2023/04/30

横浜出張記④

4月30日。公演最終日。ホテルを出て郵便局に寄ったあと、近くのドトールコーヒーでジャーマンドッグとコーヒーを買う。10時頃に会場入り。Suzuki takayukiのスタッフでサーカスには欠かせない重要人物・少年とドトールに関する話で盛り上がる。彼が10代後半からの付き合いで自分はすっかり中年に。少年は立派な青年になった。その後もボランティア・スタッフの若者がレコードを買ってくれる。彼は24歳と言っていた。

店の準備を整えて、散歩に出る。大さん橋に足を向けたのは何年ぶりだろうか。20代前半の自分は時間とエネルギーを持て余し、ここのベンチで途方に暮れていた。

会場に戻って11時過ぎ。さあ、最終日はどうなるだろうか。

横浜出張記③

15時半に開場。昨日に増して本への反応がいい。こちらから多くの説明はせずとも、本を手にする人がつづく。一冊でも多く売るための言葉ではなく、お互いに感じたことを伝え合い、本を介してやり取りをする。この状況は「仕立て屋のサーカス」の会場ならでは。この場でしか会わない、名前も知らないままの常連さん数人とも話ができた(この方々は、いつも本か音源、何かしらを買ってくれる)。

17時ちょっと過ぎに開演。初日とはまるきり逆の角度から、ステージを観る。やはりスズキタカユキさんの身が軽い。のそっと現れて、布を触り出す。大工の大塚さんも昨日より存在感がある。曽我大穂さんは、いつも通り、されど鋭く音を出す。つよく叫ぶ。芳垣さんとのリズムのかけ合いがカッコ良い。既にあるようで、まだ世界のどこにもない表現。今、目の前でつくられている音楽。中々の緊張感だ。布がこすれ、木の音がひびく。光が全体をささえる。いい予感を保ったまま、1部が終了。

休憩のあいだも本への反応がいい。床に置いたトランクの中をガサゴソ漁って、本を買っていく人が多い。3枚まとめてCDを買う人もいた。カンパニー社刊行書籍に興味を示す人もちらほら。気がつけば、お隣〈パラダイス・アレイ〉のパンは売り切れていた。

客電が落ちながら、開演。前日とは異なり、一つ一つの要素を丁寧に扱っていく。芳垣さんの演奏も孤立せず、全体に溶け合っていく。大穂さんの朗読にも効果あり。布が広がり、光があたって影が踊る。ときにつよく楽器が鳴らされる。カンカン、カンカンと大工作業の音がひびく。ばらばらな要素が有機的にむすびつく。積み木遊びのパートもダレず、いい空気をつくる。演奏の熱量が極点まで上がって、パタンと収まる。弦楽器と鐘の音だけになり、終演。最後の最後、あと30秒拍手が遅ければ、もっといい余韻が生まれたはず。暗闇のなかで急ぎすぎた反応だった。……残念。

中華街でかるく飲み食いして、宿へ(殺伐とした店だった)。なんの気もなくテレビをつけると藤澤清造の顔、根津権現裏の文字。なんと、西村賢太の追悼番組が放送されている。終了後、シャワーを浴びて寝る。

2023/04/29

横浜出張記②

4月29日。9時過ぎに武蔵小杉を出発、10時前に〈神奈川芸術劇場〉着。荷物を置いて売り場を整える。昨晩の反省、手応えを活かしてレイアウトも変更する。その間に照明担当・渡辺敬之くんが来て、本を選んでいく。数冊をお取り置き。10時半過ぎに街に出る。なんとなく歩いて、横浜スタジアム、関内駅方面に向かう。少し迷うも馬車道に出て〈ディスクユニオン〉。開店直後に入ったにも関わらず、お客さんが多い! レジには行列。このお店はいつ来ても活気がある。熱に圧されて、そうそうに店を出る。

その後、伊勢佐木町に向かって歩く。この辺りはやっぱり面白い。ストロングゼロなどの缶チューハイ、缶ビールを持つ人があちこちにいて、大きな声で叫ぶ人もいる。ぱっと見で性別が分からない人、などなど。多様性に満ちた街区である。きっと、これでも静かになったんだろうな。古本屋をいくつか回る。

13時頃に会場に戻り、店を再度整える。リハーサルの合間に芳垣さんの声、話が聞こえてくる。渋みのある声だからか、つい耳を向けてしまう。舞台上の微調整、パフォーマンスの順序などを相談する様子を聞きながら、この出張記を書いている。

横浜出張記①

4月28日。午前中、店に来てスーツケースに本を詰める。既に二箱発送してあるので、前回までのようにパンパン、ギュウギュウにしないよう心がける。新刊から入れていって、古本、レコードを入れて完成。だいぶ少なくしたつもりだが、けっきょく重い。リュックを背負っていざ出発。

つくばエクスプレス〜東京メトロと乗り継いでいく。前日に買ったばかりの、小林信彦『読書中毒 ブックレシピ61』が面白い。副都心線がみなとみらい線に接続して、横浜に入ったあたりでほぼ読み終える。終点、元町・中華街駅で降りると、人が多い。平日ゆえか若者のグループが散見される。修学旅行か? ってくらいの大集団から友人たちの少グループまで。ながい、ながいコンコースを端まで歩いて地上に上がる。街もまた人! 浮かれ気分の若者たち。誰が悪い訳ではないのだが、毒づきながら通りを歩く。

