2026/09/23

9/23 店日誌

9月23日、水曜日。朝、てきとうにつけたラジオでは「クラシックの庭」が放送中。7時40分頃からだから、流れていたのは三善晃(作曲)/小賀野久美(演奏)の「ピアノ・ソナタ」だったはず。18分38秒の演奏に耳を傾けていて、何度かゾワッとした。こりゃ、生で聴いたら度肝を抜かれるんだろうなーと考えつつ、ヴォリュームをしぼる。今は、抑揚のない音楽に身を預けていたい。誰かと話すよりも、ひとりで、静かに時間を過ごしたい。ちょっと疲れてるんだろうか。

未知の方から音源取扱のメールがあり、添付音源を試聴してみると、いまの気分にぴったり。デジタルリリース済みでサブスクリプションでも聴けるけど、これはカセットで聴いてみたい。

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台風で休んじゃったし、火曜だけど開けてみるかーってノリで営業してみると、さすがに祝日。タイミングによっては来店が集中してしまう。店内をモノだらけにしてる自分が悪いのは分かっていても、なぜ、同じタイミングなのか……静かな時間はいくらでもあるのに。心中でブツブツとつぶやく。

そんな中、ウズベキスタン帰りのご夫婦が寄ってくれたり、隣の店長やつるばみ太郎くん、何人かの友人も顔を出してくれた。昼頃にきたナツナさんがくれた冊子(台風クラブの映画について書いたもの)は、省察と観察が入り混じっているのが面白い。数部預かったので、ご希望があれば渡します。

急ですが、今日は18時までの短縮営業。祝日ってことでご勘弁ください。

2026/09/22

9/22 店日誌


9月22日、火曜日。先週金曜に届いた、山名昇『正岡子規はバイトなどしない 副読本●『寝ぼけ眼のアルファルファ』について』の発送作業が続いている……のだが。完成間近の昂ぶりがあった分、いざ物が完成してしまうと「これでよかったのか」という迷いが生じる。価格設定、商品案内、色々と行き届いていないんじゃないか。未知の人に手に取ってもらう心配りはできているのか。あれやこれやと考えはじめると止まらなくなり、不安にもなる。完璧、完全などあるはずもないのだけれど。

「大きな物語に回収されない話がいっぱいで刺激的でした」という感想が届いたのは今朝のこと。例えば、矢吹申彦さんの原画の大きさ、とか、ボン・トン・ルーレって誰の曲? とか、そんなエピソードに反応してくれたのが、とても嬉しい。そう! ページ数は多くなくとも、山名さんが蓄積、体験してきたことが沢山入った本なのだ。オレが迷ってちゃダメだろう。

ピープル・ブックストア店頭とオンライン・ストア〈平凡〉限定のオマケ、山名昇手製の「アルファルファ告知ペーパー」(↑写真のもの)はおかげさまで配布終了。たくさんのご購入の感謝、感謝。

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出店予定だった催事が延期になり、プツッと糸は切れたように身体の力が抜けてしまった。これじゃ店も開けられないな〜と判断したのが大正解。久しぶりにゆっくり風呂に入り、昼寝をして、だらだらと過ごせた。雨風の音を聞きながら読んでいたのは、安田謙一『好きで好きで大好きで』。今更ながらこの本のすごさに気がついた。

今日、明日は通常営業! 27日(日)は「古河駅前夜市」に出店しますー!

2026/09/21

9/21 臨時休業


本日は台風接近のため臨時休業です(開催予定だった「in memory of N.yamana」も開催延期となりました)。明日、明後日は11時〜19時の通常営業で、27日(日)は「古河駅前夜市」に出店するため終日休業

2026/09/20

9/20 店日誌


9月20日、日曜日。一向に止まない雨を見て、歩いていこうと決める。長靴を履いて、リュックを背負って家を出たのが8時48分。筑波大学までぐいぐい歩いて、ATMで入金。10個ほどの荷物をポストに投函。店に着いたのは9時28分。さあブログ、インスタグラムを更新しようとiPadを取り出すも、不具合でWi-Fiに接続できない……困った。こうなりゃ、家に戻るしかない! 9時55分に歩き出し、家に着いたのが10時半。シャワーを浴びてさっぱりしたところで、いまブログを書いている。

明日21日(月)の下北沢出店、台風の動き次第なのだけど、現状では行くつもり。明後日22日(火)も13時〜18時の短縮営業予定。それもこれも天候次第。どれだけの雨風か、電車は動くのか。それらに合わせて決めていきます。

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ここまで書いて、再度家を出たのが11時7分。半袖短パン、ビーサンにポンチョを羽織って自転車に乗る。そろ〜っと走って、11時24分に店到着。正直に言って、やり切った感あり。だいぶ疲れてしまった。

