大人がやるようなことを機械が代行してくれて、わりと簡単に処理できるようになっちゃったから、子供が大人を畏れる理由がないんです。しかも大人はそんなにカネを使ってくれないけど、若い少年少女はバカみたいに平気でカネ使っちゃうというのがあるから、そこに合わせて、ケータイの基本料金も安くしましょうと。(橋本治)
おととい、きのうに続いて、橋本治を読んでいる。手元にあるのは2019年に逝去した橋本治を追悼する文藝別冊『橋本治』。奥付によれば2024年3刷、こつこつ増刷されている! うーん、これはいいことなんじゃなかろうか。ロング・インタビュー「どこまでみんなバカになるのか」(取材・構成/「熱風」編集部)はもうちょっとだけでも多くの人に読まれてほしい。
橋本さんはこの「流される速度」に少しだけ手を加えた。加速したのである。数行のうちに一年が経ち、頁をめくると十年が経っている。「だって、普通の人の人生なんて、そんな感じのもんでしょ」と言わんばかりに。(内田樹)
上記の一節に触れて、頭を打たれたような感覚をおぼえる。そう、あっという間に時間は過ぎる。人生は流れていく。ここでの「加速」は橋本治の小説内での話なのだけど、実際の時間にもあてはまる。「自分の頭で考えろと言ってもね、他人の頭が考えたことをなぞるのが精一杯、というのが普通の人間です」って言葉を伝えるのは松家仁之。ここもガーンとなりますね。
さあ、今日も開店します! いろいろ入荷がありますよー!
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