会場〈神奈川芸術劇場〉に到着。エレベーターで上がって、大ホールに。ちょうどリハーサルの真っ最中。そろーと入って荷物置いて外に出る。歩けばすぐに山下公園。快晴、新緑、気持ちがいい。前回気に入った店に入って生ビール、パスタランチ。窓際の席で本の残りを読む。15時前にホールに戻り出店準備。お隣は雑貨店〈Aquvii〉、挨拶をしてお互い手を動かす。慣れているものの、やはり時間がかかる。16時半過ぎに準備完了。

曽我大穂さんと軽く話して、17時ちょい過ぎにドアが開く。サーカス出店でいちばん緊張するところ。ばらばらと入ってくる人たち、本に興味を持ってくれるだろうか。どんな風に声をかけようか。思案しながら立っていると、ぽつぽつと人が来る。へーって感じで通り過ぎる人が多いなか、じっと本を見つめる人がいる。一冊ずつ手に取って読んでいる。数冊を吟味して、ラニ・シン『ハリー・スミスは語る』と古本を一冊、ナイスチョイス! そこから、いいペースで本が売れていく。今日は大丈夫だなと安堵したあたりで、客電が落ちて一部開演。

ゲストの打楽器奏者・芳垣安洋さんの佇まいが決まっている。歌を口ずさみ、布を触っているだけで職人然とした雰囲気。スズキタカユキさんの役割が減って、いつもより軽やかに見える。照明の色数も抑えめで渋く進むパフォーマンス。率直に言えば、謎。何をやろうとしているのか読み切れない。でも、何かが始まりそうな気がして期待させる。ここ数回の公演でも出色の導入だった。音が止まり、恒例の出店者、メンバー紹介をして休憩。ここでもまた、本がいいペースで売れていく。

多要素がまとまらず、バラバラのまま進む2部。芳垣さんの演奏がすごい。細かい音でつくるビートがあれば低音を加えたリズムもある。圧倒されるが、仕立て屋のサーカスの舞台としては。どうなのか。やや単調な舞台に思えて、眠くなる時間もあった。大工も大塚さんの印象が薄い。たまに聞こえる作業音は印象的なのだけど。「木を叩く、布を叩く」と題して、目論んだ意志は感じた。バタバタと片付けをして、この日は終了。電車に乗り、武蔵小杉へ。

明日から、どう変わっていくのかが楽しみだ。

2023/04/28

4/28〜30 店休日誌

4月28日(金)・29日(土)・30日(日)は「仕立て屋のサーカス・横浜公演」に出店するため、店は休み。定休日をはさんで、5月2日(火)より営業再開(オンライン・ストア〈平凡〉の発送は5月1日(月)から再開予定)。

2023/04/27

4/27 店日誌

4月27日、木曜日。朝、ボブ・ディラン『ニュー・モーニング』に針を落とす。気分がいい。このレコードの邦題は「新しい夜明け」。妙な言葉である。そのまま「新しい朝」だとラジオ体操を想起させるからか、いやはや、ディランの詩的感性を表すためか。自分はカタカナで「ニュー・モーニング」と表記するのが一番いいと思う。

明日から3日間(4月28日・29日・30日)、「仕立て屋のサーカス・横浜公演」に出店するため店は休み。週明け、定休日をはさんで5月2日(火)の15時から営業再開。

日々、店には動きあり。オンライン・ストア〈平凡〉もどうぞよろしく。

2023/04/26

「自己啓発のABC」

スペクテイター編集部『自己啓発のABC』が届きました。
先月14日から販売している、『Spectator』51号・自己啓発のひみつ特集をひもとくためのガイドブック。「自己啓発」を「自己(われ、おのれ、自分、その人自身)」と「啓発(知識をひらきおこし理解を深めること)」に分解することにはじまり、源流にあるアメリカ式の「セルフ・デベロップメント」の紹介、数冊のブックガイドで構成されたもの。

店頭で無料配布中。該当号を買わずとも、ご希望であれば渡します。

4/26 店日誌

4月26日、水曜日。土井政司『ほんまのきもち』を通読した。小学3年生の「俺」の独白作文体で綴られる35ページ。語り出しの「なんでか知らんけどこの世の中のルールというか決まりごとでヌイグルミは生きてへんことになっていて」から「これはいまでもずっと変わらん、ほんまの気持ち」まで、止まらずに読んでいった。

いくつかの場面転換はある。だけど、ここに書かれた「俺」の声が聞こえてくると、全ての出来事が繋がっていて、命を持ったものだと感じられる。泣かせるわけでない。あくまで「俺」の感じたままの作分だ。なのだけれど、読み手の感情を刺激する。自分自身、閉じてしまった扉が少しだけ開くような感覚があった。

