2026/09/20

9/20 店日誌


9月20日、日曜日。一向に止まない雨を見て、歩いていこうと決める。長靴を履いて、リュックを背負って家を出たのが8時48分。筑波大学までぐいぐい歩いて、ATMで入金。10個ほどの荷物をポストに投函。店に着いたのは9時28分。さあブログ、インスタグラムを更新しようとiPadを取り出すも、不具合でWi-Fiに接続できない……困った。こうなりゃ、家に戻るしかない! 9時55分に歩き出し、家に着いたのが10時半。シャワーを浴びてさっぱりしたところで、いまブログを書いている。

明日21日(月)の下北沢出店、台風の動き次第なのだけど、現状では行くつもり。明後日22日(火)も13時〜18時の短縮営業予定。それもこれも天候次第。どれだけの雨風か、電車は動くのか。それらに合わせて決めていきます。

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ここまで書いて、再度家を出たのが11時7分。半袖短パン、ビーサンにポンチョを羽織って自転車に乗る。そろ〜っと走って、11時24分に店到着。正直に言って、やり切った感あり。だいぶ疲れてしまった。

そんなこんなで、今日も開店。天気によっては早じまいの可能性あり。

2026/09/19

9/19 店日誌


9月19日、土曜日。自転車で走り出したのが、8時20分。秋っぽく乾いた空気、金木犀の香りを吸い込みながら、ゆったり走る。車が少ないってのは、連休ムードってことなのかな。こないだ若い友人たちと遊んだのは楽しかったけど、なかなか大変だったよな。ぼんやりと考えながら、郵便ポストに本を投げ入れ、店に着いたのが8時37分。ラジオからはスパニッシュ調の音楽が流れてる。なんとなくエル・スカンク・ディ・ヤーディを思い出す。次に浮かんだのはバンデラス! 最後に行ったフジロックで驚かされたのは、彼らとKOHH、ジェイムス・ブレイクだった。

パンクが起爆剤だったことは間違いない。しかし、ポスト・パンクとは、日本語でそれを意訳すれば、“パンクを通過した脱パンク”ということである。“できない”からこそ“できる”のだ。音楽の訓練を受けていないからこそアイデアが生まれた。(野田努)

最近買った新刊で、ハートを揺さぶられたのは、横田勇司+野田努(監修)『UKインディ・ロック入門 ──ポスト・パンク、ギター・ポップ、スカとダブ編』。この本は、今こそ読まれるべきだし、手にしてほしい人の顔が浮かんだので新刊で仕入れることにした。今日の午後には到着予定。

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ああ、まったく! 嬉しい悲鳴というべきか、山名昇『正岡子規はバイトなどしない 副読本●『寝ぼけ眼のアルファルファ』について』オリジナルの鴨トートがどっさり届いた直後には知人からの買取もあった。川内倫子、エリック・ソス、荒木経惟、山谷祐介、ジョエル・マイロヴィッツ、中井奈央など、良質な写真集たち。その直前にはドナルド・ジャッドの作品集も2冊……うちの店でこんな本を扱えるとは。

今日は11時半開店予定! 明後日21日(月)は下北沢出張のため、終日休業です。

2026/09/18

9/18 店日誌


9月18日、金曜日。開店して、落ち着く間もなく荷物が届く───中身はもちろん、山名昇『正岡子規はバイトなどしない 副読本●『寝ぼけ眼のアルファルファ』について』。どっさり1000部。封を解きながら、じわっと手に汗をかき、胸が高鳴る。これから、誰に、どうやって手渡せていけるだろうか。ドキドキしながら写真を撮り、オンライン・ストア〈平凡〉にアップ。このあとインスタグラムでも紹介する。発売は明日、9月19日(土)。薄手の冊子ではあるけれど、中身のつまったいい内容になったと思う。

作業中に届いた、でかい段ボールの中身はトートバッグ! 好評のサンドベージュ、ナチュラルの再生産分と新色のグリーンがたんまり入ってる。準備ができ次第、オンライン・ストアに上げるので、しばしお待ちを。

遅くなりましたが、開店しています〜! 今日もどうぞよろしく。

2026/09/17

9/17 店日誌


9月17日、木曜日。きのうのこと。午後、雨も強まってきて、だーれも来ない時間帯にポットマンこと土田元気がやってくる。「なんか早くできちゃいまして……」と手渡されたのは、彼の5作目となる『鉄塔』。先月に仮サンプルをもらってから愛聴していたし、ジャケットのイメージも伝えてもらってはいたものの、本チャンが出来るとやはり嬉しい。いいじゃん、よかったね〜と話しつつ、バシッと買い取る旨を伝えて、明日(まあ、今日ですね)中の納品希望を伝える。「わかりました!」っと帰っていったので、ジャケットを組み立て、梱包作業に移ったのだろう。

ちょうど1年ぶりに届いた新作は、初のCD作品(3作目の『走れ、清彦』はCDR)。田んぼの幽霊、München、溝、不思議なプリンパッ、鉄塔、Deubiquitinating Enzyme、ハンペルマンの7曲で、27分5秒。さとうさかなのジャケット画もとてもいいです。オンライン・ストア〈平凡〉でも、今日から販売開始。

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これを聴くなら、今しかない。思い立って針をおろしたのは、池田満寿夫と小玉和文『an endless』。予感は的中して、秋のような乾いた空気に音がすっと溶け込んでいく。ああ、出来るのなら! ソファに深く沈み込んで、極上の音響環境でこの盤に耽溺したい……。それをするだけの意義ある作品だと思う。

