2026/04/23

4/23 店日誌


4月23日、木曜日。朝いちばんで針をおろしたのは、Willam Tyler『Music From First Cow』。ケリー・ライカート監督作品『ファースト・カウ』のサウンド・トラックは曇天にぴったり。主にギターのみ、音数少なく、這うように紡がれるフレーズが身体をそっと撫でていく。この映画を観たのは2024年1月、〈シネプレックスつくば〉のいちばん早い上映会。8時だったかな? 客席はガラガラ。序盤の暗い画面に引き込まれるようで何度か眠りに落ちそうになった。観賞後につどったオガワくん、タロウくん、ツチダくんといろんな話をしたのも楽しかったな。

シネプレックスはいよいよ閉館するらしい。そりゃそうだ。基本、いつ行っても劇場は空いていた。公開間もない『カモン・カモン』、『ワン・バトル・アフター・アナザー』ですらそうなのだから。いい環境で、いい映画を観られてありがたかった。はっきり言えばさみしい。……が、そこまで足繁く通ったわけでもないので、口はつぐんでおく。

でも! 信じられるかな? 2002年に『ピンポン』が公開されたときは長い行列ができてたし(並んだ!)、『スナッチ』を観たときも劇場にはけっこうな人がいた(友人7~8人で観た!)。上のボーリング場、ゲームセンターも賑わってて、行けば誰かしらに遭遇してた気もする。あれだけの資金が投じられた場にしても、盛り上がりは10年くらいだったのか。

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繰り返しのお知らせですが、26日(日)は11時〜17時の短縮営業。現状、それ以外の日は通常通りに開けるつもりです。ゴールデンウィーク中、5月5日(火)は営業予定。その日に行くよ〜なんて人がいたら、お声がけください。

今日も開店。雨が降りそうだし、本を読みつつ、のんびりやります。

2026/04/22

4/22 店日誌


ドン・ドラムンド、ババ・ブルックス、ウェイラーズ、ボブ・アンディ、オーガスタス・パブロ、グレゴリー・アイザックス……スカ~ロックステディ~レゲエというジャマイカン・ミュージック約20年の歴史をまるまるおさめた『クリエイション・ロッカーズ』。(藤田正)

4月22日、水曜日。『クリエイション・ロッカーズ』に針をおろして、しみじみと聴き入る。外は快晴。暖かい。Disc1のB面、Wailing Souls「Mr.Fire Coal-Man」からThe Wailers「Caution」へとつづく流れを聴きながら、ブログを書く。やわらかなロックステディに心身がマッサージされる。間奏で入るラッパの音がやさしい。ギターのカッティングはゆるやかで、ヴォーカルは伸びやかだ。Scotty&The Crystalites「Sesame Street」が始まった。ああ〜イントロから最高。これ以上、望むものはない。

さあ、定休日明けの通常営業。天気はいいけど、お客さんは来るのかな。いい本をたくさん買い取ってるけど、見つけてくれる人はいるんだろうか。心配未満の思案をしながら、いつもの椅子に座ってる。

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ちょっとばかり急ですが、26日(日)は11時〜17時の短縮営業。ゴールデンウィーク中はだいたい通常通りにやるつもり。来週28日(火)は定休日。再来週の5月5日(火)は開けてみようかな〜と思ってます。

今週もよろしくお願いします。些細なことでも、お問合せはお気軽に。

2026/04/21

4/21 雑記


ああ、疲れた。日曜のトークイベント、月曜の通常営業で思いのほかエネルギーを使っていたようで、身体が重たい。目覚めも鈍い。起きてもすぐに眠くなる。それでも7時前に家を出て、最寄りのマクドナルドまで歩いていって公園で朝食。コーヒーが美味い。いつになく中高生が多くて、いろんな制服が目に入る。今日は特別な日なのかな、ぼんやり考えつつ、帰宅すると8時過ぎ。ダブのレコードに針をおろすもいまいち身体に響いてこない。こりゃ、間違いなく疲れてる。

「疲れた。もう何もしたくない」と言いながら、私は無性にどこかへ行きたくなる。そんなときは家で寝ていた方がいいのではと自分でも思うが、いつも足は外に向く。(スズキナオ)

ピンときて手に取ったのは、スズキナオ『家から5分の旅館に泊まる』。この本、とてもいい。刊行されたときにも読んでいたけど、今のほうがずっといい。冴えない、下向き、非生産的な時間に対しての向き合いかたが誠実なのだ。無駄なことをしてる僕、面白いでしょ? って感じのアピールをはぶいた筆さばきに共感する。けっこうすごい本だと思う。

2026/04/20

4/20 店日誌


4月20日、月曜日。はァ〜〜〜無事に終わった! 安心した。石井“EC”志津男さんをお迎えした「インディペンデント、レゲエ、オーバーヒート ~石井“EC”志津男に聞く」は大きな問題なく終了できました。いい話がたくさん聞けた。ジャマイカ人との交流、友情。ゲイリー・パンターの言葉。ミュートビートのダブワイズ。発想、行動、偶然が混ざり合って生まれるものに触れると力が湧くんだな〜と実感した。ご来場のみなさま、協力してくれた友人たち、石井ご夫妻に感謝! ありがとうございました。

