2026/07/23

7/23 店日誌


7月23日、木曜日。先週末はそれなりの来客があり、帰宅するとヘトヘト。シャワーを浴びて、夕飯のちにビールを飲むとすぐにウトウトしはじめて、本を読む余力なし。かろうじてレコードに針をおろしても、片面を聴き終える間もなく寝てしまう。歯磨きもせず、数十分、重たい夢のとちゅうで目が覚める。ハッとして歯ブラシを加えて、ムニュウと粉をひねり出して、しばしゴシゴシ。そのまま布団に入ると即就寝。ああ、慌ただしいっていうか、この状態はなんなのか……。

もう無理!って直観に任せてきのうは休み。午前中の歯医者を済ませて、昼食、買い物をしてから帰宅して「やりきった!」って感じでビールを飲みだすと眠くなる。本を読みつつラジオ、ユーチューブを拾い聴きして、泥のように眠る。思いのほか、疲れてたのを実感する。

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くだらない努力っていうよりも、「つまんない言葉」っていうふうに俺は思っちゃうの。なにか、つまんない言葉で一生懸命言おうとしてる。だから、いつも何かが足りない。(橋本治)

ダラダラしながら読んでいたのは、橋本治・中野翠『ふたりの平成』。1989(昭和64)年の天皇崩御にはじまる対談は、軽いようで、端々で「ん?」と立ち止まらざるを得ない言葉が飛びだすから油断がならない。「橋本治」という不定型かつ巨大な知性におののきながら、読んでいく。

弱い子供でいるよりも、試練という通過儀礼を通して強い子供になったほうがいいと思うんだ。だから、べつに俺は、大人になる必要なんかないと思うんだ。「強くなれた子供」を大人と言えばいいんだからさ。

うーむ、これはかなり重要な定義なのでは。橋本治の本を読み、橋本治の言葉に触れていると、規定の物差を手放す必要性をつよく感じる。あれがこう、これがこう、だから世界はこうなってる。そんな把握をいったんゼロにしないとついていけない。

今日からしばらくは通常営業です。お暇があればお出かけください。

2026/07/22

7/22 雑記

午前中、歯医者と雑務を済ませたのち、自宅休養。読んでいたのは、川本三郎『日本映画を歩く』と橋本治・中野翠『ふたりの平成』。聴いたのは大友良英「ジャズ・トゥナイト」の再放送、古今亭志ん朝の落語など。

2026/07/21

7/21・22 連休

今日は定休日。明日、22日(水)も休みます。

2026/07/20

7/20 店日誌


7月20日、月曜日。早朝の草刈りからのシャワー(めちゃくちゃ気持ちいい!)、コーヒー抽出、朝食をとったのちラジオ体操。全国巡回がはじまって、初日は東京都中央区からの中継。これがはじまると夏休みだなーと感じるのは、子どもの頃からの刷り込みか。近年での習慣化がそうさせるのか。どっちでもいいけど、集まった人たちのばらばらな歌声、かけ声を聞きながらの体操はいつも以上に楽しいのだ。

フォーニー(ニセ)を嫌って、ひたすらホンモノを追求するって、ジャズの感化だ。スクエアな学校教育に比べると、ストリートで学ぶのは、とんでもなくヒップだった。/カッコワルイのは、最低。カッコイイのが、最高の価値。おかげで、ずいぶん生きにくくなった。(佐伯誠)

佐伯誠さんの言葉に導かれるように、ナット・ヘントフ/木島始(訳)『ジャズ・カントリー』を読みだすと、序盤から引き込まれる。こりゃいい本だ。「ぼくはトランペットに首ったけ。ジャズ・ミュージシャンになりたいんだ! 魂をゆさぶるあの響きがたまらない───」、もっとずっと若い頃に読みたかった気もするけど、今でもじゅうぶん楽しめる。瑞々しくって、爽やか! 音楽って最高だよねえ。

そういえば、編集者/ライターの坂崎麻結さんもこの本を薦めてくれていた。坂崎さんは横浜の石川町に住んでいて、会うたびに、町のいろいろを伝えてくれる。晶文社の「ダウンタウン・ブックス」の持つ軽やかさ、爽やかさについて話し合えたのも嬉しかった。

うーん、暑くなったなあ! 3連休最終日も通常営業です!

