2012/01/27

フォーエバー・ヤン


9   ひたすら「ただ聴く」こと。
10 まだ「ただ聴く」こと。
11  ちょっと「耳を傾けてみる」こと。
12 「カッコイイ!」と思ったものには迷わず飛びつくこと。
13  飽きることを恐れないこと。万一飽きなかったものは、大切にすること。
14  音楽に対する偏見、差別をなくすこと。


“ヤン富田の音楽に接して、僕が学んだ、もしくは思い込んだこと” / 二見裕志
 『フォーエバー・ヤン -ミュージック・ミーム <1> 』より (本記事には1〜34項目があります)

2012/01/23

『Book The Knife』 -販売中!



「自分の足で歩いて、自分の目で選ぶ、というのがいちばん。
イヌも歩けば、棒にあたる。いたるところに埋もれている財宝をdig(掘り出し)しようじゃないか、
という目くばせ。」 -『Book The Knife』第0号より


『Book The Knife』第0号のご紹介。

'PEOPLE'S BOOKSTORE'、新入荷のお知らせです。
これはたぶん、どの雑誌よりも大きく、読みづらい冊子だと思います。
ズバッと広げればその大きさは新聞紙二枚分はあるんじゃないかと。
そして文字は上に下に右に左に、縦横無尽に広がります。

だから読むには、紙面をくるくる回すか。自分がぐるぐる回るか。
その二つに一つです。とにかく立ち読みには向きません。

有名無名は問わず、沢山の書き手の方々が綴る言葉とおはなし。
“本”が一つのテーマなのですが、話題も長さも文体も、軽さも重さも人それぞれ。
各々の好奇心が反応した事柄、人物のお話がアチコチから聞こえてきます。
どの声に耳を傾けるか、目を向けるかは気分次第。自由です。
読む順番もなにもかも、好きなように選べます。

そう、ボクらは自由なのです。
好きなように歩けます。走れます。そのはずです。
どんな話だってしていいし、きいていい。自分で選べばいい。
好きなものに精一杯、力を注いでいいのです。

はじめての街を歩くように。
知らない誰かと話すように。
新しい歌を聴くように。

いつだって新鮮でワクワクしていたい。
キラキラと眼を光らせて、面白いものを見つけたい。
ハナを効かせて耳を澄まして、興奮と熱狂を探し当てる。
そんな風に 生きていたい。とにかく日々を楽しみたい。

ああ、ボクはずっとずっとそんなことを思っているのです。
と改めて感じさせてくれました。それが男の滑走路(My standard!)
『Book The Knife』、ありがとう。

おすすめの一冊です。

□関連:

2012/01/21

"instant CLASH" -終了しました!



::instant CLASH vol.1
http://clashphoto.jugem.jp/

今年のCLASHはWEB上で行います!
異なる場所にいるカメラマンが同時にそれぞれの場所で同じカメラ(i-phone)で写真を撮り、
ライブでwebにアップして行きそれについた「いいね」の数を競うというイベントです。
記念すべき第一回は大阪裏庭代表のフォトグラファーKUROFINに横浜からiGa-c from PPPが挑みます!!
ストリートカルチャーに造詣の深い二人がそれぞれの地元をテーマにどんな写真を切り取るか、必見です。
Follow them !!


日時:1月22日(日)
   撮影&アップ時間 12:00~18:00
集計締め切り   20:00
結果発表     21:00

参加者:KUROFIN(OSAKA)
              https://twitter.com/#!/KUROFIN
              http://web.stagram.com/n/kurofin/

              iGa-c(YOKOHAMA)
              https://twitter.com/#!/igaigaigai
              http://web.stagram.com/n/iga_c/

テーマ : LOCAL

ルール:それぞれ御題に沿った写真を20分に一枚撮影し i-phoneのアプリinstagramを通じてwebにアップす
    正午から午後6時までの間にあげた写真についた(instagram、FB、CLASHのHP)いいねの数で勝負を決める。

主催:IPS & CLASH
             http://igaphoto.jugem.jp/
協力:MEETS PEOPLE

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KUROFIN

大阪在住。10数年来ストリートシーンで暗躍し、レゲエシーンでは絶大な信頼を誇るフォトグラファー。
近年はmusic videoの制作でも精力的に活動し、多大な評価を受けている。
座右の銘は"クロちゃんはやめへんで!"
主な個展、グループ展 
「still life,JAMAICA」2010、「RIDDIM NATION」2011「MAKIKAESI」2011
主なMV 
『ありがとう〜卍ライン、BIGBEAR、MONTA YOSINORI 』『G,H,E,T,T,O~  SHINGO★西成』
『正念場~Terry the AKI-06』『HEAD BAD~ NG HEAD』『CONCRETE JUNGLE~  MJR』 
『KINGSTON11 DVD~ MJR Direction』『狂蜂の詩~たなか雄一狼、SHINGO★西成、山本KID』....