こうした自費出版にありがちな文化的装飾(一般にカルチャーと呼ばれるものをとりまく空気、周辺の人物への気配り、おもねり等々)をとり払い、本質だけで書ききった、著者の気概を讃えたい。ぼく、植田浩平は土井政司を尊敬する。

今日明日は通常営業。明後日28日(金)から30日(日)まで、店は休み。

2023/04/25

Today’s YouTube #437


4/25 店日誌

4月25日、火曜日。昨日よりはだいぶマシなのだが、まだ身体が重い。でも、SNSで見られる写真や投稿を通して、一昨日のパーティーを楽しんでくれた人がいると知る。たまたま会った知人が当日の様子を教えてくれる。あんな人と会えて、話せた! とか、あの人がビールを奢ってくれた! とか。そんな声が聞けると、やっぱり嬉しい。小さなことが力になる。

もう、やりきった。疲れてしまって大変だ。そんな気持ちが吹き飛んで、また何かやれたらいいなーと考え始める自分がいる。それもこれも心良く協力してくれる友人たち、出演してくれる方々がいてこそだ。みなさん、本当にありがとう。また一緒に遊びましょう。

今週は「仕立て屋のサーカス・横浜公演」に出店するため、28日(金)・29日(土)・30日(日)の三日間、店は休み。今日明日、明後日は15時からの通常営業。

とりあえず開店! 入り口は開けてあるので、お暇があればご来店ください。

2023/04/24

4/24 雑記

とにかく疲れた。すごく眠い。昨日のパーティーは自分なりに挑戦的な試みだったから、進行にはすごく気を使った。完璧はありえない。でも、まだやれることがあったなーと思うと、ため息が出る。まあ、無事に終わっただけでも良しとしようか! ああ、疲れたよ!

カレーを食べて、さっさと寝よう。酒はなし。

2023/04/23

4/23 店日誌

4月23日、日曜日。晴れてよかった。天久保一丁目〈Club OctBaSS/Bar DISCOS/wear crab〉での当店の周年記念パーティー「PEOPLE’S PARK」は14時開演。タイムテーブルも公開しているので、ご確認の上、ご都合に合わせてご来場あれ。受付後は各会場の出入りは自由。周辺を歩きまわるも良し。無理のないペースで楽しんでほしい。

天久保三丁目の〈PEOPLE BOOKSTORE〉も11時から18時まで開いているから、パーティー前に立ち寄ってほしい。お隣〈千年一日珈琲焙煎所 CAFE〉では写真展「If you see a shadow」を開催中。

今日、どこかで会えたら話をしましょう。気軽に遊びにきてほしいです。

2023/04/22

『ほんまのきもち』

土井政司『ほんまのきもち』が届きました。
大阪市東淀川区で自転車店〈タラウマラ〉をいとなむ土井さんの新著は、既刊『DJ PATSATの日記』1&2とは異なる文体、視点で綴られたもの。知名度が上がっても、安易にはうわつかず、地べたをはいずる姿勢を失わない。自身で感じて、考えたことを誤魔化さず、言葉を選び、文章をつづる。そんな人がつくった本。

個人的な随想、一家族の生活の記録として読むも良し。小説として、読むのも良し。小体なZINEではあれ、確かな手ごたえあり。

販売価格は1650円(税込)。同店刊行のキングジョー『EVERYDAY LOVE』も少量在庫あり。

4/22 店日誌

4月22日、土曜日。朝、ラジオを聴きながら風呂につかる。湯船のなかで紀伊国屋書店のPR誌『scripta』内の連載、都築響一「ROADSIDE DIARIES 移動締切日」最新回を読んでいると、ラジオから鎌倉〈Cafe GOATEE〉の話題のあと(24周年とのこと!)、いい雰囲気の曲が流れてくる。そのあとのU2も良かった。気分よし。

外に出している均一価格の古本に要注目! けっこういい本を入れているからか、回転が早くなっている。3冊、5冊と買っていく人がいて嬉しい。今日もコツコツ入れ替える。

今日は13時開店! お出かけついでにのぞいていってくださいな。

2023/04/21

『私を世界をつなぐ、料理の旅路 −14人の「私が料理をする理由」』

『私と世界をつなぐ、料理の旅路』が届きました。
インド、ベトナム、台湾、メキシコ、スウェーデン、ロシア、ジョージア、ポーランド、イギリス、ポルトガル、イタリア、モロッコ等々の料理店を営む14人の女性料理人が各国で出会った人、文化。そこから生まれた料理、店に関するエピソードを収めた一冊。女性の生き方、働き方に関するドキュメンタリーでもある料理本。

販売価格は2420円(税込)。オンライン・ストア〈平凡〉でも購入可能。

4/21 店日誌

4月21日、金曜日。初夏をおもわせる陽気に惹かれてか、店の前を行き交う人が増えている。外に出している均一価格の古本を見て、ぱっと数冊買っていく人がいる。店内で本棚を吟味する人もいる。久しぶりで会う知人が顔を見せて、話に花が咲く。ビールを持ってくる友人もいる。息つく間がなく、本など読める余裕もない。だけれど、まあ、わるくない。たまにはこんな平日があってもいい。

