2022/12/12

高松出張記②

12月11日。朝方、小用で何度か目が覚める。6時頃に琴電が動き出し、踏切の音が響く。サッとシャワーを浴びて着替えを済まし外に出る。なんとなく周辺を歩いてみる。古い喫茶店を見つけて入ってみると、モーニング500円。ちょうど良い。コクアに戻るとハップさんも起きてきて、少し話す。それぞれに動き出して、9時頃には準備完了。開店の10時までコーヒーやモーニング(二度目!)を頂く。

開店後、少し疲れて自分は2階に上がって横になる。しばしウトウトとして、お昼前。下に降りると毎日来ている常連のオジサンとハップさんが楽しそうに喋っていた。しばらくお客さんも来なそうなので、自分は街に出る。昨夜歩き回ったあたりに行ってみて、ようやく土地勘めいたものを得た気になる。〈ルーツ・レコード〉を見つけるが、深入りを避けるため、通り過ぎる。〈本屋ルヌガンガ〉に着いてすぐ、ハップさんから来客ありとのメールが入って急いで戻る。

女性、男性、それぞれ一人ずつ、わざわざ本や音源を求めて足を運んでくれる。会計しながら話をして送り出す。その頃、DJ担当のU–TAくんもくる。そこから数時間、のんびり、まったり、ウトウトしたり本を読んだりして過ごす。14時半頃に「植田さん、うどん屋に行くなら今しかない!」とハップさんに呼びかけられ、簡単に道を聞いて店を飛び出す。教えてもらった〈ゴッドハンド〉(すごい名前!)でかけうどん、中盛り。トッピングなし。出汁の効いた味わいで一息にすする。常連さん多めの雰囲気もよく、大満足。

その後、いったん店に戻って中休み。午前中ゆっくりできなかったルヌガンガ再訪。ゆっくり本を見る。「素敵な本屋さん」を体現した店、音楽、暖かみ。子供が多くともしっかりケアをしてやさしく見守るスタッフさん。ああ、うちの店とは大違い。面白いなあと思いながら、本を2冊買う(バーゲンブックで失礼……)。

(③につづく……はず)

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