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iGa-c

横浜在住。99年より横浜レゲエタイムスのカメラマンとして活躍。横浜レゲエ祭やHIGHEST MOUNTAIN、
SRF明宝などのレゲエフェスのオフィシャルカメラマンを務め、2009年に初の作品集「DANCEHALLDAZE」を発売し好評を得る。
現在は横浜の異能音楽家集団PPPの構成員にも名を連ね、ジャンル問わず幅広いフィールドで撮影業にいそしんでいる。
好きな食べ物は家系ラーメン

主な個展、グループ展
「VIBES!!!」2004、「DANCEHALLDAZE plus」2009、「RIDDIM NATION」2011

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2012/01/19

“緑のスカイロケッツ” -coming soon!!!


artwork:shina(I DON'T CARE)

more information.http://freshscum.exblog.jp/


単独リリースから10年、スプリットアルバムから8年!ついに新音源を発表します。
不動の4人が捻りだした渾身の6曲!やっと世に送り出せます。
2月末、遅くても3月には店頭に並ぶと思いますので、是非聴いてみてください。
※販売等の詳細は随時掲載していきます。



いよいよ、ついに、まちに待った・・・如何様にも言えますが。
とにかく発表が近いようなのです。I DON' T CAREの新音源、『緑のスカイロケッツ』。
超強力な6曲入り。バチバチでガチガチ。身体に響くうねる轟音。ウネウネ・グルーヴ。
詳細が届き次第、コチラでもお知らせします。


どうぞお楽しみに。

2012/01/14

コーヒーとビールと決意。

from “world human” The Vans DQM General /『common magazine』issue21.


-この計画はいつ頃から進行していたんですか?
これは2年前にLAにあるConveyorのFred SegalでVansが出店したポップアップショップに僕と弊社のアートディレクターを招待してくれた事から始まりました。その数ヶ月後にゆっくりとコンセプトを練っていきました。コーヒーとビールと決意さえあれば凄いことが出来ちゃうんですよね。


-When did you start planning this?
This started When Vans invited myself and my art director out to Los Angeles to see the pop-up  shop they had done with our friends at Conveyor at Fred Segal,almost two yeas ago. We slowly and organically started developing the concept a few month after that.It's amazing what some coffee,beers and determination can do.  

2012/01/09

本屋、はじめました。

photo:handpoint.

本屋、はじめました。
わが町の良心、千年一日珈琲焙煎所にて。
上段はMr.handpoint.による「本屋 ブルッックリン」。「ッ」は二つです。
下段をボク、「PEOPLE'S BOOKSTORE」が担当しました。やってみました。
本棚全体を撮影時より改良してます。ゼヒ、覗きに来てください。

ヒマでヒマで行く当てのないとき。
なんだかパッとせず、アイデアのほしいとき。
ひたすら活字に浸りたいとき。カッコいいものに触れたいとき。
お気軽に、好きなだけ本棚と遊んでみてください。

千年一日本棚プロジェクト。
今後、継続して動かしていく予定です。
どうぞお楽しみに。

2012/01/08

my favorite things 2011.



今年も書かせて頂きました。
新春恒例、『windbell journal』における“Your favorite things”です。
本当に色々なことがあった2011年。印象にのこったいくつかのこと。
どうにかこうにかではなく、烈しく楽しく! 振りかえってみました。
うーん、それでも。どうにかならんのか。あれやこれや。


誰にも見えない、匂いもない。


もう、ココに住めなくなるのかなあ・・・なんて考えると怖くなる。
もう、ココで生きてやると強くはっきり思っている、2012年。春の初め。
今年もどうぞよろしくお願い致します。


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YFT 2011:Kohei Ueda
http://windbelljournal.blogspot.com/

