3月26日、木曜日。真冬が過ぎても、陽のささない本屋のなかはうすら寒い。手先はヒンヤリ。手袋をつけることもある。本のページがめくりづらいし、作業の邪魔にもなるからすぐに外すけど、ストーブを出しときゃよかったなあと後悔する。そこに雨が降ったらまったく南無三である(©︎JUHA COFFEE)。店前を車がビシャーッと水飛沫をあげて通りすぎるばかり。いったい何台目だろうか? 日に100台だとすると多過ぎるのかな。歩く人はほとんどいなくなり、ブックストアは無風地帯。
昨日もまあ、そんな感じで開店から16時過ぎまでの入店は荷物を運んでくれた西濃運輸と郵便局の配達員さんのみ。あ〜あって感じで「ジャズ・トゥナイト」の再放送を聴きはじめたところで1人。すぐに友人Kくん夫妻が続いて3人、さらにもう1人の顔見知りがきて4人。届きたてのジョン・ルーリー『骨の記憶』とやや高めの思想書が売れた上、オンライン・ストアではレコードが2枚買われたらしい。いやはや、ありがたい限り。
常に絶対にフォルテで演奏しよう。同じフレーズは使わないこと。共演者の音を聴いて、それに合わせちゃ駄目だ。つまりコラボレーションは抜きで、自分の道だけを走れ。(高柳昌行)
ヒマにまかせて読みはじめた、副島輝人『日本フリージャズ史』に夢中になる。「つまり濁音の魅力ですよ。綺麗でクリーンな音もいいだろうけど、それは空の上に抜けていってしまって、それでお終い。濁音というのは、言葉にならない心の内とか、少し湿った大地に入り込んでくる感じの音でしょう」って中村達也の発言も好きだ。
では、今日も開店。オンライン・ストア〈平凡〉もどうぞよろしく。
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