12月17日。朝は当然起きられず。風呂に入ったのち近くのドトールまでコーヒーを買いに行く。ゴンチチのラジオ「世界の快適音楽コレクション」を聴きながらぼーっとする。10時前に勝どきを出て、大江戸線で代々木まで行く。前回の出店、滞在時に会得したこの方法だと、人混みに巻き込まれずに会場に入れる。散歩がてら歩けるのも、嬉しい。
会場到着後、店を整えているときに曽我大穂さんが来て、昨晩の公演に関しての意見を交わす。11時半開場。経験上、1日二回公演の昼の部は静かである。子供が多いし、本に意識を向けてくれる人も少ない。無理せず、椅子に座って本(笠原和夫『破滅の美学 ヤクザ映画への鎮魂歌』、メチャ面白い!)を読んでいると、ぱらぱらと人が来る。今年5月の昼公演に比べるとだいぶマシ。すぐに買わずとも気にしてくれる人もいた。何人かのお客さんと話をする。
さて、第一部。昨晩より要素を減らして、大人の雰囲気。攻める部分もあり、集中して見ていられる。舞台上の異物として機能する演者がいると面白みが増すように感じる。休憩を経て、二部に入る。このステージは、もう子供の遊び場! 大穂さんが積木を始めるとぐいぐい子供たちが引き込まれる。ステージ遠くからも吸い寄せられるように集まってくる。観ていて、さほど嫌な感じはしなかったけど、この絵面が流布するのは避けた方がいいだろう。昼の部を設けることは、子供参加型のステージを作ることじゃない。人は簡単に誤解する(と言うか、都合よく受け取る)から。
とは言え、初日より密度の高いパフォーマンスに安心させられた。
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