「シスター・コリータ」

コリータの10の教え、役に立つヒントを反芻する。
“常に動きまわること。行き来すること。授業に出席すること。
手当たり次第に本を読むこと。映画を注意深くたくさん観ること。
すべてをとっておくこと。あとで役立つかもしれないから。”



「民衆レベル」

去年の一枚を選べば、これだ。
光風&GREEN MASSIVEの第一作。
地震の動揺がさめやらぬ時期、何度となく手にし踊った。歌った。
そしてここから派生した様々な動き。出会いがとにかく豊潤だった。
CHANT DOWN BABYLON。この言葉の応用、実践編とはなんだろう。
ずっとずっと考えている。

光風さんも“リヴィジョニスト”だと、ボクは思っている。
ブルーズなレゲエ、ロック・ステディを歌わせれば、右に出るものはいない。
サッチモを理想とするトランペットもまた、泣かせる。

だからこそ。
エドガー・ジョーンズとの競演を夢想していたり、する。
どうにかこうにか、なったらスゴいな。



「天野裕氏とCLASH」

天野君と出会ったのは、真冬の横浜だった。
“CLASH”という名のポートフォリオ・レビュー。その渦の中。
そこで一言二言、話して別れた。その後に突然のメイル。
「写真をみてほしい。」未体験の誘いに躊躇はしたものの、会うことには迷わなかった。
そして味わう天野体験。写真で味わう初めての興奮と疲労感。
ああ、また味わいたいような、もうウンザリのような。
あれは何なんだろう。未だに分からない。

そしてCLASHに参加していた写真家たち。
特に五十嵐一晴、夢一平、阪本勇の三名から目を離すつもりはない。
方々のメディアに取り上げられる写真家よりも面白いぞ、彼らは。
自らの写真と方法で、上がってやろうともがく姿にボクは共感を覚える。
ギョーカイはどうして彼らを放っておくのか。理解に苦しむ。

とにかく。
写真がこんなにも面白いとは思わなかった。
それは結局、彼ら自身が愉快だということでもある。
今年も共闘を画策中。



「野田昌志」

ある穏やかな午後。
ふらりと出かけた葉山で出会った、マーシーさん。
ビールを愛し。音楽や映画、文学をのんびりと語る。
ノンビリした博多弁の奥に潜む確かな熱。あれが、良い。
記録者と作家の狭間。この人はここからどれだけの変貌を遂げるのか。
その行く末が楽しみで仕方がない。

「00:00〜17:06」。
この動画を是非、ご覧頂きたい。



「印象に残った公演」

虹とドラゴン / mama! milk / ARLT / 工藤冬里 / gustave coquiot
CINEMA dub MONKS / nabi / 光風&GREEN MASSIVE / 裸音寺ROCKERS / TURTLE ISLAND
I DON'T CARE / アシッドテストvol.1&2 / シャムキャッツ / 渡辺琢磨

もう、それぞれのことを話したらキリがない!
どれもこれも素晴らしい時間だった!


一戔五厘の旗

この本を手にしたのは3月10日。
打ち合わせで東京に出たついでの、代々木上原の古書店だった。
その翌日に地震があって、翌々日にいつもの珈琲屋に持っていった。
ろくに読んでもいないのに。我がもの顔で喧伝していた。
いまこそ、ハナモリですよ。なんて。

少し引用。

 “民主々義の〈民〉は 庶民の民だ
 ぼくらの暮しを なによりも第一にする ということだ
 ぼくらの暮しと 企業の利益とが ぶつかったら 企業を倒す ということだ
 ぼくらの暮しと 政府の考え方が ぶつかったら 政府を倒す ということだ
 それがほんとうの〈民主々義〉だ”
  
  -“見よ ぼくら一戔五厘の旗”より

花森安治という人。
取り扱い注意なのかもしれない。ソレくらい、熱がある。
ボクは未だに消化できていない。いや、そもそもその必要はナシなのか。
それでもとにかく。語り継ぐべき言葉は確かにある。


「シンゴスターリビング」

地震の直後、ここに集まることの意味は大きかった。
たまたま居合わせた人たちと同じ灯りを共有すること。
ひとつ屋根の下で会話をすること。それだけで、どれほど助けられたか。
場所がある、ということの有難みを心底感じることができた。
お店。カフェ、喫茶店の在り方が変るかも、と思った。
とにかくありがとう。いつもいつも。

