2026/10/04

10/4 店日誌


10月4日、日曜日。ザ・ハイロウズ『HOTEL TIKI-POTO』といったら「十四才」は外せない。力強くてスケールのデカい曲、アルバムに収めるのは大変だったろうと察する。そりゃ飛び道具的な「21世紀音頭」で始めざるを得ないよな〜と納得しつつ、その後の「迷路」「ニューヨーク」もいい曲だなあとしみじみ感じる。とゆーか、今作はビートルズでいうところのホワイトアルバムなのでは……なんて気がしてきた。全体のコンセプトよりも曲ごとの粒立ち、発光の度合いを楽しめばいい。

悔いのない生き方は 後悔の繰り返し/シッパイマンの顔は泣きそうに笑う/シッパイマン シッパイマン/あーあ

B面2曲目「シッパイマン」(これもいい曲!)を聴きながら、その思いが強くなる。ヒロトがのびのび歌う「恋のダイナマイトダンス」も好きだなァ。転調があったり、なんらかの仕掛のある曲が多くて、聴いてるのが楽しい(韓国が舞台の「海雲台ブルー」もスゴい!)。

まわりに誰がいても まわりに誰がいなくても/自分が好きなものが何なのか知っている/あふれ出る よろこびの歌/あふれ出る よろこびの歌

「よろこびの歌」「カレーうどん」が入ったC面はどこまでも個人的で、ジワーッと染みだす味がある。で、待ちに待った! D面はハイロウズ節が炸裂。「フルコート」「天国野郎ナンバーワン」「アダムスキー」「クリーミー」に文句なし。異議なし。これでいい。

*
きのうは夕方前に友人たちが一挙にそろって大変だった! まあ、それだけ楽しかったわけだけど、いろんな角度で話が飛び交っていて、エネルギーを使った。そんななかでもお客さんが来てくれて、棚を見てくれたのは嬉しかった。

では、今日も開店します。オンライン・ストア〈平凡〉もどうぞよろしく。

2026/10/03

10/3 店日誌


10月3日、土曜日。朝いちばんで針をおろしたのは、ザ・ハイロウズ『リラクシン ウィズ ザ・ハイロウズ』。10インチ2枚組仕様ってのがなによりシブい。ユルめのジャケットにぴったりの大きさ、手に収まりやすいのが嬉しい。今作はなんといっても青春! この曲に尽きるっていうか、2000年のリリース当時はアルバム全体にも同じノリを求めていたから正直ピンとこなかった。それが今、改めて耳を向けるとすごく良い。いわゆる“ロック”的表現から意識して距離を置き始めた意志を感じる。

生きたいように生きるんだ/なりたいようになれるんだ/マディ・ウォーターズ ハウリン・ウルフ サニーボーイ ライトニン/イカしたニックネーム

A面2曲目「No.1」のブギウギ調の鍵盤、4曲目「パンチョリーナ」でのレゲエ風味にニヤリ。引用した歌詞もいい。特に後者はどことなくジョナサン・リッチマンみたいでもあり、おもしろい(前曲「岡本君」との対比も効いていて……)。B面3曲目「ボート」にもジョナサンっぽさがあるような気する。

井の頭ソバ食べて 冷たい生ビールを飲む/三杯ほど飲んだとこで いい気持ちになってきたし/それで君がそばにいれば 完璧な一日なのに

かと思えば、C面では「ミーのカー」のガレージ/サーフ調の展開から、独りよがりな想いをつづった「完璧な一日」、スタカンみたいな「ジャングルジム」と喪失感のある曲がつづく。D面「タンポポ」「魔羅’77」「バカ(男の怒りをブチまけろ)」では魔羅の一節を引いておきたい───バカとシンボルは使い様。リラクシン〜は名盤である。

*
ひさびさのスカッ晴れ! 気分もいい。ズンズン歩いてドラッグストアで飴を買いつつ、ビールも手にとってみたりして。益子にでかける来週末もこんな天気であってほしい。

今日明日、明後日と通常営業。本の買取、在庫確認などのお問い合わせはお気軽に。

2026/10/02

10/2 店日誌


10月2日、金曜日。今朝のレコードは、ザ・ハイロウズ『バームクーヘン』。1999年のリリースだから自分が高校2年のときの作品で、覚えてるのが友人ノーテンが「ハスキー(欲望という名の戦車)」のサビをよく歌っていたこと。別の友達が貸してくれたライジングサン・ロックフェスティバル2000を録画したビデオには「罪と罰」「モンシロチョウ」が入ってて、頭をツンツンにした甲本ヒロトがすげーカッコよかった。この辺で、ハイロウズはカッケー! と刻まれたのかなーと思う。

やさしいフリすんな その気もないくせに/アブラのとこはちょっと 食えないから残す/あちこち行ったけど どこにもなじまない/変わるぜ いつだって/変わるぜ 今だって

