2026/09/26

9/26 店日誌


9月26日、土曜日。ポール・サイモン「スティル・クレイジー・アフター・オール・ディーズ・イアーズ」を聴き終えて、家を出たのが8時19分。長靴を履いてぐいぐい歩く。空気が冷たくて気持ちがいい。大学内でひらがなで書かれた謎のチラシが目に入る。芸術専攻学群が関わるものっぽいなーと考えつつ、郵便ポストに荷物を投函。8時55分に店に到着。ピーターさんからゴンチチへバトンが渡って、今は9時44分。ケニー・ランキンの声は週末にぴったり。こんな天気なら1日中ダラダラ過ごすのもいいよなァ。

取材記事が掲載された「リユース経済新聞」を読んでいて、びっくり。キン消し(=キン肉マン消しゴム)は「レアすぎて相場ない」ものが数種あるらしい。買取金額が10万以上ってことは、売値はその倍以上になる。記事によれば無版権、いわばブートで作られた「マンモスマン」ってのは100万円近くで売れたこともあるそうな……。

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気を抜くと、はァァ〜っと息をついてしまう。ちいさく音楽を流しながら、ぼんやりしていられたらいいのだけど、そうもいかない。まずは明日の出店準備。天気はやや上向くっぽいけど、どうなるのかな。雨ばかりでイヤになる。

ではでは、今日も開店。オンライン・ストア〈平凡〉もどうぞよろしく。

2026/09/25

9/25 店日誌


9月25日、金曜日。きのうのこと。朝、店に着いてラジオをつけると六角精児さんの声が聞こえる。ゲストはシンガーソングライターで俳優の泉谷しげるさんです! おおっと耳を向けると本人登場、さっそく元気に話しだす。序盤で名前が出たのがRCサクセション、彼らがいかに尖っていて、特別だったかを語るなかで「アイツらは誰彼かまわず嫌うわけよ!」「客にも馬鹿って言ったりさあ」「……でも、それでいいんだ。誰彼かまわず好きになる方がおかしいじゃん」なんて言ってて、ほほ〜と唸る。

人にケチをつけりゃあ自分に返ってくる。当たり前なのだが、気がつくまでには時間がかかった。いまは誰彼かまわず、非難しようとは思わないし、面倒ごとはできれば避けたい。エネルギー保存のための最適解を選べるようになるのが、大人になるってことかもしれない。

話が逸れたけど、若き泉谷しげるとRCサクセションの関係を知り、嬉しくなった。友達、仲間って何だろうか、そう考えることはいまだにあるから。

友達というものは花のようなものです。例えば、幼稚園のときの友達、小学生のときの友達、中学、高校、大学の友達、それは春に春の花が咲き、夏には夏の花が咲くのと同じです。そのとき、そのときの時季、状態で友達はそこにあるから眺めたり、飾りものにするのです。(深沢七郎)

たまたま手に取った、深沢七郎『人間滅亡的人生案内』を読んでいてハッとする。「友達は選んだり、捨てられたりするもので、デパートで買うアクセサリーの一種だと思えばいいでしょう」───はからずと友情について考えることになったのは、なにか理由があるのだろうか。

では、今日も開店します。来週29日(火)・30日(水)は連休です。

2026/09/24

9/24 店日誌

真田ナオキは32歳。吉幾三の弟子。16年のデビュー曲「れい子」から、一貫して吉幾三の作詞・作曲によるシングル曲をリリースし続けている。(…)吉と出会う前に師事した民謡の先生から「歌の才能がない」と言われ、声に特徴をつけるべく、海辺で叫び、唐辛子を食べ、日本酒でうがいしてハスキー・ヴォイスを手に入れた。(安田謙一)

9月24日、木曜日。安田謙一『好きで好きで大好きで』を読んでいて、手が止まったのは「夜のハスキー 昼もハスキー」にさしかかったとき。ここで書かれる「真田ナオキ」はちょっと前の水曜「ふんわり」、伍代夏子さんの回のゲストだった方だ。師匠・吉幾三がいかにすごいかを真田さんが力説して、伍代さんも同意する。この曲、最初はフザケてるんだけど、最後には泣かされる───と、紹介された曲(題名を失念)は迫力があった。吉幾三は偉大である! そう知らされて、素直に驚き、自身の不明を恥じた。

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いまいち実感がなかった秋の連休、さすがに人の動きがいつもと違った。普段見ないようなお客さん、会計時に「どちらから?」とたずねてみると、東京、群馬、新潟だったり、やや遠方から足を運んでくれた人が多かった。わざわざここまで……期待に応えられていれば、いいのだけど。

今週末は、また雨!? ほんとに、そうなのか。出店予定の「古河駅前夜市」は屋外だから、本を扱う身としては小雨でもキャンセルせざるを得ない。うーむ、どうしたものか。天気ばかりは仕方ないって片付けるのにも飽きてきた。