明後日、4月23日(日)開催! 当店の開店10周年記念パーティー(自作自演だけれど)、ピープルズ・パークはご予約不要。気が向いて、出かけてくれれば、入場可能。24歳以下割引あり、18歳以下無料。ながく、わいわい、楽しもう。

明日、明後日は13時開店。オンライン・ストア〈平凡〉もどうぞよろしく。

2023/04/20

4/20 店日誌

4月20日、木曜日。昨年末かもっと前か、いつ頼まれたのかも判然としない原稿をようやく仕上げる。時間を置いて、修正をはじめると止まらない。細部を書き換えたり、丸ごと消したりを繰り返した。もはや、スタート地点がどこだったかも分からない。最低限の格好はついたような気がしたので脱稿。これはもう、忘れてしまおう。

日曜日のパーティーに向けて、小さなやり取りを重ねている。前向きな話を持ってくる人がいて、嬉しい。素直にお礼を伝える。関わる人たちと心を通わせておけば、予想外の事態にも対処できる。

今日明日は15時開店。パーティー当日の4月23日(日)も営業しますよ。

Today’s YouTube #472

https://twitter.com/paraisorecords/status/1648635640026914816

2023/04/19

『新版 ECMの真実』

本書はECMの初期10年間にレーベル・マネジャーとして尽力した著者による無類の歴史物語=ECMの真実であり、とりわけ日本とのかかわりがECMにとって強力な起爆剤となっていたことが克明に描き出される。

稲岡邦彌『新版 ECMの真実』が届きました。
カンパニー社の最新刊はいつもながら、どえりゃ〜! 届いて、手にしてやっぱり驚いた。2001年(初版)、2009年(増補改訂版)を経た、2023年の決定版。
「ECMの軌跡」(レーベルの来歴)、「ECMの伝説」(関係者の証言)とで構成された全8章、576ページ。じっくり読み込んでほしい。

販売価格は4180円(税込)。カンパニー社の刊行書籍、いろいろと揃っています。

4/19 店日誌

4月19日、水曜日。ピープルズ・パークTシャツと、某所からの買取依頼の本が二箱、同時に届く。まずTシャツの箱を開けて仕上がりを確認する。よかった、いい色だ。遠方の方からも購入希望の声をもらっているTシャツは、23日(日)のパーティー当日の売れ行きをみて再生産する予定。準備がととのい次第案内するので、待っていてほしい。

その後、本の箱を開けて、査定をはじめる。力のある本が多く、気合が入る。作業中に最長常連Oくん、大学院生Oさんが来る。めいめいと話しながら作業をしてひと息。缶ビールを開けたところで東京の知人ふたりと、画家・河合浩さんが同時に来店。慌てるも嬉しい。本やレコードを買ってもらい、安心した。

店内、古本の入荷多数! けっこう見応えがあるかな、と思います。

2023/04/18

4/18 店日誌

4月18日、火曜日。つくば駅から電車に乗って秋葉原、少し歩いて岩本町、都営地下鉄に乗り換えて代田橋。まあまあ時間がかかる。神保町、九段下、新宿、幡ヶ谷、笹塚って流れ(順番ちがうかな)で東京を移動するのははじめて。こんな風に街が連なっているとは知らなかった。よく耳にするコーヒー屋やレコード店、大学なんかが散らばるあたり。機会をつくって歩いてみたいと思ったのは、昨日のこと。

東京から帰ってきた午後、遅くない時間に〈古着屋may〉に行き、無地Tシャツを物色。来るべき季節に向けて、まずは一枚購入する。自転車、徒歩で移動できる距離にメイがあって良かったなーと改めて感じる。気軽に服を買って、無駄口をたたけるのはありがたい。

次の日曜日にせまった「PEOPLE’S PARK」関連でよく聞かれるのは、車の置き場。おすすめしているのは松見公園の駐車場。会場から近距離で低料金。けっこう広くて、大体止められる。その他にもいくつか、有料駐車場あり。

火曜から金曜は、15時開店! 20時まで開けているので、ご都合あえばご来店ください。

2023/04/17

4/17 雑記

日曜の午後。いきなりの雷鳴、風雨。道ゆく人たちが小走りになる。こりゃ大変だと言ってるうちに雨が止み、青空がのぞく。雲の動きが早い。落ち着かない天気の中、知人を含むなじみの方々に混ざって、見知らぬ人も多くやって来る。前も来てくれました? いえ、はじめてです。なんて会話を何度か繰り返した。

つめたい雨でしんとしていた土曜日。慌ただしく、人の出入りが多かった日曜日。またひとつ週末が過ぎていった。

2023/04/16

4/16 店日誌

4月16日、日曜日。午前中、追加で刷ってもらったチラシとポスターを受け取りに〈えんすい舎〉に行ったのち、〈Cox/Shingoster LIVING〉と〈Bespoke〉にそれらを預け、自分でも貼る。ああだこうだと話をして、〈Kitchen&Dinner Django〉に向かう。告知物を手渡し、店主の塚ちゃんと乾杯! 友人たちの店をまわって、話をするのはやっぱり楽しい。こうやって時間を重ねてきたんだな、俺たち。

来週に迫ったパーティー「PEOPLE’S PARK」のタイムテーブルを公開! ご都合に合わせて、遊びに来てほしい。準備段階から熱が高まっていくこの感じ、わるくないぞ。

今日は19時までの営業! 些細なことでもお問い合わせはお気軽に!

