2021/12/03

『自叙伝』

大杉栄『自叙伝』(新装版)が届きました。
アナーキーな青春の傑作! という惹句とともに幅広のサイズ、やや薄手のヴォリュームになって再登場。これまでの判型よりグッとラフになり、手に取りやすくなったように感じます。裏表紙によれば「大杉栄氏は現代における一つの新しき戦慄であった。頑丈な骨組み、強い胸板、クリクリした大きな眼、物を叩くような烈しい言葉、彼の現れる所には常に黒旋風が巻き起こった」(アルス社広告)。

近代日本でも稀有な存在感でまばゆい光を放った大杉栄。彼が生涯を終えたのは、38歳のとき。いまの自分と同じ歳だと気がつき、しばしおのれを顧みた。

販売価格は2198円(税込)。土曜社刊行の大杉栄関連書籍、いくつか在庫しています。

ここ最近の入荷から、いくつか。(音源編)

数は多くありませんが、中古盤(CD、レコード)も取り扱っています。
場合によっては買い取ることもできます。ご希望の方は店頭でお問い合わせください。

※※※本(ときには音盤)を買い取ります!※※※
PEOPLE BOOKSTOREでは本の買取を行っています。
ご不要になった本、大切だけれど置き場所がない・・・という蔵書がありましたら、お気軽にお声かけください。お声がけはメールでも直接ご来店頂いてもOK! 預かった本は出来るかぎり早く査定します。

『遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ』

スズキナオ『遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ』が届きました。
初の単著となった『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』の刊行から、2年とちょっと。その続編となる本作もまた、なんでもない日、時間を愛でながら普段とちょっと違う景色を見るための工夫、小さな実践が綴られた本。寝転がりながらでも、リラックスして読んでほしい。

販売価格は1870円(税込)。初回入荷分はすべてサイン入り。

12/3 店日誌

12月3日、金曜日。先週末に〈DAYS 386〉店主、武宮さんに教えてもらった、森俊二さんの「222」名義での新作音源『SONG FOR JONI』(タイトル、アートワークともに秀逸!)は300枚限定のレコード、ギリギリ滑り込みで購入できた。今朝いちばんに針を落としてみると、居間の窓からのぞむ大きな空、雲の動きとあいまってよく響いた。ああ、教えてもらってよかったなァ。

今日、明日、明後日は通常通りに開けています。

2021/12/02

『廃墟と荒地の楽園』

檻之汰鷲(おりのたわし)『廃墟と荒地の楽園』が届きました。
東京から北茨城市に芸術家として移住した40代の夫婦による、生活の実践、自前の思想を記録したもの。自然との共生、現地の人々との交流から生まれた発想や発明を作品として紹介。それぞれの図解や説明も付いているので、読み手によっては自由に暮らすための手引書として機能するかもしれません。

販売価格は2400円(税込)。巻末のブックリストを含め、約240ページ。

12/2 店日誌

12月2日、木曜日。昨夜(今朝?)未明の地震には驚いた。ドン! ときてグラグラ揺れだす、直下型。茨城県南部は震源になることが多いので「またか……」と惑いながら布団に横たわるほか、ない。大きめの揺れだと、やはり2011年の体験がよみがえる。この世界は、いつ、どうなってしまうのか分からない。そうであれば、出来るかぎり悔いは少なく、やれることはやっていく。

言ってしまえば、独りよがりの決意である。それ以上の想像力がもてたらいいのだけれど、今はどう動いて、なにを備えておくべきなのか判然としない。少なくとも……心の準備。それが、しっかりできることはあるのだろうか。

日々、店には新着の書籍あり! 買取のご依頼も大歓迎! お問い合わせはお気軽に。

2021/12/01

『記憶のちぎれ雲 我が半自伝』

錯覚の光栄にありつくことなしに、人間は生きていけないが、錯覚は錯覚だ。

草森紳一『記憶のちぎれ雲 我が半自伝』が届きました。
若き著者と交流のあった真鍋博、古山高麗雄、田中小実昌、中原淳一・葦原邦子、伊丹一三(十三)の5組との記憶、その時々で生まれた感慨を淡々とした筆致で描き出した、ポルトレ集。え、この人にこんな顔があったのか、と驚かされる部分があれば、そうか、草森さんはこう捉えたのか……と、唸らさせるところもあり。読むほどに味わいが増す、厚みのある一冊です。

本作は2004年〜2007年の3年間、『クイック・ジャパン』誌に連載されたものを2011年6月に書籍化したもの。10年以上のときを経て、当店でもようやく販売開始です。

販売価格は3080円(税込)。和田誠による装幀が、本当にすばらしい。