2023/04/15

<PEOPLE'S PARK>開催記念放談 2023 -PART2-


出演者紹介(SPRA、CHIYORI、KRAIT、HOMEMADE RECORD CLUB) 


――さらにライブアクトに植田さんの盟友・SPRAくん。

植田 エスプラくんには期待してて。身近にいて、あちこちで頻繁にライブをやってるし、色んな種類のパーティを見ている。その経験で得たものを見せてほしいと思ってる。堅苦しく言いたいわけでなく、めちゃ盛り上げてくれよ!ってこと。タイムテーブルを発表すれば分かると思うけど、今年はかなり重要な出番になってる

 

 

――植田さんとSPRAくんの関係性って面白いですよ。全然タイプは違うし、お互いに適度な距離感保ちつつ、何かをやるってなったときに絶妙のコンビネーションを発揮する。植田さんにとってSPRAくんならびにOctBaSSという場所はどんな存在ですか?

植田 頼れる友人であり、大事な遊び場。あの界隈に遊びに行くと、自分よりずっと若い人とか、年上の人とか、世代を問わずごちゃ混ぜに出会えるからありがたい。面白いDJをやる人も増えてきているように感じるし、刺激をもらえるだよね。

――近年は植田・SPRAコンビに音楽ライター二木信くん(つくば出身)が合流して、コロナ禍の配信イベント<Our lock down party>を試みたりしていて、良い流れが生まれているなって。

植田 うん、二木さんとは飲んでばっかり(笑)。でも、酔った上での話を実現できたり、それにけっこうな人が反応してくれることもあって、面白い関係が作れていると思う。コロナ禍のなかで立ち上げた<Our lock down party>もね、手応えがあった。突発的に始めてよかったな。ああいう場でのトークって面白いよね。毎度、打ち合わせゼロだし。

――そういった流れの中で、今回DJで出演するシンガーのCHIYORIさんも、つくばと縁が深くなってる印象があります。PEOPLEで買ったCHIYORI×YAMAAN名義のアルバム『Mystic High』もすごく良かった

植田 ねー! あれは素晴らしかった。チヨリさん、ヤマーンさんは去年、近くに引っ越してきて、関係が深まった。ちょこちょこ顔を出してくれるし、自分たちの発信にも興味を持ってくれる。身近にいるのが心強い人たち。チヨリさんのDJはすげードープ! へヴィーなメンフィス・ラップを嬉々として回す人はそう多くないでしょう。ヤマーンさんはマッドサイエンティストみたいでいよね。穏やかだけど、普通じゃない。

 

 

――そんなCHIYORIさんが雑誌『Ollie』の「あの人が注目するフレッシュなユースが知りたい!」という特集でレコメンドしていたのがKANATIMMYの2人からなるDJユニットKRAIT

植田 あの2人は天久保の元気印だよね。あのたちがいるか、いないかでパーティの雰囲気が変わってくるって聞いてる。DJプレイも粒だった音のテクノを聴かせてくれる本格派。だから、ああして雑誌に取り上げられるのは嬉しいよね。

――今回、「PEOPLE’S PARK」の“第3のヴェニュー”としてクレジットされているwear crab〉彼女たちと関係のあるお店なんですか?

植田 そうそう。KANAのパートナーのアキくんの古着屋さんで、DJブースもあだよね。音にも超こだわってる。近隣に古着屋はいっぱいあるけど、あんなに音のいい店はほかにないんじゃないかな。

――OctBaSSから歩いて数秒という立地

植田 〈wear crab〉を会場にしたのはね、なんかあそこでやらせてほしい!って気持ちだけ。聞いてみたら、快く乗ってくれたから嬉しかった。店主のアキくんはOctBaSSDJ、トップバッターを頼んでる(名義はAKI YOSHIHARA)。

 

古着屋〈wear crab〉外観。キュートな看板が目印。


――ラウンジフロアのDISCOSは、イラスレーター/デザイナーのTACT SATO率いる(?)「HOMEMADE RECORD CLUB」の仕切りですね。

植田 ラウンジはもう、タクトくんたちの遊び場でいい。好きにユル〜やってもらうつもり。でもね、変な音楽はいっぱい聴けるはず。結構面白くなると思ってる。ここで、トニー李くんにもDJしてもらいますよ。今回は「SHOWZ&T.G」って名義なんだね。

――最近『AWARD TOUR』っていうZINEを出したデザイナーのShozo Idetaくんとの即席ユニットです。A.G」ならぬ「T.Gイニシャルってだけ(笑)。ショーゾーくんDJやったことないだけどB-BOYなのでヒップホップをかけてもらう予定。

植田 ショーゾーくんのZINEはうちのお店でも買えますよ。その他、ローカルの頼もしいDJたちが各所で盛り上げてくれるので、3つのフロアを行き来しながら楽しんでほしいですね。


(PART3に続きます!)


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