2024/01/03

1/3 雑記

2023年を振り返る。一昨日3人、昨日5人、今日5人。明日もう1人分の記事を掲載するので合計14人。一昨年に突発的にはじめた企画ではあるのだが、なんとなく認知度が増えているような感じもあり、いまのところ依頼した誰もがこころよく参加してくれる。まあ、企画の認知度よりもなんか面白そう! という反射なのかもしれないけれど(それが嬉しい)。

企画者であり編集者として関わっている立場としては、いちばんの読者になれるのがうま味と言える。さすが、うまく書くなあ! とか、ラフだけどポイントは押さえてるなあ……とか、いろいろ言葉をめぐらせながら、読んでいる。

昨日は、小林信彦『映画×東京 とっておきの雑学ノート』を読んでいた。

                                  

15時の追記

オイオイ、参った。映画『パーフェクト・デイズ』にまったく乗れなかった。下北沢のレコード屋と石川さゆりの飲み屋のシーンなんて目を伏せたいほどに陳腐だった。いい曲しか流れない音楽にはほとほと疲れた。古本屋のババアはいちいちうるさい(大体さあ、役所広司は本を読みながら会計すんなよ!)。さも文学的なようでいて、文学性はどこにも宿っていない。ヴィム・ヴェンダース監督はどうなのか分からないけど、日本側の製作陣は本などまともに読んでいないのでは。

最後の最後の「KOMOREBI」にもガックリきた。なんだ、あれ! 「OMOTENASHI」っかつーの! 日本的情緒のアピールもいい加減にしてほしい。広告的演出が俺は大っっっっ嫌いだ。

でもね。かばうわけではないのだけれど、映画館で観られて良かった。自室でDVDで観てしまっていたら途中でやめてたよ。映画館で映画を観ると、やっぱり得るものがあるんだな。1年以上サボってしまっていたから、余計にそう感じる。

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