てなわけで、今日は店の片付けからスタート! まあ、のんびりやってます。

2026/04/19

4/19 店日誌

僕のような小心で怠惰な生き方をしてきた人間をネタにした本を作る、そんな恐ろしいことはない。何も成しえていない僕の本を手にしたみなさんに最大の感謝を伝えつつ、ちょっと謝りたい気持ちもあります。(石井“EC”志津男)

4月19日、日曜日。こんな風にはじまる本、そうそうないよね。しかも嘘じゃなく、極端に卑屈になってるわけでもないのが伝わるから、余計にすごい。ECさんをお迎えするトークイベント「インディペンデント、レゲエ、オーバーヒート ~石井“EC”志津男に聞く」はいよいよ本日開催。まずは天気が良くてよかった! 空気がカラッとしてる日に聴くロックステディ、レゲエは最高だし、ビールも美味い。リラックスして楽しんでほしい。現状、いい具合にご予約をもらってるけど当日参加も大歓迎。ぜひお出かけを。

今日は11時〜16時の短縮営業! どうぞよろしく〜!

2026/04/18

4/18 店日誌

4月18日、土曜日。明日にせまった「インディペンデント、レゲエ、オーバーヒート ~石井“EC”志津男に聞く」に備えて、『ロッカーズ』サントラ盤に針をおろす。インナー・サークル、メイトーンズ、ジュニア・マーヴィン、ヘプトーンズ、ピーター・トッシュ、ジェイコブ・ミラー、ジュニア・バイルズ、バニー・ウェイラー、グレゴリー・アイザックスまでは想定内。やっぱりいいなーと鼻歌交じりに聴いてて、アレッ! 耳慣れない曲が鳴ってる。ホーン隊主体のインスト曲、超カッコいいじゃん。裏ジャケを確認すると、Rockers All Stars「Man In The Streeet」の記載を発見! なるほど、そういうことか!

モッドでサバービアなジャマイカ音楽の聞き手にとっては、ホースマウスがバイク屋に向かう所で流れる、ドン・ドラムンドのスカ・クラシック、「マン・イン・ザ・ストリート」のロッカーズ・オールスターズ・ヴァージョンが何故ここに収録されていないのか、きっと訝ることだろうし(アナログLPのアメリカ盤にのみ収録されていたらしい)…(山名昇)

日本盤サントラCD(1993年)のライナーノーツによれば、手元にあるのはアメリカ盤。確かにこの曲があるかないかで、全体のトーンが変わってくる。ルーツ・レゲエを主にした構成にヴィンテージ・スカの要素が混入して、ジャマイカ音楽の歴史がより強く、太く、表現される。

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古本の買取はもちろん、個人のつくる自主製作冊子も色々と届いている。店にきて写真集を売り込んでくれた竹石丈くんの『ガールイズスマイリングバック』は、2025年のタイ〜ラオス、ベトナムの旅の模様を収めた写真集。初回30部限定とのこと。

今日は通常営業! 明日はイベント開催のため、16時までの短縮営業です。

2026/04/17

4/17 店日誌


これはピュアなロック・ステディ。/20歳前でこのコク、色気、品よく燻された渋みの漢臭。完全なる、愛すべきデルロイ・ウィルスン。「Rain from the Sky」「Don’t Know」など神曲多々。(鈴木考弥)

4月17日、金曜日。朝いちばんで針をおろしたのは、デルロイ・ウィルソン『グッド・オール・オーバー』。晴れた日にぴったりのテンポ、メロディ、ジャケット……ってか、この写真どうなってるのかな。見せられないのがもどかしいけど、女性の上にデルロイ・ウィルソンが立っているように見えるけど、肝心の部分が見えないから踏み台か何かの上にいて、女性はずっと前に寝そべってて、遠近法でこう見えてるのかな。爽やかで、奇妙。これもロックステディの醍醐味のひとつ。

A面では、なるほど「Rain from the Sky」がめちゃ良し。B面は冒頭「Once Upon a Time」「Don’t Know」「Feel Good Over」「I’m not a King」「How Can I Love Someone」の流れがすごーく好きだ(ほとんど全曲!)。手元のレコードを味わいつつ、鈴木考弥『レゲエ・デフェニティヴ』などの参考書をひもとくと実感がふかまる。

いよいよ明後日、19日(日)開催! 「インディペンデント、レゲエ、オーバーヒート ~石井“EC”志津男に聞く」はレゲエに詳しくなくても楽しめるし、ビールなど飲みながら聞いてもらうのも大歓迎。気が向いたらふらっと遊びにきてほしい。

では、今日も開店! 新着入荷がたくさんあるので、ぜひご来店を〜!