2026/11/05

11/5 店日誌


11月5日、木曜日。ずーーーーーっと寝ていた。朝食時にちょろっと目を覚ましてから、昼過ぎまで。約束していた〈四川厨房 ふぅ〉に行き、水餃子などを堪能したのち帰宅、そのまま布団に入って20時前まで寝てしまう。全力で回復に向けてエネルギーを使ったからか、目が覚めても身体が重たい。頭もぼーっとしてる。起きてるだけで負荷がかかる。どうにか姿勢を整えて、那須塩原市〈COFFEE ONTRIO〉で7日(土)からはじまる展示で売ってもらうトートとZINEの準備を済ませ、段ボールに封をする。

おとといの「天久保文化祭」でつかったエネルギーは相当のものだった。それなりの量のビールを飲んだけど、なによりも人酔い。友人、知人、はじめての方々ともたくさんの言葉を交わした。つねに複数人と会話してるような感もあり、心身ともヘトヘトに……。

8月の南浦和にはじまり、9月の古河、10月の益子と磯原、11月の天久保。序盤は不慣れなこともあり苦戦が続いたけれど、中盤以降は店づくりにも慣れて、いい具合に終えられた。去年までだったら考えられない出店行脚。結論として、出かけてよかった! 店に留まっていても、煮詰まるだけだしなァ。

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今月は14日(土)が14時までの短縮営業。その後、17日(水)・18日(木)で連休する以外は通常営業の予定です。急な休業、短縮営業のお知らせはインスタグラムを主にしていますので、そちらもご確認ください(あ、28日(土)にも出店があります!)。

今日は通常営業。オンライン・ストア〈平凡〉にも動きあり。

2026/11/04

11/4 休業


天久保文化祭でエネルギーを使い果たし、休業しました。

2026/11/03

11/3 天久保文化祭

本日は天久保文化祭に出店するため、終日休業です。


2026/11/02

11/2 店日誌


11月2日、月曜日。Pottmann『Tetto / 鉄塔』が、ずーっと売れ続けていて、もうすぐで50枚になる。大袈裟にアピールしてるわけじゃないし、情緒にうったえるような言葉も使わず、定位置に置いてるだけ。知ってる人が買うことがあれば、知らないままで手に取る人もいて、いつの間にか減っている。こちらは「また頼むわー」「あーい」って感じのやり取りを重ねるのみ。前作『ふるさと』はカセットテープながらも70~80本売れているから、いまさら驚くってわけじゃないんだけど、スゲーなあと感じている。

大御所⚪︎⚪︎氏が絶賛、音楽ライターの××さんも便乗、みたいな流れは知る限りでは起きていないし、業界的な反応は実質ゼロに近いと思う(有名店のリコメンドってのもないはず)。でも、顔を合わせられる人から嬉しい声を聞くことがあって、そういうときは、やっぱり嬉しい。インディーなんて言葉を使わず、頼らずにやっていけるんだよなァ。

ポットマンはとくだんオシャレなわけじゃない。なんならマヌケな気配が漂ってるし、人によっては怒りだしかねない音楽をやってる気もするのだが、受けがいい。こういう奴がいるってだけで、店として救われるときもある。

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好天だった週末、遠方からの方、開店当初からの常連さんなど、客足が絶えず嬉しいかぎり。ただ、そうなると18時頃には疲労困憊。入ってきた人に対応することもままならない。どうぞ勝手に見ていってください……無言で伝えるのみ。

急ですが、今日は18時までの短縮営業。明日は天久保文化祭に出店します。

2026/11/01

11/1 店日誌


11月1日、日曜日。「discoromancerです」と表題のついたメールが届いたのが、きのうの昼頃。なんでも身近な人たちの音源をリリースしていくレーベル“勘NAVI TAPES”と“MultiWorldMusic”を立ち上げて、その第1弾作品ができたので、これから持っていきたい。へへえ、なるほど。あのディスコロマンサーさんがレーベルを……って、いまからですか! だいぶ意表をつかれたのだが、買い取る旨の返信をして来店を待つ。はたして、午後早い時間に、ご当人がやってきた。

八王子の怪僧、ゼンちゃんこと善四郎(キングダビデ3世)。70年代からブルース、レゲエを軸に、八王子の地下室より独自の強力な音源磁場を創り続けてきた男とディスコロマンサーことヒルッチのサイケ/トランスが衝突。生バンドと打ち込みを行き来しながら、Z-46という電子的な一断面が生まれた。

どもーお久しぶりです! これができました! って差し出されたのが、Z-46『SOUNDS OF FREEDOM』なるカセットテープ。どことなくスリッツのアリ・アップを連想させる色合のジャケットに「TAKE Rodriguezはそのあまりの適当さに記憶から消し去り、WOODMANも聞くなり牛乳を吹き出した!?」とのコピーが踊ってる。こりゃあ、面白そうだぞ。

2003年録音、驚愕のアフリカンパンクトランス! 八王子ヘッドチャージによるRE REMAIN LIGHT? 日本のベースミュージックの胎動の記憶、禁断の音楽がDISCOROMANCERのタイでの裏マスタリングにより今ここに立ち現れる!(プリンス太田/MWM)

