連戦連勝はありえない。だとすれば、よい負け方───敗局後に気持ちを切り替えたり、立て直したりする力も必要だろう。これは中年になってからも伸ばせる力だと思う。(荻原魚雷)
3月2日、月曜日。なんとなく読み出した、荻原魚雷『中年の本棚』に驚く。とくに「プロ棋士の“四十歳本”」は今、気になってること、どうにかしないとな〜ってところに直に響く。上記箇所に先行する段落もいい。いわく「勝ち負けや数字ではなく、内容を重視すること。「結果が出ていないときに結果だけのモノサシで判断をすれば気持ちはどんどん落ち込んで」しまう」。う〜む、なるほど。羽生善治『40歳からの適応力』が読みたくなる。
四十代は「自分の年代ならではの強み」を「磨いていくこと」が必要なのだ。 / その「強み」とは、「若い世代とも年配の世代ともコミュニケーションが取れるということ」」。
そうなんだよなあ。まわりにいる若い人たち、彼・彼女たちがいるから自分も変に偉ぶらず、意味わからんな〜ってことにも付き合える(なかなか大変なのだけど)。自分のモノサシに固執せず、ときに思い切って放り投げちゃうことも必要だと思い知った。……反対に、最近は年配世代との交流ができていない気もする。
引用されているのは、谷川浩司『四十歳までに何を学び、どう生かすか』。プロ棋士2人の著書をひもとき、自らに引き寄せて考える。荻原魚雷の個人的な思索は、実用に活かせる汎用性があると思う。
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