2026/07/19

7/19 店日誌


7月19日、日曜日。朝食後に聴いたのは『Best Of Roland Alpahnso』と『On The Beach ~The Fabulous PALAGONS Sings Rock Steady Beat』。どちらも絶品なのだけど、書いておきたいのは前者ローランド・アルフォンソの曲名の秀逸さ。「Jazz Steady」にはじまり「Stop The Music」でおわるアルバムが悪いわけがない。根拠なしにそう断言させてくれるセンス、朗らかにユルいジャケット写真にジャマイカ音楽のよい部分がつまってる。ちょいと涼しい風の吹く、今朝の空気にぴったりだった。

この数日で読んだ本は、吉田仁『葉山日記 1992~2001』、佐伯誠/松本祥孝『街の灯』、小林信彦『にっちもさっちも』。パラパラめくって面白かったのは、常盤新平・川本三郎・青山南(共同編集)『ヘビー・ピープル 123』。その流れで、続編『現代アメリカ人物カタログ』も読み出すと発見多数。けっこう驚く。

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きのう、届いたのはダブ平&ニューシャネル+JUKE/19.『DAB-HEI & NEW CHANELL+JUKE/19. Live rec. at TAD 2023. 9.18』の3枚組アナログ盤。パッケージを開けずとも、ただ事でないのが伝わる超強力なブツです。その他、山名昇『寝ぼけ眼のアルファルファ』も久しぶりに再入荷しています。

つい先ほど、「ピープルブックストア日報(2024.11/15~12/13)も届きました。店頭もしくはオンライン・ストア〈平凡〉で何かしらを買ってくれれば、お付けします。これで通算24号目? 25号目? サクライさーん、教えてください。

さあ、連休2日目。陽が出てきたら一気に暑くなりました〜。

2026/07/18

7/18 店日誌


7月18日、土曜日。ピーターさんのラジオ番組の終わりかけに家を出て、歩きだす。今日は涼しい。風もある。犬の散歩をする人、農作業中の人、リュックを背負って歩く人。みんな、心なしか表情が軽い。いやあ、今週は暑かったねえって話し声が聞こえてきそうな雰囲気。その後は車以外とはすれ違わず、大学付近までくると自転車、徒歩移動の学生さんが目に入る。古着屋、焙煎所、カフェを通って店に着いたのは9時30分ちょっと前。

ちょっと前に買った「My Loads Are Light」の新型「Little Dog」の履き心地に驚く。ヘンプ30%/コットン70%の生地は夏向きなのだ。まったく蒸れずで軽やか、爽やかな気分で歩けてしまった。靴下にしては安くないけど、これは優れもの(マジで、履けばわかります)。

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ずーっと暇だったきのう、顔を出してくれたのは絵描きのナツナさん。先週までの京都〈gorey cafe〉での個展中のこと、会った人、気づいたことなど聞かせてもらう。些細ではあっても、こういうやり取りでしか充填できないものもある(と、書いてたらナツナさんが車で店前に停まってびっくり! 野外フェスに寝坊したらしい……!)。

ではでは、今日も開店。お暇があればお出かけください。

2026/07/17

7/17 店日誌


7月17日、金曜日。8時22分に家を出て歩きだす。湿度はあるもののきのう、おとといほどの熱波ではなく、足はそこまで重たくない。車通りの多い道を渡り、住宅街をこえて、いつもとは異なる道をゆっくり歩く。用水路に並行する裏道で聞こえるのは蝉の声、鳥の鳴き声、葉っぱが揺れる音。どこか南方の島に生えてそうな植物が繁っていたり、ツルがくるくる巻きついてたり、意識して目を向けると発見がある。ジワジワと汗をかきつつ、筑波大学に着いたのは8時55分。止まると汗がぶわっと吹き出す。

ATMで入金、ポストに投函を済ませたのち、店までもうひと歩き。9時10分くらいに着いて、ゴミを出し、棚の整理をしているとクロネコヤマトの配送員さんが本を持ってきてくれる。山名昇さんの『寝ぼけ眼のアルファルファ』などが入った箱はずしりと重たい。

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きのうの夕方、店に現れたのは〈シリシリ器〉と〈リ越冬〉の新世代古物商コンビ。後者をインスタグラムで発見して面白いな〜と思ってたタイミングだったから、話せて嬉しい。想像以上に鋭く、語彙も豊富で、刺激を受けた。

明日からの3連休も通常営業! オンライン・ストア〈平凡〉もどうぞよろしく!

