2024/03/03
『beyond』(CD-R)
『DANCEHALLDAZE』
ダンスホールレゲエ 世の中にはまだあまり知られていなかったけど色んな意味でぶっ飛んでいてすばらしい 何より「場」に「何かが起きそうな感じ」がすごい充満していた気がする
iGa-c『DANCEHALLDAZE』が届きました。
2009年に刊行された写真集のデッドストックが発掘され、当店のみの限定入荷。iGa-cこと五十嵐一晴がとらえた1998年ころの横浜ダンスホール・レゲエの現場はモノクロながら熱気ムンムン。被写体にもエネルギーが満ち満ちていて迷いがない。なんと言っても貴重なのは、1999年10月におこなわれた「WORLD CLASH ‘99」の模様が収められていること。マイティ・クラウンが世界一になった瞬間が記録されているのはこの本だけなのでは……(ここでも詳しく書かれています)。
販売価格は2000円(税込)。オンライン・ストア〈平凡〉でも販売します。
3/3 店日誌
3月3日、日曜日。昨日は、二日酔いで夕方頃まで調子がわるかった。椅子に座っているので精一杯。そんな日に限って、来客が多い。買取依頼の本の査定をしながらお会計を何度か繰り返すと、知人の来店がつづく。パン屋のスガワラさん、自転車を直してくれているヨシオさん、那須で書店を営んでいたイシイさん、などなど。彼、彼女たちと話すうちに調子もよくなる。
自作の小説冊子を持ってきた若者たち、高校2年生の2人組(うち1人はなじみのお客さん)は、さわやかな空気を運んでくれた。悶々とすることもあるだろうが、それも若さ。今、好きなもの、夢中になっていることを大事にしてほしいと伝えて送り出す。しっかり本も買ってくれたのも嬉しく、ありがたい。
天気のいい日曜日。お散歩、お出かけついでに覗いていってほしいです。
2024/03/02
2024/03/01
『塔本シスコ 絵と絵の人生』
副迫弥麻・他『塔本シスコ 絵と絵の人生』が届きました。
うーん、これはすごい! とっても気分のいい本だ。既存の画集とは一線を画す、めくるめくシスコの世界に浸れるポップでビビッドな“評伝画集”って紹介に偽りなし。1913年の出生から2005年の逝去まで、絵を描き続けた塔本シスコの生涯を追いかけながら、ときどきの作品をバーンと掲載。熊本弁で語られるシスコさん自身の言葉も魅力的で、手に取ってページをめくりはじめた途端にぐいっと引き込まれます。
販売価格は3300円(税込)。同版元の『染織工芸家 浦野理一の仕事』も同時入荷。
『染織工芸家 浦野理一の仕事(小津映画のきもの帖)』
『染織工芸家 浦野理一の仕事』が届きました。
小津安二郎監督作品(『秋日和』『小早川家の秋』『彼岸花』『秋刀魚の味』)に出演した俳優への着物を提供した浦野理一の仕事をひもとく豪華な一冊。浦野の住んだ北鎌倉の家、小津からの手紙、映画の台本、イメージを記したノートなどの図版をたっぷり収めながら、編者による解説文とふたつの寄稿で構成。しっかりした造本と内容で、年月に耐えうる美意識をたたえています。
販売価格は3960円(税込)。同版元の『塔本シスコ 絵と絵の人生』と同時入荷。
3/1 店日誌
3月1日、金曜日。ガラッとドアを開けて、入ってきたのはひとりの女性。入店してすぐ「版元なんですが……」と1冊の本を差し出す。はァ、とあっけにとられて受け取ると、ずっしりと重たい。小津映画、着物なんて言葉が目に入ってページをめくると、しっかりした内容なのである。時間をかけて目を通して、いやあすごい。立派な本です。でも、うちはこんな店だから……と断るつもりで本を返す。
ねばられたわけじゃない。でも、話が止まらず、実はもう一冊と出されたのが、塔本シスコの本だった。表紙がなんとなくレインコーツっぽい。いいなあと思ってみ始めると、ぐいぐい引き込まれる。取引条件をきくと実に良心的。じゃあ、せっかくだし買い取りますと各1冊ずつ、合計2冊分のお金を渡した。
断る気まんまんだったはずが、買い取ってしまった。でも、どちらもすごくいい本で、後悔も苦渋もない。むしろ、教えてくれて感謝したい。〈katsura books〉の織田さん、ありがとうございました。
今日は15時、明日明後日、明々後日は13時開店。お暇があれば、ご来店を。