『本の雑誌』2023年5月号

本の雑誌の創刊者である目黒考二が急逝してふた月半。本とギャンブルを愛し、家に帰らず、事務所で本を読み続け、競馬場で馬券を外し続けた目黒考二は出版界に何を残していったのか。

『本の雑誌』2023年5月号が届きました。
さらば友よ！ と題された、目黒考二・北上次郎・藤代三郎の追悼号。三つの名前を使い分け、書き分けた才人の悼む、約130ページの特大ヴォリューム(全232ページは同誌誌上、最大とのこと)。巻頭連載「本棚が見たい！」を読み込んで、椎名誠「本の雑誌を創刊した夜」が目に入って心が揺れて、読み出せずにいる。圧倒的な読書人生を体感できる、総力特集。活字吹雪でお別れ号。

販売価格は1320円(税込)。「古本屋台」など人気連載も、もちろん掲載。