4/23 タイムテーブル


〈Club OctBaSS〉
14:00〜aki yoshihara (DJ) 
15:00〜Yossy little noise weaver (LIVE) 
16:00〜小西康陽 (DJ1) 
17:00〜TOMO (DJ) 
18:00〜小西康陽 (DJ2) 
19:00〜SPRA (LIVE) 
19:30〜ロボ宙 (LIVE) 
20:00〜CHIYORI(DJ)

〈Bar DISCOS〉
14:00〜E.T 15:40〜ookumaneko 16:30〜NG.Dre 17:20〜SHOWZ&T.G. 18:20〜B2B

〈wear crab〉
14:00 Happen inoshishi 15:30 KRAIT 17:00 shogo&doron 19:00 KRAIT


2023/04/15

<PEOPLE'S PARK>開催記念放談 2023 -PART3-

当日は〈Good Near Records〉も通常営業!

天久保一丁目に幻出する1日限りの「公園」
 
――LIVE/DJ以外では毎回楽しみなフード出店がありますが、今年はカレーですね!“シナモン感覚”的には、名前がとっても気になります……。
植田 〈棕櫚〉ね、たしかに李くん好みだ(笑)。お二人で店を出す前からうちの店に来てくれてて、本とか音源を、自分たちなりの目で選んで買っていくから好ましく思ってた。で、店ができて食べに行って、大らかな雰囲気がいいなーと。それでね、非常に音楽的だと感じたんだ。しかも、これまで近隣にはなかった感覚で。俺が行ったときは、ニューウェーブっぽいのが流れてた。友人が行ったときは高田渡だったと言ってたな。なんか、その一点だよね。面白いなーって感心した。カレーとのバランスもいいし。それで、誘ってみたんだよね。
――それから、先ほど話した〈バックパックブックス〉による古本etcの出店もあると。3フロア同時開催の行き来自由、再入場可。これぞ1日限りの「公園」、「PEOPLE’S PARK」という賑やかさですね。
植田 うん、好きなように遊んでいってほしい。タクトくんと作ったTシャツもあるし。……あれはね、ラフデザインの段階から意見を出して、ああでもない、こうでもないって言いながら作ったんだ。大袈裟でなく共作だと思ってる。「できた〜!」ってときは二人で安堵した(笑)。Tシャツは会場限定価格で売るので、気に入ったら是非買ってほしい。

特製Tシャツを会場でゲットだ!


――では、最後に大事なインフォメーションをまとめておきましょう。

植田 はい。開場、開演は14時。終演は21時予定。日中開催のパーティーです。で、エスプラくんからの提案で24歳以下割引を設けて、18歳以下は無料にしてもらった。出来るだけ、若い人が来やすいように。中学生、高校生が来てくれたら、嬉しいな。もちろん子供も大歓迎。でも、子供向けの表現、場づくりをするわけじゃないので、注意してほしい。音は大きいし、会場はギュウギュウ、椅子も満足に用意できない。その点だけ、よく分かった上で来てほしい。

――会場までのアクセス方法もお願いします。

植田 秋葉原からつくばエクスプレスの快速に乗って45分。つくば駅からOctBaSSまでは徒歩10分。この季節、晴れていたら、つくば市中央公園を抜けて行く散歩コースも気持ち良いですよ。

――会場周辺でお昼を食べたいという方にお勧めのご飯屋はありますか?

植田 中華料理の〈大成軒〉。あとねOctBaSS隣の店、〈くじら食堂〉っていうのかな、丹波さんの店。あそこも開けてくれるようなので、是非覗いてほしい。友達と座敷で瓶ビールなんて始めちゃうと、小一時間は動けなくなる(笑)。なんか落ち着くんだなあ。

――改めて、当日はみんな好き勝手にPEOPLEの10周年をお祝いしましょう! あ、最近あまり噂を聞かないですが、久しぶりに見れるかな

植田 ん、何の話ですか?

――#uedaisdead。

植田 ……。

――気になる方は各自SNSお調べください。植田浩平という愛すべき人間がより理解できるかと思います。

植田 (しばし黙り込んでから)健康第一!

 

久しぶりのトニー李との対話はやっぱり面白かった! 告知という前提でここまで言いたい放題できるのも、彼の質問、言葉のチョイスがあってこそ。これを読んで共感するところがあれば、是非会場に来てほしい。界隈を歩いてまわって、何か気になるひと、ものと出会ってくれたらとても嬉しい。エンジョイ・ユアセルフ! 好きなよう楽しんで、帰ってね!(植田)

<PEOPLE'S PARK>開催記念放談 2023 -PART2-


出演者紹介(SPRA、CHIYORI、KRAIT、HOMEMADE RECORD CLUB) 


――さらにライブアクトに植田さんの盟友・SPRAくん。

植田 エスプラくんには期待してて。身近にいて、あちこちで頻繁にライブをやってるし、色んな種類のパーティを見ている。その経験で得たものを見せてほしいと思ってる。堅苦しく言いたいわけでなく、めちゃ盛り上げてくれよ!ってこと。タイムテーブルを発表すれば分かると思うけど、今年はかなり重要な出番になってる

 

 

――植田さんとSPRAくんの関係性って面白いですよ。全然タイプは違うし、お互いに適度な距離感保ちつつ、何かをやるってなったときに絶妙のコンビネーションを発揮する。植田さんにとってSPRAくんならびにOctBaSSという場所はどんな存在ですか?

