2026/08/09

8/9 店日誌


8月9日、日曜日。高校野球の中継はNHK FM、今日の第1試合(朝の部)は愛媛県代表の新田と岩手の花巻東が対戦中。8時3分プレイボールの試合はただいま8回裏、花巻東が2点リード。その後、午後の部は13時半・16時・18時半試合開始の3試合が予定されているのだけど、こりゃ選手も応援団も大変だろうな〜。午後の部、3試合目は完全にナイターで、店を閉めて帰宅した時間帯でも熱戦の真っ最中。試合が終わるのは21時過ぎになるっぽいから、みんなが家(や宿舎)に帰れるのは何時になるんだろうか。

ま、そんな心配は野暮の極み! 選手たちは汗いっぱいで頑張ってるだろうし、応援団も一所懸命なのだろう。暑いなか、みんなよくやってる。オレはクーラーの効いた店にいるだけだから、彼・彼女たちには何も言えない。

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何年かの周期があるのだろうか、今また催事ってものへの疑問が頭をもたげている。だから今は口をつぐんでキープである。自分で決めた時間を守って、定休日には休む。そうしてリズムをつくっていくことしかできないのである。

……と書きつつ、変則営業のご案内。明後日8月11日(火・祝)は11時〜18時の特別営業、その後の12日(水)・13日(木)・14日(金)も同時間で営業します。

今日は通常営業です! オンライン・ストア〈平凡〉もよろしくどうぞ〜。

2026/08/08

8/8 店日誌


8月8日、土曜日。ピーターさんがボズ・スキャッグスについて話してるところでラジオをストップ、身支度をととのえて家を出てのが、8時24分。ちょうどよく雲が出てきて陽光をさえぎる。歩きやすい。暑くはあっても照り返しがなくて、湿度もそこまで高くないから、足が軽い。頭のなかで『スクール・オブ・ロック』の好きなシーンを浮かべつつ、進む。ラストのライブ・シーンもいいけど、序盤の教室での練習シーンが秀逸。ギターのザック、ピアのローレンスにリフを弾かせて、デューイが歌い出すシーン! 最高すぎて泣けてくる。

もうちょいで店、ゴールが見えてきたところで陽がさしてくる。ギラギラで容赦なし、無防備のこちらは汗ダクダクで歩き続ける。もうちょい、あとちょっと! 手拭いで汗をぬぐいつつコンビニを越えて、店に着く。8時55分。約30分の道のりだった

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エルメス財団「スキル・アカデミー」の書籍、黒田泰蔵の作品を収めた写真集、ファッションデザインの生態学、ジョセフ・アルバースの作品集、マックス・ビルの展示図録、スキーマ建築計画特集のトゥーマッチ・マガジン。およそ当店らしからぬ並びの本を買い取ったあと、友人が『スヌーザー』などの雑誌を売りにきたりと、きのうは終始にぎやかだった。

ではでは、今日も開店! 当店は連休中も催事なし、通常営業をキープします。

2026/08/07

8/7 店日誌

(堤清二は)セゾンでは経営者として失格みたいに言われたけれども、あのときに様々な地方都市にセゾンの映画館だとか本屋だとかを充実させたでしょう。それによって育った人材は多いよ。/今の三十代半ばから四十代までのクリエーターでセゾン文化によって育った人は多いと思いますね。地方都市でもセゾン系のところだとリブロでいい本があったから(坪内祐三)

8月7日、金曜日。『en-taxi』2005年冬号に掲載された「倶楽部亀坪(亀和田武×坪内祐三)」を読んで、つよく頷く。自分はここで語られるより下の世代だしクリエーターでもないのだが、筑波西武にあった映画館で映画を知り、階下のリブロとウェイヴで雑誌や本、いくつかのCDに出会った。母と兄と観に行った『バック・トゥ・ザ・フューチャー3』にはじまり『スピード』、『ジュラシック・パーク』、『インデペンデンス・デイ』あたりの超メジャー作を観たことをよく覚えてる。

たしか5階が映画館、4階に書店と文具、画材を売る店があり、並びにCD屋もあったはず。各店に明確な仕切りはなく、歩いていると自然と別の店に入ってしまう。子供ながらに、このフロアには文化的気配あり……と感じて、意味もなく歩き回っていた。

つくばエクスプレスの開通に合わせて建設された駅ビルに移ったウェイヴで働き始めたのが、2005年。ちょうど上記した『en-taxi』が発売されたころ。リリー・フランキー『東京タワー』に夢中だったから、この号も読んでいるはずなのだが、どうも記憶が曖昧だ。

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入荷したての本の出足は好調! っと書きたいけれど、実際はそう派手に動くわけでもなく、静かに、少しずつ売れている。お盆の連休からどどーっと動きだす気はするものの、ちょっとばかり不安になる。

今週末も通常営業。本の買取、在庫確認などのお問い合わせはお気軽に。

2026/08/06

8/6 店日誌


8月6日、木曜日。定休日明けの水曜はいろんなものが届く。同時にきたり、別だったり、忘れたころに運ばれてきたりで慌ただしい。まず届いたのが神戸拠点の出版社、和久田書房からの大きな箱でなかにはスズキナオ『捨てた紙、捨てられなかった紙』が入ってる。検品したのち品出し、オンライン・ストア用に写真を撮ってふーっとひと息すると、郵便局員さんが「こんにちはー!」っときて、大量のクリックポストを渡される。手差ユニッツ『メザメザメ 夏』以外は『GO ON(轟音)』12号『Small Book Talk』『SIDE.C Classics』シリーズと再入荷の品々が一気に届いてしまう。

