2026/02/25

2/25 店日誌


2月25日、水曜日。朝から本降り、一昨日~昨日よりも気温もぐっと下がる。コタツに入って佐野亨『ディープヨコハマをあるく』(すごく面白い! 著者が同世代ってのも納得)を読んでると、開けなくてもいいんじゃないか? なんて気にもなるのだが、気合をいれて立ち上がり、たっぷりの本とレコードをリュックにつめて、家を出る。こんな日は徒歩がいちばん。長靴を履いて、傘をさしてとことこ歩く。動き出しそうなこと、準備をはじめなくちゃいけないこと、色々と考えながら。

なにか書くべきことがあった気がしたのだけど、うまく記憶をたどれない。なんだっけ、だれだっけ……。まあいいや。とりあえずここまでブログは書けたわけだし、充分だろう。

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オンライン・ストア〈平凡〉では、めちゃ素敵な7インチMinute Tango a compilation of compilation of short tracks each about one-minute long』(double dyno recordings)の予約を受付中。当店での発売/発送は27日(金)からです。その他、古本にも入荷があるのでご注目を。

では、今日も開店。今日はこんな天気だし、静かだろうなァ〜。

2026/02/24

2/24 雑記

用事を済ませるために向かった大規模リユース店で、鈴木孝弥(監修)『定本 リー“スクラッチ”ペリー』を発見! オオ〜これが自分の誕生日祝いだろ! ってなノリで、数冊合わせて購入。その後に向かった中華屋もいい味、いい空気。帰宅後はリー・ペリーを聴きつつ昼寝をしたりダラダラ過ごす。陽が暮れる前に外に出て、長めの散歩を終えると18時前。インスタグラムに届いていたメッセージを見つけて、思わず声がでる。いま、これが動きだすのか……と驚き、気を引き締めて姿勢を正す。

2026/02/23

2/23 店日誌


2月23日、月曜日。「大人気ない」をひらがなにすると、おとなげない。それを3分割して、おと/なげ/ない。改めて漢字に置き換えて、音/投げ/ない。さらに英語に変換した「don’t throw sound」ってのをアカウント名にしている友人がいて、うまいこと考えるなーと感心した。そもそも、その人の発言が大人気ないものだったことに端を発しているらしく、重層的な構造にもなっている。いちいちめんどくさいって言えばそれまでだけど、そうやって何事にもこだわるからこその見え方もあるんだよなァ。

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昨日、紹介した台風クラブの「茶話会」は3月8日(日)。その翌月、4月19日(日)にもひとつ、トークイベントの開催が決まっている。映画『ロッカーズ』を日本に持ち込み、レゲエ・カルチャーをさまざまな切り口で紹介し続けている石井’EC’志津男さんをお招きすることになったので、お楽しみに。

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引き続き、本の買い取りが続いている。先月からの大量のアートブックの流れとは異なり、やや文芸っぽいかな? 単行本と文庫を中心にした良質の読み物たち。比較的あたらしいものが多い印象。どんどん値をつけていく。

3連休最終日、またまたあったかくなりそうです。ロックステディ日和かな。

2026/02/22

2/22 店日誌

2月22日、日曜日。告知解禁! ってことで、こちらでも便乗してご紹介。きたる3月8日(日)につくば市天久保一丁目〈aNTENA〉にて、バンド・台風クラブが主催する「茶話会」が開催されます。ただのライブじゃなくて、公開練習、コーヒー提供、バンドをバックにするカラオケ、質問コーナーなどがあり、入場無料。ババっときてワーワー騒がれて、サーッと帰るツアー形式とは異なる特殊な試み。そこに、焼き菓子アンテナ、千年一日珈琲焙煎所と一緒に当店も出店します。

たぶん、きっかけは一昨年だったかな、いきなり店にやってきた石塚淳さんとワイワイ話したことだったんだと思います。本を選びながら、並びの居酒屋に場を移して杯を交わしながら、色々と盛り上がったんですよね。すごく楽しかったし、一緒に何かやりましょ〜なんて約束をナツナさんとアッちゃんが形にしてくれた。なんともありがたい話です。

来場希望の方は「茶話会!」と標題をつけて、お名前、ご参加人数を記入の上で、石塚さんのアドレスまでメールを送ってください。今月いっぱいまでの受付で、受付多数の場合は抽選になるとのこと(詳細はこちらでご確認を)。

ではでは、今日も開店! お暇があればご来店ください〜!