2026/07/16

7/16 店日誌


どんなに限られた条件であっても、そこにフットボールがあれば、自ずとそれに見合ったフットボールの環境が生まれ、そして人々はフットボールを楽しむことができる。その事実を、ここマルタで私は実感をつよくする。(宇都宮徹壱)

7月16日、木曜日。数日前にブックオフで見つけた、宇都宮徹壱『フットボールの犬 欧羅巴1999−2009』を読み出すと、これがまあ面白い! 1999年からの10年間で著者がまわったのはスコットランド、アイルランド、ポーランド、ユーゴスラヴィア、イタリア、オランダ、フェロー諸島、エストニア、トルコ、ウクライナ、スイス、旧東ドイツ、クロアチア、シチリア、マルタ、ロシアの16カ国。気骨あるフィールドワークから、大国や大企業に支えられたチーム以外にも選手がいて、それぞれに奮闘していることを改めて知らされた。

身近な友人は日本のプロ野球、大リーグ、ボクシングに注意深くを目を向けていて、いつも彼なりの見解を伝えてくれる。店にくるお客さんは、プロレスに関してたくさんの情報を持っていて、1を聞くと100の答えが返ってくる。フットボール=サッカーだけでなく、スポーツがつくってきた厚みのある文化/風習への敬意は忘れずにいたい。

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いやはや暑い! 自転車で店までくると汗びっしょり。ちょっと作業をするのも大変で、そりゃ店も暇になるわけだけど、開けてりゃ人がきてくれる。客足は鈍くても、サボらず棚に手を入れて、オンライン・ストアも更新したい。やれることをやって、お客さんを待つしかない。

では、今日も開店! 本の買取、在庫確認などのお問い合わせはお気軽に!

2026/07/15

7/15 店日誌


7月15日、水曜日。TREASURE ISLE(V.A)『Hottest Hits Vol.1』、PRINCE BUSTER『The Original Golden Oldies Vol.1』、JACKIE OPEL『The Best Of Jackie Opel』の順で針をおろして、聴きくらべる。まず、ホッテストヒッツはスウィートかつピュアなロックステディ、朝にぴったりの極上体感。つぎのバスターはスカ、なのだけど早くない。のんびり聴けて、「ウォシュ ウォシュ」「エンジョイ・ユアセルフ」「マッドネス」「ブラックヘッド・チャイナマン」など名曲ぞろい。キャラクターは濃いし、メッセージも強めだけど、プリンス・バスターのレコードは聴きやすい。

さて、ジャッキー・オペルは、A面から混じり気なしのスカ・チューン! 速くて暑い、汗と共にある音楽って感じ。声が太くてコブシが効いてて、B面冒頭の「タイム・トゥ・クール」「アイ・ピティ・ア・フール」の連続ソウル曲が絶品。その後につづくスカ曲も全体的に軽くて、ノリがいい。

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草刈りを終えてから、携帯をみると「2-0でスペイン決勝進出!」と母からの速報メールが届いていた。フランスが勝つんだろうな〜と思ってたので、ちょっとびっくり。スペイン×イングランドの決勝になったら渋い試合になりそうだな。

いやあ、それにしても暑くなったなァ……。こんな日にこそ読みたい、読んでほしい本が色々あるので、気が向いたらお出かけください。店内は涼しくしておきます。

今日も通常営業。些細なことでもお問い合わせはお気軽に。

2026/07/14

7/14 雑記


午前中、予約していた歯科医におもむき、前歯の経過を診てもらう。とくだん悪いわけでもなさそうだけれど、やはり治療は必要。何をされているかは把握できなまま、先生に身を委ねる。これも自業自得と観念して、(うーーーーっ)と心の中で声を出しつつ口を開けていた。次回は来週水曜、10時から。その日の開店は13時になると思います。

2026/07/13

7/13 店日誌


7月13日、月曜日。朝いちばんで針をおろしたレコードは、THE TERMITES『Do The ROCK STEADY』。録音当時18歳のロイド・パークスとウェントワース・ヴァーナルによるヴォーカル・デュオは濃いめの味。コクがあり、独特の弾みかたをするリディムと相まって、涼しげなロックステディとは異なる個性を感じる。頼れるアンチョコ『The ROCKSTEADY BOOK』によれば「主張が薄めで気怠さのある二声コーラスと、ロックステディ・トラックの相性は抜群だ」とあり、わかる! ……ようで、自分の印象とはちょっと異なる気もする。