植田 頼れる友人であり、大事な遊び場。あの界隈に遊びに行くと、自分よりずっと若い人とか、年上の人とか、世代を問わずごちゃ混ぜに出会えるからありがたい。面白いDJをやる人も増えてきているように感じるし、刺激をもらえるだよね。

――近年は植田・SPRAコンビに音楽ライター二木信くん(つくば出身)が合流して、コロナ禍の配信イベント<Our lock down party>を試みたりしていて、良い流れが生まれているなって。

植田 うん、二木さんとは飲んでばっかり(笑)。でも、酔った上での話を実現できたり、それにけっこうな人が反応してくれることもあって、面白い関係が作れていると思う。コロナ禍のなかで立ち上げた<Our lock down party>もね、手応えがあった。突発的に始めてよかったな。ああいう場でのトークって面白いよね。毎度、打ち合わせゼロだし。

――そういった流れの中で、今回DJで出演するシンガーのCHIYORIさんも、つくばと縁が深くなってる印象があります。PEOPLEで買ったCHIYORI×YAMAAN名義のアルバム『Mystic High』もすごく良かった

植田 ねー! あれは素晴らしかった。チヨリさん、ヤマーンさんは去年、近くに引っ越してきて、関係が深まった。ちょこちょこ顔を出してくれるし、自分たちの発信にも興味を持ってくれる。身近にいるのが心強い人たち。チヨリさんのDJはすげードープ! へヴィーなメンフィス・ラップを嬉々として回す人はそう多くないでしょう。ヤマーンさんはマッドサイエンティストみたいでいよね。穏やかだけど、普通じゃない。

 

 

――そんなCHIYORIさんが雑誌『Ollie』の「あの人が注目するフレッシュなユースが知りたい!」という特集でレコメンドしていたのがKANATIMMYの2人からなるDJユニットKRAIT

植田 あの2人は天久保の元気印だよね。あのたちがいるか、いないかでパーティの雰囲気が変わってくるって聞いてる。DJプレイも粒だった音のテクノを聴かせてくれる本格派。だから、ああして雑誌に取り上げられるのは嬉しいよね。

――今回、「PEOPLE’S PARK」の“第3のヴェニュー”としてクレジットされているwear crab〉彼女たちと関係のあるお店なんですか?

植田 そうそう。KANAのパートナーのアキくんの古着屋さんで、DJブースもあだよね。音にも超こだわってる。近隣に古着屋はいっぱいあるけど、あんなに音のいい店はほかにないんじゃないかな。

――OctBaSSから歩いて数秒という立地

植田 〈wear crab〉を会場にしたのはね、なんかあそこでやらせてほしい!って気持ちだけ。聞いてみたら、快く乗ってくれたから嬉しかった。店主のアキくんはOctBaSSDJ、トップバッターを頼んでる(名義はAKI YOSHIHARA)。

 

古着屋〈wear crab〉外観。キュートな看板が目印。


――ラウンジフロアのDISCOSは、イラスレーター/デザイナーのTACT SATO率いる(?)「HOMEMADE RECORD CLUB」の仕切りですね。

植田 ラウンジはもう、タクトくんたちの遊び場でいい。好きにユル〜やってもらうつもり。でもね、変な音楽はいっぱい聴けるはず。結構面白くなると思ってる。ここで、トニー李くんにもDJしてもらいますよ。今回は「SHOWZ&T.G」って名義なんだね。

――最近『AWARD TOUR』っていうZINEを出したデザイナーのShozo Idetaくんとの即席ユニットです。A.G」ならぬ「T.Gイニシャルってだけ(笑)。ショーゾーくんDJやったことないだけどB-BOYなのでヒップホップをかけてもらう予定。

植田 ショーゾーくんのZINEはうちのお店でも買えますよ。その他、ローカルの頼もしいDJたちが各所で盛り上げてくれるので、3つのフロアを行き来しながら楽しんでほしいですね。


(PART3に続きます!)


<PEOPLE'S PARK>開催記念放談 2023 -PART1-

印刷直後のポスターがずらり。〈えんすい舎〉にて。


自分の店、〈PEOPLE BOOKSTORE〉を開店して丸10年。特別な感慨はないのだけれど、質問されて振り返ってみると、あれやこれやの記憶がよみがえる。遊びっぱなしだった頃に比べれば、だいぶ真面目な本屋になった今現在。店や街に対する率直な気持ちと4月23日(日)に開催するパーティー「PEOPLE’S PARK」への意気込みを、盟友・トニー李(EL CINNAMONS)を相手に話してみた。(植田)

 

今年は無事に宣伝の役割を果たせるか!?

