2024/10/26

10/26 店日誌

10月26日、土曜日。一昨日は売り上げ300円とだけ書いて大事なことを忘れていた。常連のヒロタさんが本を売りにきてくれたのだった。文庫本を主にした一箱には良書ばかり。状態もいい。すぐに査定をして値段を伝えると迷わず了承してくれる。ああ、嬉しい。こういうやり取りができるから古本屋は楽しい。買い取った本に値段をつけると、また別の誰かが買っていく。そうした循環をつくれるから、古本屋の仕事はやめられない。売り上げの数字だけに捉われて感情的になっていると、大事なことを見落としてしまう。これには要注意。しっかりと自戒する。

しょっぱい売り上げ報告のせいか、平日金曜なのに入れ替わりでご来店、しっかり買っていく人が多かった。ありがたいと感じ入ると同時に、数字をつかって人の動きを煽っているようで、ちょびっとだけ複雑な気持ちになる。このブログの影響力など微々たるものなのだけど、書き方には気をつけねば。

朝のラジオ、1曲目はスタンリー・スミス「スウィート・バタフライ」。この曲を聴くと思い出すのは『リラックス』の鎌倉特集、バッファロー・レコーズ、カフェ・ゴーティー。小野郁夫さんの真似をしてゴーティーでグリーンカレーと黒ビールを頼んだりした。あのころの鎌倉はのどかだった。

今日は「旧石器時間」に出店するため、13時から17時までの短縮営業!

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