ああ、大変。まあ、でもひとつひとつ、こなしていく。封を解いてなかを確認、写真を撮って、オンライン・ストアの補充を頼んだり。アワアワしつつも、ワアワアと嬉しい気分もこみ上げているから、作業もすすむ。落ち着いたのが正午過ぎ。NHKラジオを聴きながら弁当を食べる。今年も夏の甲子園がはじまるらしい。

メザメザメは毎朝決まった時間に起きている。夏が来た! さあ何をしよう。海へ行く? 山へ行く? にぎやかな声が聞こえてくる。でも静かに過ごすのもいいな。

ざわついた心を落ち着かせるには、『メザメザメ』がぴったり。秋冬春とつづいたシリーズ完結編にして、ようやく季節に追いついた「夏」の表紙はラムネみたいな水色で、目に入れるだけで気持ちがいい。縦長判型に映える4コママンガを読むうちスーッと涼しくなってくる。

午後に届いた箱は京都の〈誠光社〉からのもので、Caffein House『Noy’s Magical Sounds』と島村恭則+畑中章宏『オルタナティブ民俗学』が入っていた。

今日も通常営業。オンライン・ストア〈平凡〉にもご注目ください。

2026/08/05

8/5 店日誌


8月5日、水曜日。先週末に買い取ったレコードを列挙すると、はっぴいえんど『はっぴいえんど(ゆでめん)』と『風街ろまん』、PAPA JOHN CREACH『FILTHY!』、CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL『BAYOU COUNTRY』、DAVE EDMUNDS『EARLY WORKS 1968/1972』、V.A『SANREMO ‘73』、RON STEELE『BRIDE OVER TROUBLED WATERS』、V.A『TRUNK presents THE SUPER SOUNDS OF BOSWORTH(two)』の8枚になるのだけど、針をおろして「これは!」っとビビッときたのは最後の2枚。

「この「明日に架ける橋/ロン・スティール登場は」は、ギターの快いプレイに爽やかな女性コーラスを配したイージーリスニング・ミュージックである」(日本盤解説)と紹介される以上に、このギターの響きはかなり特殊だ。メロウでありつつエキゾチックな気配があって、安易には聴き流せない個性がある(「ドッグ・オブ・ベイ」は名演!)。

後者は、なんというのか、無機質なライブラリー・ミュージックのようでいてソウルフル&ファンキー! サンプリングネタにできそうな箇所が端々にあって、油断できない。ホラー映画のサントラとジャジィなインストが共存する怪盤。いやあ、このシリーズはまったく知らなかった。

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ここでも何度か書いているけど、自分は音楽メディアへのこだわりは強くなくて、レコードやテープ、CDはもちろん、サブスクリプションだってホイホイ使う(ミックス・クラウド、バンドキャンプもたまに)。その時、その場に適した方法で気分にあった音楽が聴ければいいし、そもそも、音質を聴き分けるほどの耳も持っていないのだ。

(いやでも、スカやロックステディ、ダブ、ルーツレゲエはアナログ盤でないと受け取れないものもあって、そうなるとジャズもそうだし、ロックやファンクもなァ……。矛盾のかたまりです。)

では、今日も開店! 来週11日(火・祝)も営業する予定ですー!

2026/08/04

8/4 雑記

午前中、家を出ると風が爽やか。暑いけど涼しい。ぐんぐん歩いても汗だくにはならず、気持ちがいい。店で自転車を回収して、ひとっ走りして帰宅。シャワーを浴びたのち畳に寝転んで、はっぴいえんど『風街ろまん』を流してみると、これがいい! 今までいちばんよく聴こえたんじゃないだろうか。B面を聴きはじめて「颱風」あたりで寝てしまい、蝉の声で目が覚める。

午後、歯医者を終えて、市役所分館によってから昼食。セブンイレブンで買っておいたエリックサウスの新作を食すも、これまでほどの高揚はなし(美味いっちゃあ、美味いのだが)。もういちど『風街ろまん』に針をおろすも、やはりB面途中で寝てしまう。

約2ヶ月かかった前歯の治療もいったん終了。いやはや、長かったようであっという間でもあったような……よくぞここまで直してくれた。先生たちに感謝するのみ。

2026/08/03

8/3 店日誌


8月3日、月曜日。栃木県足利市で開催される「めくるひ」のフライヤーが到着。薄緑をベースにしたナツナさんの絵に加えて、日時、会場、出演者の名前が印刷されていて、格好いい。裏面で詳細を確認すると古本、中古レコードの出店やフードもあって面白そう。主催はインディーズ誌『轟音(GO ON)』を刊行している牧田幸恵さん。会場は〈AND NYC〉で、出演は「てあしくちびる(ライブ)」と「natunatuna(ライブペインティング)」。9月13日(日)の14時から20時まで、ご予約不要とのこと。

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週末、誰がきてくれたんだっけ? いちばんに顔が浮かぶのが、Popeye webの記事(「TOWN TALK)」を担当しれくれた宇都くん。ちょっと前に出かけていたアラスカでのこと、暮らしている横浜周辺のことなど、いろいろ話してくれて楽しかった。他には、ダニエルさん一家、アリさん、増田さん。そうだ! 南極の劇団員、瀬安くんもきてくれた。

草加市のスーパールーキー、ダイキくんは近年の常連で、好きな喫茶店のために草加に住みはじめた粋な男。英語のラップをこつこつ和訳していたり、シブい店を好んでいたりと、彼の話は面白い。

さーて、今日も開店! オンライン・ストア〈平凡〉にもご注目を。