 

――今年もまた「PEOPLE’S PARK」が開催されますね。という台詞は、何と6年前のインタビュー冒頭のコピペでして。

植田 え、最後に2人で話したのって6年も前なん!?

――正確には2020年にEL CINNAMONSのリリースパーティをやってもらった時に、連続放談をやりましたよね。

植田 もともと「PEOPLE’S PARK」の宣伝として始まった企画で一番最初の年のインタビューパーティ前日の朝に上がってですけど(笑)。

――……。

植田 いや、嫌みじゃなくて、あれはあれで面白かったな

――でも、その年は植田さんが記事アップモタつい遅れたですよ! ほら、「私植田の怠惰がたたり、このタイミングでの公開となりました。インタビュアー・トニー李にはなんの責任もありません!」って断り書き書いてある

植田 ……。

――両者痛み分けということで、久しぶりの記念放談を始めましょう

 

PEOPLE BOOKSTORE10周年!

 

――今年の「PEOPLE’S PARK」何と言ってもPEOPLE BOOKSTORE10周年記念まずはおめでとうございます! オープンは2013でしたか。率直にどうですか感慨とかってあります?

植田 それが、感慨はないんだよなあ。カッコつけてるわけでもなく。

――ギリギリ20代で出会った僕らも今年で40 この10つくばの街変化って感じますか?

植田 やっぱり他所から移ってくる人たちが増えてるのかなーと思うことはある。うちの店も、ここ数年で改めて発見されているような気もする。で、そういう人たちの反応が良かったりして。店やってて良かったナーとか、たまに思う。

――周りのお店とかのレベルでどうですか?

植田 10年前〈古着屋may〉は無かったし、その隣の焙煎所もなかった。〈Club OctBaSS〉は移転前だったし、レコ屋〈Good Near Records〉なんて気配すらなかった。リソグラフ印刷工房〈えんすい舎〉も出来た。自分の店がある天久保地区に限れば、いい変化が多いと言えるかもしれない。信頼できる個人店が増えていくのはやっぱり嬉しい。

――そういえば去年、PEOPLE BOOKSTOREの元店員の中村ちゃん(中村友貴)に会いに鹿児島に行ったですよ。その時はまだカフェの店長だったですけど、その半年後に〈食堂湯湯〉って自分のお店をオープンさせて。

植田 うんうん! あれはね、すごく嬉しい。なかなか行けないけど、応援してる。

――PEOPLEから巣立った後輩が、鹿児島の地で新たにインディペンデントなお店を始める。これもまた10年という時間を感じますね植田さんはよく“周年は口実”って言ってましたけど、今年の「PEOPLE’S PARK」どうですか?

植田 そうだよね! 実はその言葉を今回も使いかけたんだけど、今の自分はそれを許さなかった。言い出しっぺが照れて、はぐらかしてもいいことないだろ! って。だから今は「おめでとう」と言ってくれたら「ありがとう!」と応えて「(これからも買い物してね)」「(いや、もっともっと頼むよ!)」と心の中で思ってる(笑)。


出演者紹介その1(小西康ロボ宙YOSSY LITTLE NOISE WEAVER

 


――では、今年の出演者をメインフロアの〈OctBaSS〉からおさらいしていきましょう。まずはDJの小西康陽さん! そもそもどういった経緯で小西さんをお呼びすることになったんですか? 

植田 小西さんはまず、2020年の企画が流れてしまったのが大きくて。たしか、「CINNAMON MEETING」の翌週の予定だったんじゃないかな? 急に新型ウイルスが拡がって、なにも分からないままだったんだけど、小西さんを招くはずだったパーティも流れてしまった。それが残念で。またいつか来てほしいと思っていたんだ。 

――その前年に一度What are you doing this weekend?」というパーティ(某雑誌の名企画から! でDJしてもらってるんだよね。

植田 いやー! 凄かったよ! あのときはマジで驚いた。小西さんの本 (わたくしのビートルズ』)の出版記念イヴェントがダンス・パーティになるとは。正直に言って自分も「小西さんのDJどんな感じなんだろう」と思っていたのだけど、あっという間に惹き込まれた。フロア・ファーストと言うのが正しいかは分からないけど、我を忘れて踊る人たちへの愛を感じた。 

――つくばで小西さんのプレイが体験できるのは貴重ですよね。続いてはラッパーのロボ宙さん!