迷わずに買い取り、その場で支払も済ませる。お連れの方ともども店でも買い物をしてくれて、じゃあ何かあればまた! 挨拶をして送り出し、テープを再生してみる。ウーン! やっぱりスゲエ! ポスト・パンクのスピリッツとファンクネスの融合、カットアップ、コラージュ的でありつつ、ダンス・ミュージックのミックステープのようにも聴ける。“RE REMAIN LIGHT?”って惹句も的外れとは思えない。

こんな風な持ち込み、未知との遭遇があるから、店にいるのは面白い。本作、Z-46『SOUNDS OF FREEDOM』は店頭とオンライン・ストア〈平凡〉で購入可能。両面で50分収録、ダウンロード・コードとステッカーも付いてます。

ではでは、今日も開店します! 天気がよくて嬉しいですねー!

2026/10/31

10/31 店日誌

10月31日、土曜日。つくば市千現のギャラリー〈gallery neo_/senshu〉では、松本美枝子 写真展「光がとどまるところ 2026」を開催中(金・土・日のみオープン、会期は11月8日(日)まで)。この展示がはじまる前、松本さんに数年ぶりで再会したのは去年の9月、カピオホールでのコンサートだった。そのときは簡単な挨拶だけ、またどこかで! なんて感じで別れて、そのあとに店にきてくれたのはたぶん先月。夫のパウロさんと一緒にご来店、入荷したてのドナルド・ジャッドの本を買ってくれて、ジャッドの家具に関してだったり、ブラジル人であるパウロさんともいろいろ話した。

すぐ後に展示開催の案内があり、会期中にピープルでもなにかできたらと誘ってもらうも、そういうのはちょっと警戒してて……と断りかけたところで、別の提案。手製本を売るなら、どうでしょう? ならば、オーケー! いけますよーっと着地した。当店から徒歩3分ほどの〈千年一日珈琲焙煎所〉でも、本展派生のミニ展示を開催中。

つくば市での写真展。次に控えているのは、三好祐介 写真展「REMNANT 16」。会場は天久保1丁目〈Gallery Y〉で、会期は11月28日(土)から12月6日(日)まで。展示に先立って、同名の最新作品集を販売中。昨年発表の前作と合わせて、手に取ってほしい。

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いや〜いい天気だ! 今日明日で筑波大学では学園祭、週明けの11月3日(火)には天久保1丁目エリアでの天久保文化祭。芸術、文化、食欲の秋ってことなのかな。今週末から、催事がたくさん。あちこちからチラシが届いてる。

今日明日、明後日も通常営業。本の買取、在庫確認などのお問い合わせはお気軽に。

2026/10/30

10/30 店日誌


10月30日、金曜日。来月25日刊行予定の『GO ON』vol.13に寄稿した「PEOPLE BOOKSTORE 閉店後日記(10/3~11)」をゲラで読み返して、こりゃ、なかなか悪くないと手応えを感じる。まず、編者の牧田さんによるレイアウトがいい。縦書に組み直した上で全体を整えてくれているから読みやすいし、字の大きさもちょうどいい。で、内容もいい……って書きたいわけじゃなく、「閉店後」ってのがミソなんだなーと実感したのだ。

こうやって毎日書いてる「店日誌」は開店前に書いて、更新しているわけで、期待の割合が大きい(さあ、今日はどうなるかなーって感じ)。反面、閉店後だと回想の領域に入って、自ずと内省的になる(ああ、うまくいかなかったなーっと)。店を終えて、ヨッシャ! 今日もやったぜ! なんて日はほとんどないんだよなァ。

いま身を置く状況のなかで、自分は考えている。この場所が「現在」である。/ここに立って「未来」を見るとき、すべてはまだ明瞭に見通せず、霧に包まれたような混沌のなかにある。これが「期待(プロスペクティブ)」の次元である。/一方、ここから「過去」を振り返るときには、すべてがすでに確定された事実として回顧できる。これは「回想(レトロスペクティブ)」の次元である。(黒川創)*

日記を書く上での立ち位置を考えていて、頭に浮かんだのが、鶴見俊輔『期待と回想』だった。ちょっと変わった題名なのだが、思考の道具としてはとても便利で、言葉を選ぶときにも大きな役割を果たしてくれる。鶴見俊輔いわく───「回想の次元だけで終わらせるのが科学主義だとすれば、そうではない期待の次元における思想というものを私はなるべく大切にしたいと思っています」。

結果論をベースに話せば、どうしても断定口調になるし、実際にそういう人を知ってもいる。反対に希望もしくは理想を基にした会話は抽象的になりやすいのだが、言葉にふくらみがあって、相手を萎縮させない。アイデアが生まれやすくなる。期待と回想。なるほど、よく練られた題名なのだと感心する。

*「解説:「期待」の次元に向かう姿勢」(黒川創) / 鶴見俊輔『期待と回想』文庫版 p.611

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それにしてもきのうは寒かったなあ〜。今日はどんな気候になるのだろうか。ラジオの天気予報によれば、たまに雨が降るけど暖かくなる。らしい。できるだけ軽い気分で表に出よう。

今日から明日、明後日の週末も通常営業。オンライン・ストア〈平凡〉にも動きあり。