では、今日も開店。オンライン・ストア〈平凡〉にもご注目を。

2026/09/23

9/23 店日誌

9月23日、水曜日。朝、てきとうにつけたラジオでは「クラシックの庭」が放送中。7時40分頃からだから、流れていたのは三善晃(作曲)/小賀野久美(演奏)の「ピアノ・ソナタ」だったはず。18分38秒の演奏に耳を傾けていて、何度かゾワッとした。こりゃ、生で聴いたら度肝を抜かれるんだろうなーと考えつつ、ヴォリュームをしぼる。今は、抑揚のない音楽に身を預けていたい。誰かと話すよりも、ひとりで、静かに時間を過ごしたい。ちょっと疲れてるんだろうか。

未知の方から音源取扱のメールがあり、添付音源を試聴してみると、いまの気分にぴったり。デジタルリリース済みでサブスクリプションでも聴けるけど、これはカセットで聴いてみたい。

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台風で休んじゃったし、火曜だけど開けてみるかーってノリで営業してみると、さすがに祝日。タイミングによって来店が集中してしまう。店内をモノだらけにしてる自分が悪いのは分かっていても、なぜ、同じタイミングなのか……静かな時間はいくらでもあるのに。心中でブツブツとつぶやく。

そんな中、ウズベキスタン帰りのご夫婦が寄ってくれたり、隣の店長やつるばみ太郎くん、何人かの友人も顔を出してくれた。昼頃にきたナツナさんがくれた冊子(台風クラブの映画について書いたもの)は、省察と観察が入り混じっているのが面白い。数部預かったので、ご希望があれば渡します。

急ですが、今日は18時までの短縮営業。祝日ってことでご勘弁ください。

2026/09/22

9/22 店日誌


9月22日、火曜日。先週金曜に届いた、山名昇『正岡子規はバイトなどしない 副読本●『寝ぼけ眼のアルファルファ』について』の発送作業が続いている……のだが。完成間近の昂ぶりがあった分、いざ物が完成してしまうと「これでよかったのか」という迷いが生じる。価格設定、商品案内、色々と行き届いていないんじゃないか。未知の人に手に取ってもらう心配りはできているのか。あれやこれやと考えはじめると止まらなくなり、不安にもなる。完璧、完全などあるはずもないのだけれど。

「大きな物語に回収されない話がいっぱいで刺激的でした」という感想が届いたのは今朝のこと。例えば、矢吹申彦さんの原画の大きさ、とか、ボン・トン・ルーレって誰の曲? とか、そんなエピソードに反応してくれたのが、とても嬉しい。そう! ページ数は多くなくとも、山名さんが蓄積、体験してきたことが沢山入った本なのだ。オレが迷ってちゃダメだろう。

ピープル・ブックストア店頭とオンライン・ストア〈平凡〉限定のオマケ、山名昇手製の「アルファルファ告知ペーパー」(↑写真のもの)はおかげさまで配布終了。たくさんのご購入の感謝、感謝。

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出店予定だった催事が延期になり、プツッと糸は切れたように身体の力が抜けてしまった。これじゃ店も開けられないな〜と判断したのが大正解。久しぶりにゆっくり風呂に入り、昼寝をして、だらだらと過ごせた。雨風の音を聞きながら読んでいたのは、安田謙一『好きで好きで大好きで』。今更ながらこの本のすごさに気がついた。

今日、明日は通常営業! 27日(日)は「古河駅前夜市」に出店しますー!

2026/09/21

9/21 臨時休業


本日は台風接近のため臨時休業です(開催予定だった「in memory of N.yamana」も開催延期となりました)。明日、明後日は11時〜19時の通常営業で、27日(日)は「古河駅前夜市」に出店するため終日休業。

2026/09/20

9/20 店日誌


9月20日、日曜日。一向に止まない雨を見て、歩いていこうと決める。長靴を履いて、リュックを背負って家を出たのが8時48分。筑波大学までぐいぐい歩いて、ATMで入金。10個ほどの荷物をポストに投函。店に着いたのは9時28分。さあブログ、インスタグラムを更新しようとiPadを取り出すも、不具合でWi-Fiに接続できない……困った。こうなりゃ、家に戻るしかない! 9時55分に歩き出し、家に着いたのが10時半。シャワーを浴びてさっぱりしたところで、いまブログを書いている。

明日21日(月)の下北沢出店、台風の動き次第なのだけど、現状では行くつもり。明後日22日(火)も13時〜18時の短縮営業予定。それもこれも天候次第。どれだけの雨風か、電車は動くのか。それらに合わせて決めていきます。

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ここまで書いて、再度家を出たのが11時7分。半袖短パン、ビーサンにポンチョを羽織って自転車に乗る。そろ〜っと走って、11時24分に店到着。正直に言って、やり切った感あり。だいぶ疲れてしまった。

そんなこんなで、今日も開店。天気によっては早じまいの可能性あり。