A面2曲目「チェンジングマン」を聴いてたら、さきごろオープンした古着屋〈i scream〉店主が書いてる日録が頭に浮かんだ。若い、青い、痛々しい! けど、共感できる部分もある。彼の書いた「この街で店やってる人たち ロックなふりしたふつうの人たちなんだもん」ってのには、なるほど! と膝を打った。

「ダセー金をくれ ダセー服を買う ダセー退屈を ダサくもてあます」ってはじまる「ダセー」、しみじみした心境がうたわれる「見送り」は名曲。改めて聴いてみて、バームクーヘンでは真島昌利が作詞/作曲した曲が好きだと気がつく。B面に入ってる「死人」と「ガタガタゴー」、「笑ってあげる」もいい。

*
10月は出店と連休が2つあり! まずは10日(土)・11日(日)の「Beer Trail Mashiko」で、その後の12日(月)・13日(火)・14日(水)は連休。18日(日)には北茨城市の「Books and Craft Beer Park -栞とタップの秋祭り」に参加したのち、19日(月)・20日(火)で連休します。

店は開けててナンボだろ〜と嘯いていたのだけど、今年の夏から秋は立て続けに声がかかったので、あちこちにでかけます。店にいる時間を減らしてみます。

今日も通常営業! オンライン・ストア〈平凡〉にもいろいろ入荷してます。

2026/10/01

10/1 店日誌


10月1日、木曜日。朝7時半ぴったりに針をおろしたのは、ザ・ハイロウズ『ロブスター』。コインランドリー、E=MC2、不死身のエレキマンの3連打に時間がぐるんと逆回転。このアルバムをはじめて聴いたのはいつだったか、高校生のときだったのは間違いないけど、誰から借りて、どこで鳴らしたのかって記憶はあやふやだ。音は、意外にも装飾過多の印象。バンドの肝ともいえる白井幹夫のキーボードが効きすぎてる? ドアーズみたいだなーと思ったり、ファーストのころのハードロック路線が消えきっていないと感じたり。

自分が自分の世界の主人公になりたかった/子供の頃から憧れてたものに なれなかったんなら 大人のフリすんな/第一希望しか見えないぜ 不死身のエレキマン

いや〜なんてまっすぐな歌詞だろうか。まったく同意できるのだけど、こうやって歌える人はすごい。このとき甲本ヒロトは35才。今の自分よりずっと若い。このあとにブカブカブーツ、ピストンと続いてくれるので、ちょっと安心したりする。

意味無し言葉で 一日ヤリクリ/それからオレは風の王と踊る/ヒューヒュー踊る グルグル回る ヒューヒュー踊る

B面は風の王のアレンジ、冬のビーチボーイズみたいな季節感がどうも気になる。耳あたりが柔らかくてクセになる。意味よりも語感を重視したような歌詞もいい。千年メダルはいい曲すぎて、言葉が出てこなくなる……が、ひとつ言えるのはこれはカバーしちゃダメだろう。ヒロト歌唱の時点でギリギリ(ツンとつつけば溢れ出しそうなエモーション、ヤバいです)。

スティールパンがサイコーに気持ちいい、夏の地図がはじまると外もぴかーんと晴れてきた。布団を干して、ロックステディでも聴こうかな。

ではでは、開店! オンライン・ストア〈平凡〉もよろしくどうぞ〜。

2026/09/30

9/29 雑記


久しぶりの東京。阿佐ヶ谷、駒沢大学と回っただけでヘトヘト。つくばに帰ってくると、ふあ〜っとおおきく息ができて、身体ものびのび。オレは、年をとったんだなあ。そりゃあ白髪も増えるわけだ。

2026/09/29

9/28・29 連休

今日、明日は連休です。

2026/09/28

9/28 店日誌


9月28日、月曜日。9時過ぎに店に着いて、出店後の片付け、整理をはじめると終わらない! 綿埃をホウキではいて手で集める。ゴミをまとめて回収箱に投げ込む。どんどん手を動かして、本の置き場所を変えてみたり、元の位置に戻したり。それを繰り返して、目処がついたのが10時過ぎ。ちょっと歩いてレターパックをポストに投函、ATMで入出金、コンビニで公共料金を払って、ようやくひと息。ブログを書いているいま、10時49分。ラジオからは「ふんわり」が聞こえてる。

それにしても、きのうは雨じゃなくてよかったなあ。「古河駅前夜市」の会場周辺は終始曇りで、暑くなく、涼しすぎずで過ごしやすかった。隣あった〈ソコノワ〉のタカダさん、顔を出してくれた友人、知人。はじめて会ったお客さんたち。誰よりも、色々と手伝ってくれたヨシオさんに! 感謝を伝えたい。ありがとうございました。実行委員のみなさま、お疲れさまでした。

*
はァ〜アって声をだしてもしょうがないけど、またまた雨。湿度は高め。ひとまずは店を開けて、定位置に座ってるだけで褒めてほしい。どうにかこうにかやってます。

てなわけで開店。明日、明後日は連休ですのでご注意を。