雨は降らねえらしい。そう歌われる曲、人ともに思い入れは無いはずだけれど、口をついてしまった。とりあえず、今日は降らないっぽいですね。

ではでは、開店! 週明け21日(月)は下北沢に出張するため終日休業です。

2026/09/16

9/16 店日誌


9月16日、水曜日。自宅に送ってもらった2箱の査定を済ませて、金井さんにメッセージ。そのまま、真造圭伍『ひらやすみ』⑥〜⑨を読み、サクライさんとイケちゃんにメールをして、外出準備を整える。着替え、スニーカー、ビーサンを準備してポンチョに長靴姿で玄関を出たのが9時10分。さあ行くぞ! と自転車で走り出すと、雨は止んでる。さっきまで降ってたじゃんか〜と肩透かし感があるものの、むしろラッキーと思い直して、そろ〜り進む。保育園に行く途中の親子がニッコリ。びしょぬれの大学生はちょっと不機嫌。それぞれの天気の受け止め方がある。店に着いたのは9時27分だった。

最寄りのドラッグストアに行く途中、ブックオフに行列ができているのが目に入る(なんで?)。買い物を済ませて公園を抜けていくと、先週末の白キノコはそれほど増殖しておらず、ちょっと安心。10時10分に店に着き、ラジオをつけると美輪明宏さんの声が聞こえてくる。

よたよたした合奏の味わいは格別。プロデュースを担当したレッド・クレイヨラのメイヨ・トンプソンと、リリースしたラフ・トレードのジェフ・トラヴィスは、彼女たちの普通っぽい佇まいに潜むラディカルさをよくわかっていたのだ。(野中モモ)

きのう買った、『UKインディ・ロック入門』でいちばんに取り上げられるのは、ザ・レインコーツ。今日は暇だろうし、1stから順番に聴いてみようかな。

さあ〜今日も開店! 雨ばっかりだけどめげずにやったるど〜。

2026/09/15

9/15 雑記

ちょっとした用があり、駅ビルに入っている新刊書店に足を運んだ。図書カードにはいくらかの残額がある。今日は何かしら買ってやる! なんなら複数冊でもいい、とにかく本が買いたい。そんな気分にまかせて棚をみていて、まず目に入ったのが細馬宏通『浅草十二階』。次に、澤野雅樹『ドゥルーズを「活用」する!』が目に入って「わ!」と声が出る。買えるようになったのか……近年べらぼうな古書価になってたし、これは嬉しい。音楽コーナーを覗いて目に入ったのが、横田勇司+野田努『UKインディ・ロック入門 ──ポスト・パンク、ギター・ポップ、スカとダブ編』。欲しい本ばっかりだ。

しばしの逡巡のち、『UKインディ・ロック入門』を選び、図書館に移って読みはじめる。冒頭の3篇「UKインディーズの時代」(野田努)、「地上より永遠へ 世界に届く音」(横田勇司)、「すべてはここから始まった───ラフ・トレード史」(野田努)にガーンと頭を打たれたようなショックを受ける。とくに下記の一節に。

(註:ラフ・トレードの創業者、ジェフ・)トラヴィスがショップに興味を持ったきっかけは、サンフランシスコの書店〈シティ・ライツ〉にある。ビート・ジェネレーションの聖地として知られるそこは、単なる「本を売る場所」を超えた、既成の商業主義とは一線を画す、オルタナティヴな文化や政治思想の発信地だったのである。(野田努)

そうだ、オレもこういう場所をつくりたくて、店をはじめたんだ。ぐっと引き込まれて胸が高鳴る。本を読んでて、時間を忘れたのはいつ以来だろう(実際、妻からのメールにまったく気が付かず、電話がかかってくるまで没入していた)。図書館にいたのは真っ昼間。われに返ると急に腹が減ってきた。

2026/09/14

9/14 店日誌

9月14日、月曜日。全日本冷し中華愛好会(編)『空飛ぶ冷し中華』Part1&2、月刊宝島編集部(編)『VOW(まちのヘンなモノ大カタログ 現代下世話大全)』1~3、山本周吉(編)『本に狂う 草森紳一ベスト・エッセイ』、華倫変『完本 カリクラ 華倫変倶楽部』、矢野利裕『今日よりもマシな明日 文学芸能論』、仲俣暁生『ポスト・ムラカミの日本文学』。直近で買い取ったものから、比較的タイトルが長めの9冊。書き終えて眺めると、 高密度でギュウギュウ、息苦しさすら覚えるのだけど、本そのものは軽やか。パラパラめくるだけでも面白い。

毎日毎日、本を触って、値をつけて棚に出している。ひとやま、やっと片付いたーってときに、買い取りお願いしますー! って人がきて、アワアワする。古本屋ってこういう仕事なんだろうか。困ってるわけでなく、不平を言いたいわけでもなく、なんか不思議だなーっと感じている。本の循環があるならば、売り先を増やさないといけなくなる。そろそろ、次なる展開が生まれるのだろうか。

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きのうの午後、雨が止んで、店前に本が出せた! 100円〜500円の本と雑誌を店前にどーんと並べると、立ち止まる人がいて、流れで店に入る人もいる。するっと帰ってもいい、なんとなく興味を持ってくれるだけでも嬉しい。本を売りつつ、いろんな方と声を交わして、ときにじっくり話をしたり。店にいるのは面白い。

では、今日も開店しますー! オンライン・ストア〈平凡〉もよろしくどうぞー。