2022/05/22

5/22 店日誌

5月22日、日曜日。雲のすきまから陽光が差し始めた午前中、ジョナサン・エドワーズ「イッツ・ア・ビューティフルデイ」に針を落とす。週末の空気にぴったり合う。耳に音が入ってくるだけでなく、肌から音楽を吸引しているようだ。血流がよくなる気さえする。思い立って、北山耕平『自然のレッスン』(ちくま文庫)を手に取る。

これこそが病気をなおす魔法のひとつ。気分をよくしてくれる音楽をえらんで聴きましょう。きっと健康からくる生き生きとした感じを自分のものにできるはずです。(音楽は内側からあなたを癒す」)

そうだ、まさしくこの感じ。もう一つ、思い出したのは「クレジット・カードで買い物をするといつまでも退屈でつまらない仕事をして働いていなくてならなくなります」(「クレジット・カードを使うときに決して言われないこと」)。これは直裁な表現だ。ここに真理があるか、どうかは読み手がその後に過ごす時間次第なのだと思う。

今日はイベント開催のため16時半頃までの営業! お早めにご来店ください。

Today’s YouTube #426

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2022/05/21

『D’Ya Hear Me! : Naffi Years,1979−83』(CD/LP)


ナッフィー(・サンドウィッチ)は決してリハーサルはしませんでした。そんなことをしたらマジックを取り除くことになったでしょう! ナッフィーは完全なるD.I.Yでロウファイ、秘密結社が秘密のヒットを放っていたのです!−ブレンダ・レイ(2012年6月)

BRENDA RAY『D’Ya Hear Me! : Naffi Yeas,1979−83』(CD/LP)が届きました。
先週の入荷以来、好評の『WALATTA』に続いて到着! 本作は、タイトル通りにブレンダが1979年~83年の間に結成していたバンド「Naffi Sandwich(Naffi)」の音源をあつめたもの。ポストパンク期のポップ・グループやスリッツ、ニューエイジ・ステッパーズとリンクする音像、独特のレゲエ解釈、ジャズ味を取り入れる具合の面白さと言ったら! 

角度によってはスライ&ファミリーストーン『暴動』のようであり、リー・ペリーを思わせるファニーなレゲエ・チューンあり、今様の女性ラッパーを思わせる向きもあり……と、とにかく聴きどころがたくさん。封入冊子に記載されているインタビューも刺激たっぷり。

販売価格は2420円(税込)。『FORTUNES IN FURYを好む方にも、おすすめします。

5/21 店日誌

金持ちを相手に高値で取引するようなビジネスは面倒くさいし、お金にふりまわされるライフスタイルは好きではない。(略)コミュニティーのなかで地域の仲間たちと音楽と関わっているほうが気持ちがいい。−エリック・イサークソン(「アナログムーブメントの静かな震源地」)

5月21日、土曜日。友人からの通信をきっかけに『Spectator』34号、「ポートランドの小商い」特集(現在、版元・店頭ともに品切れ)のインタビューを読み返した。話し手は〈ミシシッピ・レコード〉店主のエリック・イサークソン。5ページ足らずの短い記事なのだけれど、共感する部分が多い。「店の家賃が払えて食べていければそれでいいよ」とか「ウェブに書き込まれた情報を丸呑みにしないで、実際に来店して自分の眼で店を理解してほしい」だとか。

自分も去勢を張ることなく、身の丈で商売を続けていきたい。人や店の幸福、充実の度合いをはかる物差しは一つではない。安易に数値化できないものだったり、言語化しづらい抽象的な感覚こそ、大事にしたい。

新刊、古本ともに入れ替わりが増えてきている、ここ最近。面白い音楽との出会いも増えている。明確な目的がなくても、なんとなく気が向いたときに気軽に足を運んでほしい。

今日、明日は13時開店! 明日22日(日)はトークイベント開催のため、短縮営業。

2022/05/20

5/20 店日誌

5月20日、金曜日。間借りしているオンライン・ストア〈平凡〉で何かしらを購入してくれる人がいて、嬉しいかぎり。各人とやり取りしてみて気が付いたのは、オンライン・ストアとネット通販ってのは別物だってこと。これまで自分がやっていたのは後者、ネット通販。ブログかツイッターに上げたものからメールで商品を選んでもらい、指定の口座に振り込んでもらう。入金確認後に発送。購入までに少なくとも3アクションを伴う。

前者、オンライン・ストアはほぼキャッシュレス決済。最小限の実動で品物を手にできる。入金も出金もその日の翌月末となる。世の中にそんな換金タームがあったとは知らなかった。自分は前時代的な速度感で生きているのだと痛感した。

ここで、どちらが良いと主張するつもりはまったくない。これからもネット通販は続けていくし、オンライン・ストア〈平凡〉も品揃えの工夫をしつつ、楽しんでいこうと思っている(間借りさせてもらえるうちは)。

今日も書籍、音源に入荷あり。些細なことでも、お問合せはお気軽に。

2022/05/19

『次の日曜日』(CD)

ずーっと次の日曜日を待ってるみたいな、半径500メートルで過ごす日々。出かける先といえばパン屋と保育園の送り迎えと、公園くらい。だけど、拾ったどんぐりに、台風の気配に、梅の花の蕾に、ワクワクすることだってある、決して退屈ではない生活。

安藤明子とファミリーロマンス『次の日曜日』が届きました。
キュートかつチープな音、個性的でつよい声。なんてことのない日常を描く歌詞。どこにでもいそうで、探すとなかなか見つからない、こういう歌い手。当たり前の顔してるけど、けっこう特別なんじゃないかなあ。音楽が暮らしと共にある、ステイホーム録音作。

販売価格は1980円(税込)。京都の書店〈誠光社〉からのリリース。

5/19 店日誌

5月19日、木曜日。アァ! 小さなカップ一杯、一口分でいいから生ビールが飲みたい! こんな湿度の真っ昼間は缶ビールじゃない方がいい。そんなことを並びの居酒屋〈わかたろう〉の若葉さんに話していたら、生樽が暴発(入れ替え時)したらしく、グラス半分くらいの生ビールにありつけてしまった。迷わず一気飲み!身体がこれを待っていた! という感じ。

その直前、ほぼ同時にやってきた〈千年一日珈琲焙煎所 CAFE〉のホットコーヒーをどうやって飲もうか思案している。少し時間を置こうと思う。

昨日入荷した、独立系旅雑誌『LOCKET』5号にすぐ反応があって、嬉しい。当店はもちろん、間借り中のオンライン・ストア〈平凡〉でも購入可能。気になるものがあれば、使ってみてほしい(平凡キーホルダーは無料っス)。

今日も通常営業! 通販等のお問い合わせはお気軽に!