A面1曲目の「Do The Rock Steady」間奏で現れるピロピロ鳴ってる鍵盤のニュアンスが素晴らしい! 異物混入の気配がありつつ、曲自体の幅を広げている。長久保寛之さんが追求する「ロック・エキゾデリック・ステディ」に通じるものがあると思った。

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どこの誰が書いたのかわからないこの日記を読み終えたとき、最初のヤバイものを見つけた、という興奮とはまったく違う文学作品を読み終えたときような、心に軽く残る痼りと爽快さを感じた。(田口史人)

旧〈円盤〉=現〈山の湯〉の田口史人さんの文庫3種(『と豆腐軒の想い出』『あんころごはん』『店の名はイズコ』)がそろって再入荷! 3刷となった作者不明の日記『創作』、代田橋〈バックパックブックス〉が編集した『Small Book Talk』も届いています。

曇天の上に高湿度、どうにも身体が重たいですが、今日も通常営業です。

2026/07/12

7/12 店日誌


7月12日、日曜日。合縁奇縁。中学3年のときのクラス文集の題名は、友人のエンドウくん(あだ名はエンドゥー)が名付けたはずで、言葉の響きがいいなーと思ってた。意味を検索すると「人と人とが気心が知れるのも、思いがけない不思議なめぐり合わせによるものであるという意味の四文字熟語」とある。なるほど、エンドゥーとは中1でも同じクラス、ウエダとエンドウで出席番号も近かった。部活も、体育祭でも同じチーム。エンドゥーはデカくてオレはチビ。家に泊めてもらったこともある。おおらかでやさしい彼にずっと甘えて、いろいろ面倒をかけたよなあ。いまさら反省しても遅いのだけれど。

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店で、坪内祐三『四百字十一枚』を読んでいると、茶色のボルボが停まる。ん? と目を向けると、アンビルさん。挨拶もそこそこに買取の本が5箱、運び込まれる。主に状態を見て、買えるものを抜いていく途中、1冊の本に手が止まる。『書書周遊』。パラパラとページをめくると面白そうだ。残念ながら三方に黒ずみ、いい状態とはいえないのだが、手元に残してみようかと考える。

作業が落ち着いたのち、『四百字十一枚』に目を落とすと、なんと『書書周遊』が出てくるじゃないか。「国内「亡命」者の遺した珠玉の雑文集」と題された短文の中心に置かれるのは歴史家の萩原延壽。「素晴らしく読みごたえのある評論的書評集」「文章に芸というか華があった」と書かれるならば、読まないわけにはいかない。

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午後、シナさんとネモトさん、コウゲさんがきてビールを置いて去っていく。入れ替わるようにニッタもビール、常連のお二方からもビール、さらに友人ダニエルさんが袋にたくさんのビールを持って現れる。オワオワ言いつつ、話がはじまり、陽が暮れる。主な話題はワールドカップ、ハーランド、アンドリューWK。

今日も通常営業です。お暇があれば、お出かけください。

2026/07/11

7/11 店日誌


7月11日、土曜日。母からメールが届く前、NHKのラジオでスペイン×ベルギー戦の結果を知る。そっか、スペインか……なんの恨みもないし全く嫌いなわけじゃないけど、個人的にはベルギーが勝ってくれた方がよかった。とはいえ、ようやくベスト4が見えてきたわけで、長かった大会もようやく終わりが見えてきた。このままの流れで、決勝はアルゼンチンとフランスが戦うことになるんだろうか(残ってるなかでは、イングランドにがんばってほしいなーと思ってる)。

きのうの「バッペ」と同じ話なのか「プーチンはプーチン」みたいだよ、と母からメールがくる。別の友人は「エムボマはエムボマってことですかねー」と伝えてくれた。こういう話で盛り上がれると、なんだか嬉しい。

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急に暑くなったからかな、おととい、きのうは激鈍の客足。ビールでも飲もうかなーって頃に来てくれたのはムーちゃん。ヘンリー川原のCD数枚と中古LP、届きたての『RIDGE』も買っていく。好きなものは好き! ハッキリしてても、多くは語らない。そういう友人、お客さんに救われている。

