90年代以降のボサノヴァ~カフェミュージックブームのあおりを受けこのアルバムもお洒落ミュージックの定番としての認識が高いですが、パライソレコードではむしろこのサウンドのもつ密室感や60'Sポップ独特のモンド的側面に注目したいです。
10月23日、金曜日。パライソ・レコードで買ったレコードのレビューを読み直して、へーっと声がでる。これがお洒落ミュージックとして流布したのか。無機質なスキャット、そろーっと水平移動するような演奏に不気味さを感じるのだけど。ビートルズなど有名曲のカバーが軽やかに鳴っていていれば成立した時代、雰囲気があったということか。いや、悪くいいたいわけじゃなくて、どうも不思議だなーと思うのである。
「どこか別のところへ連れて行かれる危険な中毒性を秘めた傑作です!」ってレビューをしめくくる一節につよく同意。GARY McFARLAND『SOFT SAMBA』は聴くほどに味が出る、一筋縄ではいかない作品だ。いま聴けてよかった。
おととい入荷した、『CAT IN THE HOUSE』に要注目。猫好きとはいえない自分だけれど、このなかで描かれる猫との暮らしには惹かれる点もある(それ以上に大変そうだなあ……と感じるのだが)。登場するのは白琥、白龍、みゃん、ナニハ、ヤンゴロ、リサリサ、ジョジョ、リィ、ハナ、アーちゃん。10匹の猫と7人の人間によるエッセイ集。
これからしばらくは通常営業。本の買取、在庫確認などのお問い合わせはお気軽に。
* 樋口泰人「猫は偉くて人間は悲しい」