その後のカフェフェス、ARLT企画での共同も楽しく動けた!
安直な括りや評価に安住せず、動きつづけ、攻めつづける。
そして、呑む。呑む。呑む。気持ちよく酔っぱらう。
そんな姿勢に刺激を受ける日々。



「つくば」

隣町はホットスポットであるらしい。
家の周りの放射線量を計ったことは、ない。
ああ、早死になのかな。オレは。

まあ、とにかく。

いつもの珈琲屋に美容室。アトリエにスタジオ。
焼き芋屋さんに本屋さん。あちこちの公園と焼き鳥屋。
図書館から洋服屋。また洋服屋から洋服屋。アイリッシュ・パブから地下の酒場。
ビニルハウスから食堂へ。家にはたまに帰ればいい。

いつの間にか、車で移動することが多くなった。
それでもそれでも。街を歩けば誰かに出会う。イヤだってどうしたって会ってしまう。
ああだこうだと話ははずむ。いつの間にか企画が生まれる。
楽しくて面倒くさくて、たまらない。

ああ、それでも!
自分はこの町の人として生きていくのだ。今はそう思ってる。
まだまだボクらは遊べるし、もっともっと楽しめる。
そうでしょう。そうじゃなくちゃやってられないよ。
とにかく、そうなのだ。

さあさあ、今年はなにが起こるのか。
どうぞよろしくお願いします。

植田浩平  / PEOPLE

2012/01/07

“しらないこと” -yosuke yamaguchi exhibition.


わあ! と朝から驚きました。
前から伝え聞いていた、山口洋佑さんの個展がついに開催されるようです
会期は1/13〜1/25。会場はTOKYO CULTUART by BEAMSとのこと。これはもうとにかく、楽しみでなりません。
初日の夜にはオープニング・レセプション。山口さんの音楽ユニット“jutomani”の演奏もあるようですね。
きっときっと愉快で不思議な時間になるのでしょう。(ボクは行けません・・・残念!)


ナニはともあれ。
こりゃあ必ず観にいきますよ。皆様も是非どうぞ。
以下、詳細です。


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山口洋佑個展「しらないこと」Yosuke Yamaguchi exhibition
2012.1.13 (金)~1.25 (水) 11:00 ~ 20:00
at TOKYO CULTUART by BEAMS
トーキョー カルチャート by ビームスでは2012年最初の展示として
山口洋佑の個展「しらないこと」を開催いたします。
夢なのか、遥か遠くの惑星なのか、これから何かが始まるのか終わったのか、
観る人は作品の中に吸い込まれ、それぞれの物語を紡ぎながらフワフワ浮遊する。
空想の世界と現実とを行き来する山口洋佑の世界を是非この機会に体験してください。
山口洋佑 プロフィール
東京都在住 ペインター/デザイナー
新宿眼科画廊、atelier kirigiris、などにて個展開催。Jen Beckman galleryの運営する“20×200”にてリプリントを販売中。「In The City」(株式会社ビームス発行) など国内外の雑誌イラストレーション、CDのアートワークなどを手がける。
オープニングレセプション 2012年1月13日(金)18:00 〜 20:00 
19:00〜 ライブイベント : jutomani ( 山口洋佑 参加ユニット ) + 三富栄治
作家本人を交えレセプション、ライブイベントを開催いたします。
皆様のご来店を心よりお待ち致しております。
jutomani (ふとまに)
山口洋佑(作詞作曲・ボーカル・ギター)と久保田千史(電気回路・ギター)の二人からなる音楽ユニット。
"http://www.myspace.com/jutomani"http://www.myspace.com/jutomani
三富栄治(みとみ えいじ)
79年東京生まれ。ギターインストの演奏/作曲で活動するミュージシャン。これまでにChildiscからアルバム3作品をリリース。
自身の作品の他、映画音楽の制作・楽曲提供。2011年からバンドTEASIにベースで参加中。
http://www.eijimitomi.com/

2012/01/03

Today's YouTube #38 -"Solitude"




In my solitude you haunt me
With reveries of days gone by
In my solitude you taunt me
With memories that never die

I sit in my chair
Filled with despair
Nobody could be so sad
With gloom ev'rywhere
I sit and I stare
I know that I'll soon go mad

In my solitude
I'm praying
Dear Lord above
Send back my love

/Eddie Delange, Irving Mills, Duke Ellington