今日も通常営業! オンライン・ストア〈平凡〉にも動きがあります。

2026/07/10

7/10 店日誌


7月10日、金曜日。母親からのワールドカップ速報便、まずは「フランス×モロッコは地上波放映なし!」ときて「フランスの勝ち!」「エムバペとデンゲケとかがゴールだって」とメールが続いた。DAZNを契約している兄経由の情報らしいのだけど、なるほどーっとしか返せない。まず、大会が長い! んで、聞こえてくるのが金のこと、不当介入、VAR判定で、どうにも白ける。母と兄とのやり取りは楽しいのになあ、大会自体のうさん臭さが先立ってしまうのは何なんだろう。情報過多の弊害なのか。

そういえば先日、アメリカ人の友人にエムバペ選手ってなんて呼べばいいのかなーと尋ねたら「バッペ」が正しいみたいだよーと応えてくれた。ムは発音しないくらいで、バッぺというのがいいみたい。ジンバブエ出身の人が教えてくれたと話してた。

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それにしても暑くなったなァ……10時36分現在、冷房はいれてないんだけど、これでお客さんがきちゃったらいれないよねえ。ワールドカップ開催中の北中米大陸はもっと暑いんだろうし、選手たちも大変だよなあ(審判も線審も関係者、誰彼も)。

とりあえず、開店! いろいろ入荷があるので、ぜひご来店ください。

2026/07/09

7/9 店日誌

7月9日、木曜日。玄関をでたのが9時8分。燃えるゴミと溜まった枯草をゴミ捨て場に捨てて、歩きだす。お茶畑、水田を越えたところで、幼稚園に子供を送り出すお父さんとすれ違う。おそらく東アジア系の方、軽く会釈をして、ぐいぐい進む。材木店、商店跡地、大きめの農園を左手に折れたところで筑波大に合流。バス停、校舎、スターバックス、図書館から郵便局。ATMにお金を預けて荷物を発送すると、いやまあ暑い! 汗がぽたぽた垂れてくる。自転車店、古着屋、焙煎所、コンビニを過ぎて店に着くと、9時46分。約40分の道のりだ。

ラジオをつけるとプリンス「ポップ・ライフ」が流れてて、安西肇さんがウヒャウヒャいいつつ解説してる。「ウィー・アー・ザ・ワールドも最初にプリンスに頼めば、断らなかっただろうにねえ」とか、楽しそうに話してて、妙に嬉しくなる。

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きのうもたくさんの本を買い取った! 単行本、文庫、雑誌に加えてCDとDVDも。しっかりと査定して金額を伝えると快く承諾してくれる。石井さん、わざわざ運んでくれて、ありがとう。今後ともどうぞよろしく。

今日も通常営業! こう暑くなると、アイスが食べたくなりますねえ。

2026/07/08

7/8 店日誌


7月8日、水曜日。早朝に届いていた母親からのメール速報によれば「アルゼンチン対エジプト、エジプトが2点のリード、しかし2-2に追いつき、3-2でアルゼンチンの勝ち」とのこと。テンションが下がってきてるのはアメリカ大統領の介入に加えて、VAR判定などの煩雑さ、スッキリしない試合展開ゆえだろうか。今のところ、一番の盛り上がりは4日前のカーボルデ×アルゼンチンだったのは間違いない。大会が進むごとにモヤついていく空気を間接的に感じているんだけど、実際のところはどうなのかな。

ラヴァーズロックのコンピレーション、リー・ペリー、パラゴンズと気の向くままにレコードをかけていく。今朝の空気は気持ちいい。庭の草刈り、ラジオ体操、コーヒー抽出のルーティンを普通にこなせるのが何よりも嬉しい。

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これはもう梅雨明け!? この気温でオススメしたいのはNOOLIO『SIDE.C Classics』vol.9Dove『LATE NIGHT』『NO PROBLEM』。それに次いで、HAPPFAT『MELT 7』になるのかな。いずれにせよ、暑い日に合うのは間違いない。

今日も通常営業です。オンライン・ストア〈平凡〉もどうぞよろしく。

2026/07/07

7/7 雑記

9時半に予約していた〈Bespoke〉で散髪を終えて、母親からのメールに気がつく。「ヨシッ!! ベルギーやった〜、4-1!!圧勝だぁ〜」とあり、当然の結果だよなあと安心する。開催国とはいえ異例の強権発動に、多くの人がベルギーに肩入れしたわけで、なるようになったというべきか。個人的に気になる選手、ルカクも点をとっていた。

今日、読み終えたのは、色川武大『友は野末に 九つの短篇』。その後で手に取ったのは、川添登『今和次郎 その考現学』。どちらも〈ブックセンターキャンパス〉で買った本である。

