAndrija Tokic。
作品毎に様々な音楽的アプローチ、方向性を示して来た彼女ですが
この新作もこれまでの作品とは異なる作風に仕上がっています。
ピアノ、ペダル・スティール、ダブル・ベースなど
これまでの作品では多用されることのなかった楽器に
彩られた楽曲群はその編成などから
オルタナ・カントリー、アコースティック・スウィングといった
キーワードを思い浮かべるかもしれませんがその枠組みに収まらないのが彼女。
このアルバムに広がる音像は彼女だけのものです。
古の音楽をこよなく愛しつつも、独自の表現を獲得していることが
これまでの作品の中で最も如実に表れていると言えるでしょう。
先人たちが工夫を凝らしながら形作ったかたち・定型も
表現者次第で切り開く領域がまだあること、
新鮮な息吹を持って蘇ることをこの作品は伝えます。
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