そんなこんなで、今日も開店。天気によっては早じまいの可能性あり。

2026/09/19

9/19 店日誌


9月19日、土曜日。自転車で走り出したのが、8時20分。秋っぽく乾いた空気、金木犀の香りを吸い込みながら、ゆったり走る。車が少ないってのは、連休ムードってことなのかな。こないだ若い友人たちと遊んだのは楽しかったけど、なかなか大変だったよな。ぼんやりと考えながら、郵便ポストに本を投げ入れ、店に着いたのが8時37分。ラジオからはスパニッシュ調の音楽が流れてる。なんとなくエル・スカンク・ディ・ヤーディを思い出す。次に浮かんだのはバンデラス! 最後に行ったフジロックで驚かされたのは、彼らとKOHH、ジェイムス・ブレイクだった。

パンクが起爆剤だったことは間違いない。しかし、ポスト・パンクとは、日本語でそれを意訳すれば、“パンクを通過した脱パンク”ということである。“できない”からこそ“できる”のだ。音楽の訓練を受けていないからこそアイデアが生まれた。(野田努)

最近買った新刊で、ハートを揺さぶられたのは、横田勇司+野田努(監修)『UKインディ・ロック入門 ──ポスト・パンク、ギター・ポップ、スカとダブ編』。この本は、今こそ読まれるべきだし、手にしてほしい人の顔が浮かんだので新刊で仕入れることにした。今日の午後には到着予定。

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ああ、まったく! 嬉しい悲鳴というべきか、山名昇『正岡子規はバイトなどしない 副読本●『寝ぼけ眼のアルファルファ』について』オリジナルの鴨トートがどっさり届いた直後には知人からの買取もあった。川内倫子、エリック・ソス、荒木経惟、山谷祐介、ジョエル・マイロヴィッツ、中井奈央など、良質な写真集たち。その直前にはドナルド・ジャッドの作品集も2冊……うちの店でこんな本を扱えるとは。

今日は11時半開店予定! 明後日21日(月)は下北沢出張のため、終日休業です。

2026/09/18

9/18 店日誌


9月18日、金曜日。開店して、落ち着く間もなく荷物が届く───中身はもちろん、山名昇『正岡子規はバイトなどしない 副読本●『寝ぼけ眼のアルファルファ』について』。どっさり1000部。封を解きながら、じわっと手に汗をかき、胸が高鳴る。これから、誰に、どうやって手渡せていけるだろうか。ドキドキしながら写真を撮り、オンライン・ストア〈平凡〉にアップ。このあとインスタグラムでも紹介する。発売は明日、9月19日(土)。薄手の冊子ではあるけれど、中身のつまったいい内容になったと思う。

作業中に届いた、でかい段ボールの中身はトートバッグ! 好評のサンドベージュ、ナチュラルの再生産分と新色のグリーンがたんまり入ってる。準備ができ次第、オンライン・ストアに上げるので、しばしお待ちを。

遅くなりましたが、開店しています〜! 今日もどうぞよろしく。

2026/09/17

9/17 店日誌


9月17日、木曜日。きのうのこと。午後、雨も強まってきて、だーれも来ない時間帯にポットマンこと土田元気がやってくる。「なんか早くできちゃいまして……」と手渡されたのは、彼の5作目となる『鉄塔』。先月に仮サンプルをもらってから愛聴していたし、ジャケットのイメージも伝えてもらってはいたものの、本チャンが出来るとやはり嬉しい。いいじゃん、よかったね〜と話しつつ、バシッと買い取る旨を伝えて、明日(まあ、今日ですね)中の納品希望を伝える。「わかりました!」っと帰っていったので、ジャケットを組み立て、梱包作業に移ったのだろう。

ちょうど1年ぶりに届いた新作は、初のCD作品(3作目の『走れ、清彦』はCDR)。田んぼの幽霊、München、溝、不思議なプリンパッ、鉄塔、Deubiquitinating Enzyme、ハンペルマンの7曲で、27分5秒。さとうさかなのジャケット画もとてもいいです。オンライン・ストア〈平凡〉でも、今日から販売開始。

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これを聴くなら、今しかない。思い立って針をおろしたのは、池田満寿夫と小玉和文『an endless』。予感は的中して、秋のような乾いた空気に音がすっと溶け込んでいく。ああ、出来るのなら! ソファに深く沈み込んで、極上の音響環境でこの盤に耽溺したい……。それをするだけの意義ある作品だと思う。

雨は降らねえらしい。そう歌われる曲、人ともに思い入れは無いはずだけれど、口をついてしまった。とりあえず、今日は降らないっぽいですね。

ではでは、開店! 週明け21日(月)は下北沢に出張するため終日休業です。