2026/07/06

7/6 店日誌


7月6日、月曜日。母親からのワールドカップ定期便、今朝は「ノルウェーがブラジルに勝ち! 2-2!」と届いて「おお!」と返信、でも待てそれはドロー、もしくはPK決着? ってことかなーと思ってたら「2-1だった! 興奮して間違ってしまった」と追加便。テレビはなくネットで細かチェックしてるわけじゃない自分には、これが最速の情報だ。ありがたいし、何とも面白いやり取りなんだよなあァ(身近のサッカー友達、新田は開催前からノルウェーがやるのでは……と言っていた。さすがの読みである)。

今のところ、有力なのはアルゼンチンとフランスか。それについでモロッコ、ノルウェーあたりが波乱を起こす気配があるのかな。開催国のひとつ、アメリカの可能性もゼロじゃない気もする(とか書いたあとで、レッドカード取り下げ?? それはさすがにマズいんじゃないか)。

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きのう届いた新刊は、茨木のり子 全日記Ⅰ』。「医師・三浦安信と結婚した1949年11月、大学ノートに日記を書き始めた。1955年からは日記帳に、詩人たちとの交流、書いた詩のこと、日々のこと、晩ごはんのおかず、映画や演劇の批評、読んだ本、世相のことを綴った」とは、版元〈Katsura Books〉の解説から。

今日もいつも通りに開けてます。本の買取、在庫確認などのお問い合わせはお気軽に。

2026/07/05

7/5 店日誌


7月5日、日曜日。ライオネル・ハンプトン、テンダー・リーフ、アーチー・ベル&ザ・ドレルズ、ジョニー・キャッシュ、ジュン上久保、等々のレコードを売ってくれたのは常連のイシワタさん。査定、了承、支払の流れがスムーズで気持ちがいい。買い取ったのは、積極的には手にしないレコードが多い。超名盤といわれていても、聴いてないものがあり、きっかけがないまま素通りしてきたものもあり。イシワタには、いつもいい機会をもらっている。

てなわけで、今日はレコードの試聴、値付けをしながら営業します(隣のカフェで再生機を借りてきたのだ……)。

2026/07/04

7/4 店日誌

もし、この訳者あとがきを先に読んでいる人がいれば、教訓や思想はないかもしれないが、この小説がとにかく心底面白いということをまずはお伝えしたい。(桑田光平)

7月4日、土曜日。国書刊行会が手がける「アフリカ文学の愉楽」がとてもいい。在庫しているのは、アラン・マバンク/桑田光平(訳)『割れたグラス』とミア・コウト/伊藤秋仁(訳)『夢遊の大地』なのだけど、全6巻構想のようなので、このあとに4冊の刊行が控えてる。アフリカ文学ってだけで特殊だし、値段も安くないから手を出しづらいかもしれないけれど、この叢書はなかなか気が利いているのだ。まず見た目がカッコいいし、本好きを刺激する工夫も散りばめられている(装幀の羽毛田顕吾さんは谷中〈ブーサンゴ〉の方らしい)。

これら「アフリカ文学の愉楽」を仕入れるきっかけをつくってくれたのは、常連のイシガミさん。国書刊行会の本が読みたい! と伝えてくれなければ、たぶん遠巻きに眺めていただけだった。ワールドカップでのアフリカ勢の奮闘もあり、どうも他人事じゃない気がしたのも要因ではあるのだけれど。

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朝、携帯電話に届いた母親からのメールに「カーボルデ凄すぎ! 2-2の同点!」「凄い試合だったよ」と書かれていて、ちょっと悔しい。できれば、その試合は生中継で、フルで観たかったなァ……。ともあれ、これでようやくベスト16が出そろったのか。

ではでは、開店! オンライン・ストア〈平凡〉もどうぞよろしく。

2026/07/03

7/3 店日誌

7月3日、金曜日。小山市〈円盤ペニンシュラ〉で買ったもう1枚は、DENNIS BOVELL『THE DuBMASTER The Essential Anthology』と題されたトロージャン企画の編集盤。Disc1には「Dennis Matumbi」「Dennis Bovell &The Dub Band」や「African Stone」名義のルーツ・レゲエ/ダブが選曲されていて、Disc2には「Janet Kay」「Errol Dunkey」「Marie Pierre」「I Roy」といったアーティストに提供(楽曲プロデュース)した曲が入ってる。こちらはラヴァーズ、ダブを中心にした柔らかめの12曲。