植田 ロボさんはね、なんだろう。守り神かな(笑)。いてくれると安心できるし、ライブも楽しい。場にいてくれる感じも好きなんだよね。一人でいても自然でね。OctBaSSの店長でラッパーのエスプラ(SPRAのリリパに出てくれたときも楽しかったね。あのとき、ロボさんは赤玉パンチをたくさん飲んでいたらしく、出店者が喜んでたな

――代田橋駅にあるロボ宙さんのお店にも行ってみたくて。

植田 うんうん、OMIYAGE〉は本当に楽しい。隅々までロボさんのセンスが感じられるし、あのテキトーな雰囲気がいい。売ってるけど値段がついてないものけっこうあって、それをいちいち「いくらですか?」「えーと、○○○円」「買います!」みたいなやり取りがね、だよね。ああいう店があるってことが励みになる。

――〈OMIYAGE〉並びにある本屋バックパックブックス〉も出店するんですよね。

植田 そう! あれは俺なりの代田橋への愛情表現。あの辺の雰囲気すげー好きなんだ。店主のユウトは元々、筑波大生でラップもしてた。中村くんとかエスプラくんとかと同じように知り合ったのかな。卒業してまともな仕事に就いたと思ってたら、いきなり本屋を始めて(笑)。いいよね、あそこもうちの店と同じぽっと出系書店

――“ぽっと出系書店”(笑)

植田 同業で先輩面ができる唯一の存在。ユウトも頑張ってるから応援してる



――続いてライブアクトでYOSSY LITTLE NOISE WEAVER。

植田 今回、パーティを組んだきっかけはヨッシーさんたちなんだよね。開店以来、ほぼ毎年つくば市のどこかでライブをやってくれていて、「2023年の4月あたり、またやれないかな?」と声をかけてくれて、じゃあ「ピープルズ・パークに来てもらおう」と思っただ。そこからイメージを作っていった。

――いつもとは違うセットなんですか?

植田 今回は最小編成のデュオ・セット。ヨッシーさん、イッチーさんの鳴らす音は本当にいいだ。俺は“耳が喜ぶ”と表現してるんだけど。じっくり楽しんでもらえたら。

――そういえば、小西さんは2018年にJET SETの「アーティスト・DJが選ぶ2018年ベストディスク!という企画で、YOSSY LITTLE NOISE WEAVERの『GHOST/TALKING ABOUT LOVE』を“ダントツ1位”に選んでましたよね

植田 おお! よくそれを言ってくれた! あの出来事があったから、今回は一緒に出てほしかっただ。まだ、共演はしていないと聞いているし。


(PART2に続きます!)

4/15 店日誌

4月15日、土曜日。朝から雨。気温も低い。こんな日はどうやって店まで行くかをまず考える。愛用のmont-bell製ポンチョを羽織って自転車に乗る。傘をさして歩く。誰かしらの車に乗せてもらう。今日は早々に三番目の案が選択肢から消えたので、ぼんやりと考えてみた結果、ポンチョ着用となった。自分のスニーカーは穴が空いている。自転車とは言え、15分ほどで靴下までずぶ濡れになる。仕方ないから靴をリュックに入れてビーサンを履いて、家を出た。

こんな時、車の速度を暴力的に感じる。ひいこら走る自分のわきを原則せずにビューンと通る。運転手が鼻くそをほじっていても、車は進む。まったく畜生。便利なものだぜ。八つ当たり気味の文句をごちながら、どうにか到着。

今日明日は13時開店。お暇があれば、お出かけください。

2023/04/14

PEOPLE’S PARK Tシャツ

4月23日(日)開催、「PEOPLE’S PARK」の会場で特製Tシャツを販売します! 告知ヴィジュアルのロゴ、コミック部分を青字でプリント。春っぽくて爽やかだな〜と自賛していますが、いかがでしょう。当日販売分は特別価格にてご提供! その後、店などで売る際は300円ほど高くなる予定。

ボディはGILDAN。M,L,XLの3サイズあり。

4/14 店日誌

4月14日、金曜日。気がつけば開催まで10日をきっている、当店企画のパーティー「PEOPLE’S PARK」のポスター、チラシが刷り上がった。デザイン担当のtactsatoからデータを預かり、SPRA(エスプラ)にパス。それを天久保一丁目の印刷工房〈えんすい舎〉で出力、裁断して完成。色の調整なども自主的に相談して判断してくれるので、とても楽でありがたい。近所で印刷できる環境があるって恵まれてる。

いい感じに仕上がったポスター、チラシを今日からいくつかのお店で配布中。明日以降、パーティー詳細、アーティスト紹介などを含んだインタビュー記事も公開予定。色々と準備が整ってきたので、どーんと告知していくぞ。

店には日々変化あり。変わった本、かわいい本、いろいろ並べて営業中。

2023/04/13

4/13 店日誌

4月13日、木曜日。発表! 当店的のど飴大賞は「味覚糖のど飴EX」。日曜日に買った3種に加えて「龍角散のど飴」も試してみたが、一口目の不味さ、その後の保湿の持続力、内容量の点で一歩、いや三歩は他の飴より抜きん出ていた。長時間口に入れていても、ほぼ違和感がないのが嬉しい。あれは、マヌカハニーの効果なのだろうか。次点の「たたかうマヌカハニー」もやさしい口当たりだった。

今回、舐め比べてみた「個別包装なし・のど飴」を買うなら、〈ウェルシア薬局〉がいちばん。常備している種類、販売価格とも良心的。しっかり選択肢を与えてくれる。もし喉を痛めることがあれば、近くのウェルシアに行ってみてほしい。

今日明日は15時開店! オンライン・ストア〈平凡〉が停滞気味……これからまた、動かしていく。