2026/02/21

2/21 店日誌


2月21日、土曜日。別のところにも書いたのだけど、ブログにも。当店には、たくさんの本があり、ただでさえ狭い店内を圧迫しているのが実状です。同時に3人(各人別々に)のお客さん、自分を加えて4人の状況でも息苦しい。動きづらいし、気をつかわせることもあり、申し訳ないなーと感じます。ですので、大人数(4~5名以上)でのご来店は今後ご遠慮頂きたい。加えて、店内でのお仲間どうしの会話はできるだけ控えて、本をみる人の時間を尊重してほしいです。

外から見ればわかるとは思うのだけど、先客がいるときに限って、入ってくる人が多いのは、なぜだろう。ついついハァ〜〜〜とため息が出るのはケアが追いついていない、こちらの余裕なさでもあり、もどかしさを拭いきれない。

(なんだかんだ友人たちの集まる場、みたいなイメージをつくってきたのは自分だし、それが店の空気にもなっている。こうなった原因は自分にあるのは間違いないので、なおさらやりきれず……。)

ゴニョゴニョ言いながらも、今日も開店! いろんな本を出してます。

2026/02/20

2/20 店日誌

大衆は、せっかちで、「急がば、回れ」についていけない。明治政府が、西洋医学一本槍を決めた時、大勢が、漢方を棄てたのは、わかるような気がするのだ。(草森紳一)(*1)

2月20日、金曜日。買ったばかりの『本に狂う 草森紳一ベスト・エッセイ』所収の「「急がば、回れ」か」を読んでいて、気がつく。オレ、この言葉の意味をわかってない。言葉尻というか何となくのノリだけ受け取って、急ぐならば、ばたばたと駆けるべし。みたいなイメージを吸い上げて知った顔をしていた。そんなバカみたいな解釈で諺として周知される訳がないのに、まったく阿呆だなァ……と我ながら呆れる。

「急がば回れ」で検索してみると、「急ぐときこそ、危険な近道より確実な遠回りを選ぶ方が、結果として早く安全に目的地に辿り着ける」という意味の諺だとAIに解答される。ふむ、無駄がないのだけど、なにか大事なことが抜けてる気がしないでもない。

スピード化が極端に進むと、かえってスピードが失速し鈍化することを感じはじめ、いまや「急がば、回れ」の発想に向かいつつある一つの証左ではないだろうか。

草森紳一の書いたものを書き写していて、読点の打ち方が独特だと気がつく。息づかい、鼓動のリズムが伝わってくるような。「文章には、もともと句読点は不要であることを証明するばかりでなく、読む者に、かえって自由な空気を与えた」(*2)という見解にも新鮮味あり。

てなわけで、今日も開店! オンライン・ストア〈平凡〉もよろしくどうぞ!

(*1)「「急がば、回れ」か」p.310 (*2)「意思薄弱のフル・ストップ」p.277

2026/02/19

2/19 店日誌


「独立」っていうのは、自分の仕事に関わることを、できるだけたくさん自分で決める、自分で管理する、っていうことだろう。(…)とにかくひとつずつでも「自分で決められること」を増やしていく、拡大していく。その一連のプロセスを「独立」と呼ぶんだと思う。(忌野清志郎)

2月19日、木曜日。忌野清志郎『ロックで独立する方法』を久しぶりに買い取って、前にも何度か読んだなあとブログを見返すと、2022年3月8日の雑記で見つける。いわく「なんとなく入った書店で忌野清志郎『ロックで独立する方法』を買う。いつに間にか文庫になっていた。数年前にも読んだなあと思い、ブログをたどってみたら4年前のほぼ同日(3月9日)に感想をしたためていた」とあり、ちょっと驚く。だいたい4年周期でこの本を手に取っているわけだ。

独立したのに縮こまってるあの人や、ようやく動きはじめたあそこのあいつに。読んでみてほしいなあと思っています。

8年前、自分は35歳。いい大人の年齢だけど、そのときの記事を読み返すと、まあ恥ずかしくなるほど青っぽい。8年後は50歳を超えているはずなのだが、どうなっているのだろうか。もうすぐ43歳になるわけだけど、現実感は薄いまま……(白髪ばかり増えていく)。

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昨日は文庫本をまとめて買い取り、そのうちのほとんどに100円〜200円の値をつけた。300円代もちょびっとあって、ちくま学芸文庫あたりには500円台をつけている。古典、定番、新しめのものなど色々あり。

今週末からは3連休とのこと。特別な催事、展示などなく、いつも通りにやってます。