デニス・ボヴェルさんがやっぱりすごい重要な動きをしていた。70年代後半になってからマトゥンビでアルバム出したり、リントン・クウェシ・ジョンソンと一緒にレコード作ったり、あとスリッツとかポップ・グループのプロデュースしたり。(石田昌隆)

個人的にはデニス・ボヴェルといえば石田昌隆さん、ハーポ部長が編んだ『本のコミューン』。この本がでた去年の春頃、ラヴァーズ・ロックのレコードを多く扱いはじめて、デニス・ボヴェルの作品を意識的に聴き始めた。いまだ分からないことは多いけど、ラヴァーズ特有の質感は、掴めてきた気がしてる。

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きのうは長雨になるかと思ったら、意外にもパタリとやんだ。夕方前からお客さんもチラホラ来はじめて、最後は常連にして友人のイケちゃんも現れる。お約束のビールにはじまり、まあまあの量のCD、本を売ってくれる。その上で、支払分と同額(+α)の買い物もしてくれるから、ありがたい。次回も期待してますよ。

ではでは開店! 今日は12時〜13時でちょいと外出する予定です。

2026/07/02

7/2 店日誌

7月2日、木曜日。ポパイウェブでのミニコラム連載「Town Talk」4話目のテーマは「ぼくの天久保散歩地図」。歩いて回れる距離に小さな店が集まってるのが天久保地区の特色で、天気がよければ公園で寝そべれる(←かなり重要なポイント)。カフェ、古着屋、パン屋、美容室、定食屋、バー、ギャラリー、レコード店が点在してるエリアはつくば市内では珍しい。他よりもいい! とか、自慢の町! ってわけじゃなく、車がなくてもこんな感じで楽しめる地区なんですよーってことが書きたかった。

先月から今月、雑誌掲載がいくつかあり、いま載っているのは「散歩の達人」と「&premium」。どちらもコンビニ、新刊書店に置いてあるので、気になれば手に取ってみてください(小声でいいますが、立ち読みでいいと思います)。

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ワールドカップはオランダ、ドイツ、エクアドル、コートジボワール、コンゴ、スウェーデン、南アフリカに加えて日本も敗退。だいぶ長くやってるなーと思うけど、ここまできて、ベスト16。決勝までいくチームは大変だろうなあ。

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朝から雨。こんな日はオンライン・ストア〈平凡〉をご利用ください。届きたての新譜は、ANJI『わたしのすき』。ニューエイジとくくるのは違うと思うけど、アンビエントってわけでもない。コンピューマ氏のプロデュースが効いてます。

今日も通常営業。本を読みつつ、ご来店をお待ちしています。

2026/07/01

7/1 店日誌


7月1日、水曜日。きのう〈円盤ペニンシュラ〉で買ってきた、DUB SPECIALIST『ROOTS DUB』は妙である。印刷されているのは両面とも「STUDIO 1 DISCO」「THE ORIGINAL」「RIGHT AROUND THE WORLD」「TODAY’S SOUND TODAY」「PRODUCED BY C.S.DODD」「MADE IN JAMAICA」の文字のみ。パッと見では12インチ・シングルみたいな簡素なスリーブ。レーベル面に曲の記載があったからLPだと認識できたけど、なんとも奇妙な佇まいなのである。そもそも、DUB SPECIALISTとは何者なのか。

ダブ・スペシャリストとは、おそらくコクソンが自らミックスを行っていた名義(シルヴァン・モリスという説もあるが1972年前後にはコクソンと袂を分かっている)。

河村祐介(監修)『DUB入門』には上記のように書かれていて、インターネット上ではコクソン・ドッドとシルヴァン・モリス両者の名前を並置しているものもある。なんとなく有力かなと思うのは〈STUDIO 1〉内でダブ・ミックスされた音源に被せる名義なのでは、という説。さて、これは簡単に解ける疑問なのだろうか。

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NOOLIO『SIDE.C Classics』vol.9が到着! 当店の夏の大定番、人気シリーズの最新作。ボレロにはじまり、ロックステディ〜レゲエでタメをつくって、ラテン〜スパニッシュからダブへと流れる。この展開に宿る厚みはかなりのもの。単に曲を繋げて「どうでしょう?」てなノリとは大きく異なる。

月が変わって気分一新! オンライン・ストア〈平凡〉もどうぞよろしく〜!