2010/06/27

山崎円城に聞く、いろんな話-そのニ-


F.I.B JOURNAL、山崎円城氏に聞く、いろんな話の第二弾。(-その一-はコチラ
今回はいよいよ、ライブの話を中心に伺っていく。

ではでは早速はじめよう!

***

-ズバリ、ライブの面白さってなんでしょう?

ぼくらはマイルスデイビスのオンザコーナーの考えた方と同じで、
記録としてのセッションレコーディングなので、
その場の環境によって凄く演奏が左右されるんです。

ぼくらは音楽というパスポートを持って旅をして、ライブを通じて人と出会います。

会場で空気を作るのも、一緒にお酒を飲むのも
そこで出会う人達との一期一会なので。

それが醍醐味です。

ちなみに【Calm & Punk】はマスタリングまで都合3日間、
トータルで計24時間ぐらいで作ったアルバムなんです。 

-ライブをする上で欠かせないもの(こと)はありますか?  

ん~何だろ。家で子供達と留守番をしてくれている奥さんかな。-笑
彼女がいないと物理的に外出出来ないので。-笑

-テレコや朗読で言葉を扱い、ギターで音を奏でる。
 現在のスタイルを確立するのに、強く影響を受けた表現者はいますか?
 イメージしている「誰か」がいるのか、気になります。 

実の所、傾倒したような人はいなくて。
でも、ケルアックが、チャーリー・パーカーが覚醒してビバップで吹き捲くっているのを見て、
アドリブでタイプライターに文章を書き殴ったみたいな
ジャズの【解き放つ】メンタリティには影響されました。

そこで、しいて自分の手法をレビューするなら、
ドラムとウッドベースのセッションの上に
トランペットの代りに言葉を【吹いている】【放っている】イメージ。

経歴でご察しの通り、
ぼくはあまり専門的な音楽の勉強をしていないので、
F.I.B JOURNALのアイデアは、自分が旋律の中で抑制されず自由にプレイする為に
自分なりに行き着いたスタイルがこれなんです。

まぁ。全てのプレイを正解の骨格にしておけば
失敗は皆無ぐらいの、かなりテキトーなメソッドですが。-笑
また学の無い者が好き勝手に音楽らしき物を作るという部分では
ヒップホップに近いのかも。

ちなみにギター・アンプ・テレコ等は
みな古物商時代の友人から仕入れたものです。格安です。

-MOJO SESSIONへの意気込み、
 告知などありましたら、お願いします!


一期一会です。飲みましょう!

***

今回も面白いお答え。
マドキさん、ありがとうござます!

MOJO SESSION vol.8、どうぞお楽しみに!呑みましょう!

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