高田渡という人は昔から稀代のスタイリストだったのだ。その音楽も、仕事を選ぶのも、酔って人にからむのも、もしかすると何もかも計算しつくした果てのように見えてくる。/ギターはギルド。暮らすのは吉祥寺。飲むのは「いせや」。服の着こなしも、映画を観ていればかなりの洒落者だったことが判る。(*2)
5月8日、金曜日。小西康陽『ぼくは散歩と雑学が好きだった。 小西康陽のコラム 1993−2008』を読んでいる。序盤で好きなのはミッシェル・ガン・エレファント、チャック・レイニー、モータウンから山名昇に繋げるところ。これぞ、テキストでのDJ! なんともグルーヴィ! かつ、モッドなのが最高に洒落てる。「モーツァルトは天才だが、『モオツァルト』を書いた小林秀雄はおそらくモッド。ここは短く笑いを取るところだ」(*1)なんて書ける人、他にいないでしょ。
高田渡に触れた部分を繋いでみれば、酔いどれの好々爺みたいなイメージとは異なる姿がくっきり浮かび上がる。「とりわけ詩に対して、言葉に対しては、まさしく目利きだった」(*2)と始まる節を継ぎ足せば、よりはっきりと輪郭が立つと思う。
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何曜日だろうが休みの日の過ごし方は大体似ていて、昼前までに用事を済ませて、夕方にはビールを飲みだし、だらだらレコードを聴いている。きのうの昼食は牛久の〈大勝軒〉。ご夫婦の働きぶりが気持ちよく、普通の中華が、普通の量で出てくるから安心できる。数年ぶりに行ったけど、なにも変わっていなかった。
ロゴ・ステッカーのプレゼント、連休中のサービスと書きましたが、好評なので続けます。オンライン・ストア〈平凡〉との共同企画。都合のいい方法でお買い物してくれたら嬉しいです。
今日もちょっと蒸していて、身体が重たい。無理せずお出かけください。
(*1)「身だしなみに無頓着であることが許されるのは」
(*2)「ある日、音楽が大嫌いになっている自分に気付くこと。」
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